クールタイプの裏モード。 | 古民家の雑貨屋 アート工房 風 ふうさんの手しごと日和

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古民家の雑貨屋さん『アート工房 風』です。
岡山県の和気町で雑貨屋&クラフト工房をしています。
古民家をリノべして、沢山の雑貨を展示販売できるSHOPにしました。
隠れ家的な工房の日々の暮らし、ちょこっとのぞいて見てくださいな。

さて、今日は

クールタイプの裏モードについて!

 

 

クールタイプの裏モードは見事に

三つの方向に分かれます。

 

アグレッシブに向かう仙人、

さらにクールに向かう帝王、

ベストに向かう聖人です。

 

クールタイプの裏モードがトラブルが

少ないのは、『世捨て人化』するからだと

前回も書きました。

 

元より人に依存するタイプではないので、

裏に入ると世の方を見捨ててしまいます。

 

自分が身を置く環境を捨ててしまうのです。

 

我慢の限界が来たら、突然辞表を

置いて退職したり、離婚届を書いて

行方をくらましたり、友人との連絡を絶ったりします。

 

では詳しく考察してみましょう・・・。

 

 

『帝王パーソナル』の裏モードは

仙人パーソナルです。

 

クールタイプがさらにクールに向かうということですが、

クールの中でも帝王パーソナルは、行動力のある

アグレッシブでパワフルなパーソナルです。

一方、仙人パーソナルはどちらかというと

ベストタイプに近いインドア派です。

 

帝王が仙人のようになる時、それはまさに

世捨て人化する時です!

 

状況判断をするため、あるいは冷静になって

何かを決断するために、一人になることを考えます。

人との接触を避け、自分の心の内を隠すようになります。

(仙人パーソナルの秘密主義な面が出てくる)

また、神経質になり、人の考えや価値観を批判したり

軽蔑したり、冷淡な態度をとるようになります。

 

帝王パーソナルの人によく言うアドバイスですが・・・

 

「決してパワーゲームを仕掛けてはいけないよ!

パワーゲームであなたに勝てる人はいない!

アナタが思っている以上に相手にダメージを

与えてしまう。どんなときにも冷静に!」

 

「怒りに任せて、相手に戦を仕掛けてしまうと

これに対抗できるパーソナルはいないだろう!

アグレッシブな戦士パーソナルでさえ、怒りくるった

帝王を止めることは難しい。そうなるとあなたは

まさに、覇王となってしまう。

かの中国の曹操のごとき覇王になれば、

結局は人心は離れていく。」

 

「TOPに立ち、統治をする者にはそれなりの

責務がある。それを常に頭の中に置いておくこと!

決して、パワーゲームを仕掛けて、

人を押さえつけてはいけない!」

 

「そして、自分の体力を過信してはいけない!

体調の悪い時には、早めに検査をすること!

パワータイプのパーソナルにとって、体調不良は

命取りになる!体を大事にしなさい!

少しの不調も気休めと、見逃してはいけないよ!」

 

帝王パーソナルの人は、組織でもTOPに立っている

ことが多い。経営者や、指導的立場の人が

体調不良を起こせば、たちまち組織が立ち行かなくなる

ことになる。クールタイプの人の精神的なストレスは

身体に現れやすい!そのことを念頭において、

健康管理には気を付けることと、無理をしないこと!

 

 

次に・・・

『仙人パーソナル』の裏モードは

吟遊詩人パーソナルです。

 

吟遊詩人と仙人はある意味では似ています。

『風来坊』的な生き方が・・・です。

 

似てはいますが、違いはどこか?

 

仙人は、思考する人、調べる人、分析する人です。

 

吟遊詩人は、深く思考することを嫌い、楽しい方に

スウィングする人です。

 

思考する仙人が、不具合を起こしたら、

思考しない風来坊化する!ということです。

 

唯一の武器の『思考』を捨ててしまうのですから、

本当に糸の切れた風来坊です。

 

もともと世捨て人っぽいパーソナルなのに

さらに、考えなしの風来坊になるわけですから、

これはもう、人様には迷惑はかけないかも

しれませんが、この世に生きてる意味があるのか?

