脳の機能は100人、100通り・・・自分とは違うを意識する。 | 古民家の雑貨屋 アート工房 風 ふうさんの手しごと日和

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古民家の雑貨屋さん『アート工房 風』です。
岡山県の和気町で雑貨屋&クラフト工房をしています。
古民家をリノべして、沢山の雑貨を展示販売できるSHOPにしました。
隠れ家的な工房の日々の暮らし、ちょこっとのぞいて見てくださいな。

『パーソナル』(性格)の成り立ちや

思考パターン、行動パターンを研究

していくと、どうしても最後は脳科学に

行きつく。

 

人の様々な思考、行動、そして性格も

大きく脳機能に影響される。

 

つまり、脳の様々な機能のちがいが

性格や思考や行動に反映されていると

いうこと・・・

 

昨今では、人間の行動のほとんどが

遺伝子によるとする説も出てきている。

 

人は遺伝子の組み合わせで成り立ち、

当然、思考や行動、性格もその遺伝子の

もつ特徴(組み合わせ)の影響を受けるの

だとする説・・・

 

同じ両親から生まれても、どの遺伝子を

組み合わせるかによって兄弟姉妹でも

ちがいが出てくる。

 

当然、性格も違ってくるし、遺伝する

病気なども違ってくるらしい。

 

一説には『運勢』さえも遺伝子に

影響されるという・・・

(行動や思考が運勢を決めるなら、

当然、そうなるとは思うが・・・)

 

こうなると、人が努力によって

獲得できることなんてほんの少し

なんじゃないのか?と思ってしまう。

(だから、努力なんて無駄だ!とは

思いたくないが・・・)

 

パーソナルを研究していくと、

人類にはいくつかのパターンがあり

それを細分化していく手法をいろいろと

試行錯誤していくとかなりな部分、

他者の性格や行動や思考が読めるようになる。

 

さらに観察力が身につけば今、目の前に

いる人がどんなタイプで、そんな思考パターンで

どんな結論を導き出し、どう行動してきたのかまで

分かるようになる。

 

一種のプロファイリングのようなものだろうか・・・

 

こうして観察力と分析力を磨いていくと、

初めて会う人でも少ない時間で相手の

性格(性質)正直に言えば、脳機能の

特性が読めてくるようになる。

 

それが読めると、その人に合わせた

対応が出来るようになる。

 

激高させてはいけない相手の地雷を

踏まないで避けて通ることが出来たり・・・

 

抽象的な表現では伝わらない相手に

具体的に伝えることが出来たり・・・

 

ハッキリとNoを言った方が伝わりやすい

相手への対応をうやむやにすることが

無くなったり・・・

 

言葉を選ばないと傷ついてしまう人を

傷つけることが無くなったり・・・

 

さらには、ケンカになりそうな相性の

人たちの間に入って、言葉足らずな

部分を補足して通訳のような役目が

出来るようになったり・・・

 

先のことを考えるのが苦手な人たちの

為に、段取りと準備を用意出来たり・・・

 

まあ、ようするに・・・

 

様々な人間関係のトラブルを回避し

人と人の中を円滑に動かせるようになる。

 

賞賛が欲しい人へは、ポイントを

抑えて賞賛を贈り・・・

 

気遣いが欲しい人には、痛いところに

手が届くケアが出来たり・・・

 

暴走気味な人には、手綱を引いて・・・

 

人に押し付けがちな人には、それでは

傷つく人が居ると伝える・・・

 

そして、決して懐に入れてはいけない

パーソナルの人たちとの距離の取り方を

間違えない・・・。

 

こうして人と人の間に入り

潤滑油のごとく動けるようになると

周囲の人間関係に軋轢が生じることも無く

穏やかな環境が手に入る。

 

パーソナルの研究と同時にこうした

人間関係の潤滑油としての動きを

実践して数年が経ち、私の周辺からは

大きな人間関係のトラブルは無くなった。

 

まあ、多少めんどくさいことと言えば

人の様々なパターンが分かってしまうために

自分の欲求を後回しにしがちなことだろうか・・・

 

それも適度にガス抜きする方法を

取れば、さほどストレスを貯め込む

ことも無くなる。

 

人の脳機能は、100人いたら

100通り・・・自分とは違う!

 

そこが分かっていたら

人を注意深く観察するようになる。

 

そしてその『違い』を受け入れる

ようになる。

 

『違い』を受け入れる・・・

 

言葉にすれば簡単だけど、これが

難しいからトラブルになる。

 

自分とは違う価値観を持ち、

自分とは違う思考パターン、

行動パターンを持つ人・・・

 

それを良しとする考え方・・・

 

自分と違って当たり前、

だから当然同じものを見ても

反応が違うのは当たり前!

 

それが人間関係の大前提で、

『違い』を受け入れる。

 

これが他者を許容するということでは

ないかと思う・・・。

 

自分と、あの人は違う人間(脳機能も違う)

のだから、違う価値観であることは当たり前

 

それならば

導き出す答えが違っても

仕方がない!

 

そう・・・違っても仕方がないのだ・・・

 

あとは、その差をどう埋めるのか?

その手法を考えればいい・・・

 

自分が譲歩するのか?

 

相手を説得するために様々な

資料やデーターを用意するのか?

 

あるいは、価値観の同じ人を

探すのか?

 

手法を探す・・・

 

これが出来るようになれば、大半の

人間関係のトラブルは回避できる

のではないかとおもうんだよね・・・。

 

相手を変えようとするから、

トラブルになるのだ・・・

 

相手の脳機能を他人がどうこう

できないのと同じで、

他人の価値感を

変えることなんて、できやしない!

 

そこを先ずは理解しておく・・・

 

変えられないものを変えようと

執着しない!・・・ということ・・・

 

これを理解すれば、

変えられることはなにか?

どんな部分は変えられるか?

 

手法を探せるようになる・・・

 

相手を変えようと執着するから、

トラブルに発展している。

 

相手を変えるのではなく、手法を変える!

 

この切り替えが出来るようになれば

人と人との間に争いは起こらないんだと

思うんだけどね・・・。

 

だから望むよね・・・

 

国のTOPに立つ人たちには

ぜひともこの感覚を持ってほしいとね・・・

 

そうすれば戦争なんて起こさないと

思うんだけどね・・・。

 

人の価値観を操作しようとするから

問題になる・・・。

 

そこを多くの人が意識してくれる

ようになれば、この世ももう少し

生きやすくなるんじゃないだろうか?

 

誰かを執拗に叩いたり、誹謗したり、

つぶしにかかったり・・・

 

そんなギスギスした人間関係にしたら

本当に生きづらい。

 

様々な脳機能の人が居て、その

機能は千差万別。

 

能力に凸凹があるゆえに、そうした

思考パターンや、行動パターンに

陥りやすい人たちもいる。

 

そうしたことも包括して

生きにくい人が出来ない世の中に

なって行くといいけどな・・・。

 

自分と、人は違う!

だから、無理やり変えようとしない!

 

そこがまずは、第一歩!かも・・・