雲仙観光ホテル 宿泊記
今更ですが予約したスタンダードプランは
霧のヴェールに包まれてin UKH
〜水無月〜
19時からでお願いしました
食事場所はフロント前を過ぎ
数段あがった場所にあるDining
その広さ約200畳
お料理を提供することはもちろん
ダンスパーティーも開かれたこの場所
唯一、後悔したこと
もっとも、こんな広いダイニングに
たった3組の宿泊客。対して
ビシッとスーツ姿のギャルソンおふたり
季節ごとに変わる旬の食材、その時々で
コースのメニューが変わるそうです
水無月のコースは
〜Souvenir〜
スヴニール
飲めないワタクシ
橘湾産蛸と枝豆フリット
外カリッ中もちもち、ふわふわ
目でうったえなくても、お願いしなくても
タイミングを見計らって
おかわりのパンを運んで下さった
クールなギャルソン
鯵/車海老/烏賊
Colorful 目で楽しむ アートな一品
艶やかRED
スパイシーYELLOW
やさしい鯛に刺激的なスパイス
メインのお肉料理は2種類からCHOICE
一口ずつ野菜とお肉
交互に味わいながら食べてたんです
ヒリヒリ ビリビリ 痛みというより痺れ
えーなに?なんか盛られた?
あ、あ、あたしだけ?
シシトウじゃなくて青唐辛子だった?
肉の味はどこぞへ消えてなくなり
口の中は相変わらずビリビリビリ
様子をいち早く察してくれたギャルソン
「どういたしましか?」
黙ってシシトウを指さす
「申し訳ございません ごく稀にあるんです
当たってしまいましたね」
振りかれえば、それも思い出
落ち着いてから半分残ってたお肉
しっかり味わえたから良かったんだけど
「早めにお口直し お持ちしますね」
アヴァンデセールとはフレンチなどの
コース料理でデザート前に一口分の
大きさで提供される小さなデザートのこと
最後に待っていたサプライズな演出
テーブルサイドまでパティシエ自ら
ワゴンで運んでくださる
目の前にこんなにあると決められない
どう考えても 無理だ
微笑みながら パティシエ
「大丈夫ですよ 全種類 選ばれる方も大勢
いらっしゃいます 如何でしょうか?」
はい じゃあ 全部お願いします
伝統的なフレンチと
雲仙のこだわりの素材が融合した
「雲仙キュイジーヌ」
高い天井と磨かれた木の床が印象的な
ダイニングルーム+大人のおもてなし
最高のフレンチディナーになりました
(フレンチのトラウマが解消された安堵感 ホッ)
ダイニングからのロビー
帰る前に寄ってかないとね
ホテル創業以来、時を刻み続けてきた
歴史あるBARは木彫で統一された
オーセンティックな空間
残念ながら
床のシックなタイルは地元の
窯元で1つずつ丁寧に手焼きされたもの
同じものはひとつとしてないそうです
ビリヤード、出来ないけど
これなら出来る やるわよ ピシッ
珍しく刺さったことに驚いた
お風呂の後はそれぞれ
好きな場所で、好きなことをして過ごす
霧のヴェールに包まれて
雲仙の夜は更けていくのであった