ベストタイプさんに贈る⑧・・・対人感情ってこんなに違うの? | 古民家の雑貨屋 アート工房 風 ふうさんの手しごと日和

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ベストタイプさんに贈る

息苦しくない生き方 その⑧

 

昨日は『進化モード』つまり、

ベストタイプさんの各パーソナル

向かうべきパーソナルを紹介しました。

 

向かうべきパーソナル(進化する方向)

良い点を自分に取り入れていけば、

ベースとなっている自分を殺すことなく

前向きに生きることが出来ます。

 

トラブルに遭遇すると、自分を守る

ために、幼児後退し自己愛が過剰に

なると、裏モードの悪い部分が表に

出てきてしまいます。

 

そうなると、ますます面倒なトラブルに

発展してしまいます。

 

 

特に、こじらせると対人関係に

大きな問題を起こしやすいのが

『軍師パーソナル』。

 

「敵は本能寺にあり!」と、戦士モード

に切り替わって、相手を攻め込んでしまいます。

 

元より優秀な軍師パーソナルが行う

復讐劇に抜かりなどあるはずも無し。

 

攻め込まれた方は、「是非に及ばす!」

言うほかないというものです。

 

攻め込む相手が織田信長なら、まあ

それも致し方ない理由があったのだろう・・・汗

ですが、日常生活をしているうえで、『本能寺の変』

を起こすような事態になることはそうそうありません。

 

それこそ、それをやってしまって

悲惨な大事件に発展している事例が

いくつもあります。滝汗あせる

 

そうなってしまったら、無関係な人も

巻き込んで大惨事です。ガーン

 

長い間、恨みを抱えてしまい

『復讐』という手段に出てしまっては

それこそ、自身の人生もそこで

終わってしまいます。チーン

 

冷静になり、一度自分の感情を

横に置いて、状況の判断が出来るように

切り替える脳にしていくことが大切かと思います。

 

 

ベストタイプさんは、感情をとても大切にする

繊細な人が多いと書きました。

 

そう、それ故に人からの感情にも

とても敏感です。

 

三つのタイプに分類するときに、

私が使う判断基準があるので

今日はそれを紹介したいと思います。

 

その人の行動量だけで、アグレッシブか

ベストさんかを判断してしまうと裏モード

の時のベストさんの場合もあるので判断に

間違いが生じる可能性もあります。

 

タイプごとに顕著に表れる違いはなにか?

 

その決定的な違いが見分けられなければ、

様々なモードに切り替わるパーソナルの

根底にあるタイプを見分けられません。

(厳密にいえば、Wスコアー、トリプルスコアー

とか、基本のパーソナルにウィングがついている

人もいるので・・・)

 

一番の違いは何か?

 

それは、『人と対峙したときに、顕著に現れます』

 

反対に言えば、こんなに違うのか!

と思うかもしれません。

 

これは、ベストタイプさんたちの愚痴の内容を

よくよく聞いていて分かったことです。

 

ベストタイプさんは、人の話の感情部分を

よくよく覚えている!ということです。

 

反対に言えば、そこしか記憶に残っていません。

 

 

状況とか、問題点とか、改良点とか、

相手からの提案とか、あるいは、相手の人格の分析や

相手の主張の正当性など・・・そういう

一番肝心な情報がスポッと抜けてて、相手に言われた

感情的な言葉ばかり覚えているのです。

 

 

よくベストタイプさんに言われたこと・・・

 

「ふうさん!悔しくないんですか!ムキーあんな

言われ方して、だって悪いのは向こうですよ!ムカムカ

私たちが悪いんじゃないのに!腹が立たないんですか!

私なんて、はらわたが煮えくり返りそうです!えーんDASH!