誰かの役に立っているのか?という状態です。

 

あるいは、酒や遊興におぼれて、思考しないで

済むようにするかもしれません。(現実逃避)

 

あるいは反対に落ち着かずに、興奮気味で

あれこれと思い付きで手を出しては失敗

するかもしれません。

 

仙人をイメージしてみてください。

 

普段は山奥に住み、書物を読み漁り、薬草など

で様々な薬を作り、一人庵で暮らしている。

気ままに魚釣りをしたり、山菜をつんだりしながら

つつましくものんびりと自然を満喫しながら

気まぐれに暮らしている老人・・・

そんなイメージではないでしょうか?。

 

たまーに、村に降りてきては、

人の役に立つか立たないかわからない哲学

(アドバイス)なんぞをたれ、人生相談にのり、

効くのか、効かないのかわからない生薬を配り、

引き換えに大根やイモを所望する。

カボチャの一つでも頂けたら、大喜びで

山に帰って行く、変わり者の老人。

 

人畜無害ではあるが、何を楽しみに

暮らしているのかわからない山に住む老人。

 

彼の唯一の武器は、研究したり、調べたり、

実験したり、分析したり・・・そして、役に立つか

立たないかわからないが無駄なくらいに知識を

かき集めてる。

けれども、本当に村人が困ったときは

知恵を貸してもらえる賢人でもあります。

 

そんな仙人が、裏モードに入ったら?

考えなしの風来坊になるだけ・・・!

 

定住しない、ふらふら旅をする

老人になるだけですからそんなに

人様に迷惑をかけることは無いわけです。

 

実際、パーソナリティー障害の一つ

数えられている『シゾイド』(孤独を好むパーソナル)

の項目を読んでみても、パーソナル障害の中では

『人畜無害』なので、人に迷惑をかけない!

とあります。

 

世捨て人が風来坊になるだけですから、

まあ、さほど問題にはならないわけです。

 

唯一、困ることがあるとするならば

 

親兄弟、相方(夫婦)、が居たとするならば、

こんな行く先不明のふらふら人間が身内に居たら

そりゃあ、迷惑でしょうな・・・ってことでしょうかね・・・。

 

 

最後は

『聖人パーソナル』の裏モードは

軍師パーソナルになります。

 

これまた、クールタイプの上に、

ベストな方向に向かうわけですから、さして

大きく人に迷惑をかけるようなことにはなりません。

 

安心や安定をもたらしてくれる人にかける。

暗黙の抵抗をする。

防衛的で悲観的にはなりますが、

攻撃的な方向には向かいません。

 

今まで周囲にいた聖人パーソナルな人が

不具合を起こした時のことを考えてみましたが、

だいたい・・・

『大人しく、布団をかぶって寝てます!』

 

ある意味、引きこもり状態ともいえるかもしれませんが、

家族に当たり散らしたり、不満をぶつけたり、

壁に穴開けたり、物を壊したり・・・というような

引きこもり方はしません。

 

本当に、静かに布団かぶって寝てます。

 

寝ることで、オーバーヒートした脳を休ませ、

リセットしているのかもしれません。

三年寝太郎のように、眠りによってリセット

(デトックス)出来たら、復活してきます。

 

クールタイプの聖人パーソナルさんが、

引きこもったなら

しばらく、そっとしておいた方が

いいかもしれません。

 

静かに引きこもることで、

静かに世捨て人化して

傷をいやしている可能性があります。

 

良かれと思って、あれこれ言うと

怒りのコントロールが崩れてしまい、

責任転嫁や人への非難、癇癪を起す

事もあるかもしれません。

 

聖人パーソナルの裏モードの時には

動物が傷をいやして巣穴に籠っている状態だと

考えておいた方がいいかもしれません。

 

必要なのは、充分な休息と、リセットです。

 

リフレッシュ出来たら、自ら巣穴から出てきて

再び頑張れるようになるので、そっとしておく方が

いいでしょう。

 

 

もともと、心の形が球体のクールタイプは、

不具合を起こしても、半身が居ないさみしさを

誰かに依存して埋めるということがありません。

 

アグレッシブが不具合を起こせば、

陰険な攻撃者になると書きましたが、

誰かを攻撃してマウンティングするということは

それだけ自分に自信が持てない状態だと言えます。

 

自信のなさを隠すために、攻撃的になります。

人にダメ出しをしてへこませ、

『お前はまだまだなだ!』

『なんて未熟なんだ!』

『だから、俺が居ないとダメなんだ!』と

自分の居場所を相手の中に作ろうとします。

 

DV男のやっていることは、そういうlことです!

