OASIS 『Acquiece』 アクイースの弾き語り
まずは原曲を
そしてライブはこちら
アルバムとライブではかなり雰囲気が違います。
なぜ雰囲気が違うのかというと、メジャー感とマイナー感の違いです。
はじめのギターだけの部分は別として、全体の演奏が始まるところを「イントロ」とした場合、アルバムとライブ、両方共にコードはAmには違いないのですが、アルバムの方は「少し明るいメジャー感」を残しているように感じます。
対してライブではもろにAmのロックという感じで、ノエルのAマイナーペンタトニックが前面に出ています。
おそらくノエルはアルバムでも同じフレーズを弾いていますが、音量バランスの問題でしょう、アルバムではもう1本のギターのフレーズの方が前に出てきているためそのように感じるのです。
では、そのもう1本のギターのどの音が「メジャー感」を感じさせているのか?
答えはF#の音。
アルバムの方をよく聞くと3本くらいのギターの重ね録りのようですが、1本は、4弦2フレット→4弦4フレット→4弦5フレット→3弦5フレット→4弦5フレットという流れを弾いています。
これはよくあるブルースやロックンロールの基本的、象徴的フレーズですが、このなかの4弦4フレットのF#の音こそが明るい雰囲気にしている張本人。
Aメジャーペンタトニックスケール上の音でもあります。
ライブではこの音は感じられず、どちらかというと「武骨なロック」的な雰囲気になっています。
これらを踏まえて1本のアコギで私なりにコピーしてみたのがこちらです。
注意点はいつもの通りです
1.歌が下手である
2.歌がリアムを意識した結果力んでいる
3.滑舌が悪い
4.スエットが毛玉だらけ
単なるAmでは個人的に面白くないなと思ったことと、3本のギターを強引に1本にまとめた結果こうなりました。
「メジャー感」の出るF#の音も入れています。
イントロ~Aメロ
①5弦開放(A)を鳴らしながら4弦2フレット(E)→4フレット(F#)→5フレット(G)
②3弦4弦の5フレットを薬指で若干チョーキング気味にして→離して3弦4弦開放
③D/F# 200232(親00人薬中)
④G 3×0033(親×00人人)
という流れになります。
①はその都度4弦2フレットに戻ります。
どういうことかというと、4弦だけで現すと、224252。
これに5弦開放を鳴らし続ける。
ダウンピッキングでもいいですがオルタネイトの方が楽です。
6弦をミュートしておけば若干アバウトに弾いても問題ないでしょう。
②は離した後の3弦4弦の開放はGコードを意識した感じです。
ここまでで1小節。
次の③は「ズチャッ」です
「ズ」が6弦2フレット(親)で、「チャッ」がDコード。
5弦の開放は鳴らしても鳴らさなくてもどちらでもお好みでいいです。
最後の④はGコード。
親指と人差し指だけの簡易的なものに。
これが延々とサビの前まで続きます。
サビ前
サビ