どこもかしこもクラシカルモダンな
雲仙観光ホテルの館内ですが中でも
印象的だったのがホテルの顔でもある
“ロビー”でした

 
九州夏旅 2日目⑦ 雲仙観光ホテル 館内
 
と、その前に同じ2階フロア
階段をあがってすぐ正面にある部屋が
昭和天皇皇后両陛下や数々のVIPに
愛されてきた特別室
ここだけ空気が違うんです 本当に

 
細かいディテールにまで趣向を凝らした
威厳のあるお部屋は84㎡
宿泊することも、可能だそうです
ちなみに おひとり様100000円

 
雲仙観光ホテルが誕生したのは
昭和10年10月10日
観光とは「国の光を観ること」
日本の旅行業界の旗手となるべく
雲仙観光ホテルは日本で初めて
「観光」という言葉を冠したそうです

 
憧れてはいたものの、正直なところ
不安でいっぱいだった それは「観光」の文字
「観光」で思い出すのが「赤倉観光ホテル」
二の舞になるのだけは避けたい
避けたいけど
でも、泊まってみなきゃわからない
「観光」という名に懸けてのリベンジ
結果は後ほど
2階から階段を降りてロビーへ
この角度は何度 見ても息を飲む美しさ

 
梁と梁の間
天井の丸い照明は、暗過ぎず明る過ぎず
ロビーの雰囲気とあっていて
個人的にお気に入り


登録有形文化財
第42-0019号


ロビーから廊下を奥に進むと

 
撞球室映写室
紳士淑女が集う大人のモダンな社交場

 
目が輝いたのを見逃さなかった

 
 ちょっとやっていい?
どうぞ どうぞ

 
ウィリアム・モリスの椅子に座り
黙って見ている淑女
数字穴に入れようと苦戦する紳士

 
剣と盾をモチーフにしたステンドグラスに
敷き詰められた真紅の絨毯
ノスタルジックな大人の社交場
撞球室 10:00-22:00

 
お隣は図書室 LIBRARY

 
文学集や写真集など1500冊以上

 
都会の喧騒を離れた静かな空間
やわらかなライトの光と自然の明かりで
好きな本を、好きなだけ
 
好きな場所で読みふける
本に飽きたらゲームをしてみる
それでも飽きたら 何もしなくてもいい
ただ座って。それこそ 贅沢の極み
図書室 7:00-22:00

 
私たちが思い描いたのは
泊まるのではなく「ホテルに暮らす」
たとえ1日だけだとしても
心地よく暮らしていただけるホテルとして
(雲仙観光ホテルパンフより抜粋)
出来ることなら、1日と言わず1週間滞在したい


そっかー梅雨時期だって関係ないんだ
部屋で、社交場で、ホテルで過ごす
贅沢な時間
納得
晴れ晴れ今日から8月晴れ晴れ
東北地方の梅雨も明け 日本全国
短い盛夏突入 ご無理なさらず
ご自愛ください
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