『誰が稼いでやってると思っているんだ!』

『誰のおかげで食っていけてるんだ!』

『お前は自分では稼げない!だから、

おれに養われなくなったら生きていけないぞ!』

と、やるわけです。

 

相手が自信満々で、完全体だったら

自分の居場所がないわけだから、相手を

半分にバッサリ切りたいわけです。

 

 

ベストタイプの不具合も同じです。

愚痴愚痴と不満をまき散らしながら、

相手の背中におんぶお化けしに来ます。

 

取り入る隙が無ければ、相手の不安を

あおって、相手の自信を砕き、自分が居ないと

いけないように依存させようとします。

 

自分が依存するか、あるいは相手に

依存させるか?そうしないとニコイチに

なれない気がして不安になるのです。

 

 

ベストさんも、アグレッシブさんも

『進化モード』の人は『自律』しています。

 

つまり、球体になれるわけです!

 

自分と向き合い、苦手なことを克服

することで、自分一人で揺るぐことのない

心の形を作ることが出来ます。

 

進化に向かえば、さらなるその先には

『悟りゾーン』ともいえるパーソナルが

あるのではないかと思います。

 

どんなルートをたどれども、山の頂上は一つです。

 

その頂上にはおそらく、パーソナルの

違いは存在せず、統合された『悟り』のような

人格が出来上がるのではないでしょうか?

 

私の『パーソナル進化論』では、人類の

初期設定は『自己愛性パーソナル』でそれが、

脳のタイプにより三つに分化します。

 

その先はさらに細分化して、九つの

基本パーソナルに分化する。

 

それが、進化に向かうか?

後退して裏モードに向かうか?で、

さらに27のパーソナルに分かれる。

(各種ウィングパーソナルもあるため、

もう少し増えるけれども)

 

それでも、それぞれが進化に向かえば

さらに3タイプの悟りゾーンに入り、最後は

脱個性が起こって、一つの完成した人格に

統合されていく。

 

お釈迦様とか、キリスト様とか

そうした人たちは、あるいは、

その最終形態に達していたのかもしれません。

 

パーソナルが究極進化した先は、

一つのパーソナルに統合されていく。

 

それは『光』のパーソナル

呼べるものかもしれません。

 

死んでみなければあの世があるのかどうかは

誰にもわかりませんが、臨死体験者たちが

見たという『光』の存在とは、

そうした統合した人格者なのかもしれません。

 

 

なぜ、人格を磨く必要があるのか?

 

そして、

 

それはなぜ生きている間(肉体が

ある間)にしかそれは出来ないのか?

 

そこにはちゃんと『意味』があるように

思えます。

 

 

もしも参考にするなら、

目指すなら・・・

少なくとも『進化モード』にある人たち

教えを乞う方がよいでしょう。

 

そして、出会えるならば、その先の

『悟りゾーン』にいる人に出合い、

行くべき道をさし示してもらう。

 

そこには厳しい言葉もあるでしょうが

きっと『愛』を含んだ厳しさだと思います。

 

まかり間違っても『裏モード』の教祖や

扇動者、偽物指導者たち

引っかからないでください!

 

彼らの目的は、己の

懐を肥やすことだけです。

 

 

裏モードがさらなる行きつく先は

『ビーストモード』です。

それは怪物へと向かう方向です。

 

人格が上昇することは無い道です。

 

教えを乞うなら、必ず、

『進化モードの人たち』を探してください!

 

『裏モード』はダメですよ!

 

そして、そんな人たちに

騙されてしまうということは、自分にも

原因があるということです!

 

違和感がない証拠です!

 

違和感がない!ということは

『己が裏モード!』である!ということです。

 

騙す人も悪いのですが、

騙されるという根底には、必ず

己の問題があるのです!

 

まずは、『自分を省みる!』こと!

これ以外に、進化への道はありません!

 

 

では、次回はクールタイプの進化モードについて!