年末の旅
「点と点 雪と霰 たまに湯」
ひとつめの点は群馬県 法師温泉
ふたつめの点は新潟県 瀬波温泉
ふたつめの点を
瀬波温泉に決めた理由の1つがここ
「高さ40mの親鸞がお出迎えするここは
知る人ぞ知る人気温泉スポットでもある」
これは いつか行かねばなるまい
そう思いつつ早数年
もうひとつの点を瀬波温泉にすれば
親鸞さまに会えるじゃん
という、単純な理由で決めたのだけれど
寺泊から 吹雪いたり 晴れたり
霰が降ったり 目まぐるしい天候に
思いのほか 時間がかかり
と、焦りまくったけど、ギリセーフ
鎌倉時代に活躍した親鸞聖人は
浄土真宗の基礎を作ったえら〜いお坊さん
遠目で見ても怖いけど 間近で見ると
更に怖い
総合会館 西方の湯
新潟県胎内市中村浜2-29
0245‐54‐2851
10:00‐20:00 500円
元は宗教法人の施設だったらしく
外観からしても
入るのに多少の勇気が必要かもです
勇気を振り絞り中へ入ってみたら
怪しさは更に増すばかり
いらっしゃいませ
源泉かけ流しの湯
海水の化石です
越後の里親鸞聖人
西方の湯
↑忠実に真似てみた(笑)
フロントの奥から出てきた老婆に
お支払いし、館内奥の浴場へ
(薄暗い館内は怖すぎるため回避)
温泉成分のせいで湯口は茶褐色に。
お湯は緑がかった濁り湯
このお湯 とってもしょっぱ
しょっぱい温泉は多々あるけれど ここの
しょっぱさは過去味わったことのない
一風変わった摩訶不思議な味
それから独特の強烈な臭気
タール臭?油臭?
説明によると
「この源泉は500万〜1000万年程前に
地下の岩石層に取り込まれた海水で
世界的にも珍しい高濃度の石油・天然ガス
付随水に高濃度の沃化物イオンを含む」
(難しい)
そっかー石油か 新潟の石油臭といえば
一日中 その臭いを見にまとい過ごした
忘れることの出来ない→新津温泉
焦げ茶色の細かい湯華がチラチラと。
湯口付近は45℃超と、かなり高温
もっとも冷えすぎていた為
あまり熱く感じなかったことが
我ながら あっぱれ
洗い場はシャワー付きカラン
角度によっては、こんな色にも見える
怖いので端っこでじっとしているヘタレ
源泉名 N12-2
泉質 ナトリウム塩化物強塩泉
弱アルカリ性 高張性 高温泉
泉温60.7℃ pH7.5
窓から見えた屋根は、どうやら露天風呂
この状態から察するに
露天風呂はやってない (冬だから?)
誰か来たぞ
もしかして親鸞聖人?来た?