オアシスの名曲『She's Electric』をアコギで弾き語りカバー。
アルバム『モーニング グローリー』収録曲。
原曲はこちら。
レギュラーチューニング、カポなしで弾いています。
この曲で出てくるコード
イントロ~Aメロ
E 022100(0中薬人00)
G# 466544(人薬小中人人)
C#m ×46654(×人薬小中人)
A ×02220(×0人人人0)
C ×32010(×薬中0人0)
D ××0232(××0人薬中)
Bメロ~サビ
A ×02220(×0人人人0)
Amaj7 ×02120(×0中人薬0)
C#m ×46654(×人薬小中人)
E 022100(0中薬人00)
E7 020100(0中0人00)
F#m 244222(人薬小人人人)
B ×24442(×24442)
最後の ♪Can I be electric,too~のところ
C ×32010(×薬中0人0)
D ××0232(××0人薬中)
E 022100(0中薬人00)
出てくるコードの数は10個程度でどれも簡単ですが、リズムに特徴のある曲なので歌が入ると途端に難しくなる曲。
「ギター単体、歌単体だと簡単だけど、弾き語りとなると難しいタイプ」の曲です。
バレーコードもいくつか出てきます。
どこにカポしてもバレーコードは避けられないし、ど頭のコードで6弦の開放弦弾きたかったのでカポなしを選択。
このアルバムは私自身のベストアルバムの一つですが、その中でも好きな曲です。
2番目に好きかな。
8曲目の「Some Might Say」の次に好きです。
シングルカットもされず比較的地味ながらも、実はこの曲大好きですっていうファンは多いはず。
ギタープレイで言うと、ミュートとストロークが肝。
(毎回言ってるな・・)
イントロ~Aメロは、各コードを弾くときにジャッ・ジャッ・ジャッ・ジャッと区切っているかのような効果を出したいので、左手で押さえたコードを毎回指板から離す(浮かす)というミュートをします。
しかしただ離しただけでは、特にオープンコードの開放弦は途切れることなく鳴ってしまいますよね?
これはちょっとカッコ悪い。
これを防ぐためのテクニックがあります。
右手を使うわけではなく左手です。
右手で都度弦に触れてミュートする方法もありますが、このやり方は私は好きではありません。
なぜなら、
なんかダサいから。
・・・
だから左手で解決します。
左手のコードフォームを維持したまま、その都度離して(浮かして)ミュートするわけですが、ただ離すだけでは当然オープンコードの開放弦は鳴ってしまいます。
例えばど頭のEのコード。
左手を離しただけでは6弦の開放弦が鳴ってしまいますね。
なので、
”光の速さ”で親指でミュートしてください。
コードストロークした後、左手離すと同時くらいに親指で6弦触れるみたいな。
光の速さは大袈裟ですが、そのくらい早くということです。
Aのコードだと、私の動画を見てもらうと分かりますが中指で即ミュートに行ってますね。
これ細かくて地味だけど難しいテクニックです。
私もぶっちゃけしっかり出来ていませんが(汗)
いや、ほんと出来てないですけど
しかししかし、
ちょっと難易度が高いかも知れませんが、応用が利くテクニックです。
例えばスカのリズムに応用できます。
スカのスチャ・スチャ・スチャ・スチャの逆のことをやってる感じですね。
スカの場合アップピッキングでこの曲はダウンピッキングなのです。
スカのスチャ・スチャ・スチャ・スチャは実はミュート命のプレイなんですよ。
スカの場合、アップピッキングで1~3弦くらいしか鳴らしていないような感じですが、この曲の場合ダウンピッキングだし、ギター1本の弾き語りなので6弦5弦の開放弦を弾かない訳にはいかないですね。
迫力に欠けるしベース音でもあるので、むしろしっかり出したい。
ギター1本の弾き語りでは、全弦を鳴らした上でしっかりミュートしたいものです。
ということで、ミュートのこと、そしてストロークとのタイミングを意識しながら練習してみましょう。
Bメロ以降は通常のストロークで問題ないです。
Bメロの
A→Amaj7→A→Amaj7
の部分はとってもクールな響きですね。
およそロックっぽくないコードですが、この曲のイメージを決定付けているコードかもしれません。
しっかりと3弦1フレットの音を出しましょう。
その後に出てくるE→E7もノエルらしい流れです。
4弦開放の音をしっかり出してその響きを感じながら歌うと気持ちいい。
では、健闘を祈ります!