って・・・。

 

誰かに理不尽にねじ込まれたら、ベストさんは

相手の感情言葉を拾い取って腹が立って、ムキーッ

そのあと悲しくなって、えーん

最後には「だって、私は悪くない!」ショボーンムカムカ

と拗ねモードに入る。

 

私の場合は、相手から吐き出されている感情言葉

はすべてその場で流してしまって、キーポイントを

拾っています。

 

『ああっ、この人は要するに自分が思った

タイミングで動いてほしかったんだな。ビックリマーク

その背景には、あの人の要らない行動があったから

腹を立ててるんだな。ニヤリ

それなら、今度からは先にこの人に対処しておいて、

あとからあの人に伝えよう!OK

と言うように、キーポイントの整理をしています。

 

だから、相手から飛ばされる感情言葉は

私の表面で滑り落ちて、話が終わるころには

私の手に中に残っているのは、『次回策』だけ

だったりします。

 

「ふうさん、腹が立たないんですか!えーんあせる」と

隣で聞いていたベストタイプさんに半泣きで

ブチ切れられて初めて「うん?何が?えー?

って思うよね・・・。

 

となりで聞いていたベストさんは、相手からの

感情言葉ばかりをピックして記憶に残してしまうために

相手が突っ込んできた内容はまるきり頭には入らず、

話の後半からは攻め込まれる感情の処理にいっぱい

いっぱいで、改善策も事後策も思いつかず、ただただ

『理不尽で悔しい!相手は全然わかってない!

私たちが悪いんじゃないのに!ムキーッむかっと腹を立てています。

 

 

そうです・・・同じ内容でも、ベストタイプさんは

『感情』の言葉を拾い集めて聞いてしまうのです。

 

クールタイプは、『情報』の言葉を集めて聞いてます。

むしろ装飾されている感情言葉は邪魔になるので

その場でそぎ落として、捨てています。

 

もちろん、相手がそれ以上激高しないように

寄り添うフリはしています。共感を示す態度も

取ってはいますが、感情は自分の中には入れてません。

 

なのでおそらく、自分のハートへは

ノーダメージです。ドキドキ

 

アグレッシブタイプさんはどうかと言うと、

おそらく、相手からなにかクレームが来たら

『突っ込みどころニヤを探しています。

 

『どう切り返すか?ニヤ

『どうやり込めるか?ニヤ

『矛盾点が無いか?ニヤ

『どこで攻めに転ずるか?おーっ!DASH!

 

アグレッシブさんは、攻め込まれたら

即座に戦闘モードに切り替えます。おーっ!メラメラ

 

相手から投げられた感情言葉を

受け取って、起爆剤にして、自分の

闘争心に火をつけます。

 

戦うこと、争うこと、競うことに

ためらいがありません。

(むしろ嬉々としてやる!ウシシ

 

こうした戦闘状態にむしろ快楽を

覚えているかもしれません。ラブラブ

 

アグレッシブさんは、相手からの感情的な言葉も

自分の『エネルギー』として変換し、反撃のための

武器に作り直してしまうのです。いて座

 

 

人と対峙したとき・・・

三つのタイプが並んで、説教をされているとき

三人の頭の中は、こんなにも違うのです。

 

同じ話を聞いていても、三人の頭の中は

こんなにも違う世界が展開されています。

 

ベストタイプさんは、相手からの感情言葉

ばかりを拾い上げて、ダイレクトに攻撃を

喰らっています。恋の矢理解されない悲しみ、

自分の責任ではないという恨み、完璧に

出来なかったという自己嫌悪。様々な

自分を傷つける感情が同時進行で湧き上がります。

 

クールタイプさんは、相手からの情報の

整理をしていて、主張の正当性を審査し

事後策を考えています。にやり感情言葉は

むしろ、思考の邪魔になるので自分の中には

入ってきません。その場で、自分の表面を

流れ落ちていくように感じています。

(とうぜん感情は、お持ち帰りしない!)

 

アグレッシブさんは、相手からの情報に

整合性があるか、突っ込みどころはないかと

考えながら、感情言葉は自分の起爆剤に使い

反撃のタイミングをうかがっています。ニヤ

『失敗は反省でなく、次の行動で挽回する!』

がアグレッシブさんの心の動き方なので、

反省して落ち込む暇があれば、次の攻撃に

供えて動き始めます。メラメラパンチ!

(さらに、アグレッシブに動くよね!)

 

ベストタイプさんが、対人関係のトラブルに

弱いのはこれが理由です!

 

『感情言葉』ばかりを拾い上げてしまうからです!

 

 

そう、それはベストタイプさんの長所でもある

『心』をとても大切にしているからです。

 

クールさんは問題の対処』を重要視しています。

いかに目の前のトラブルを解決するか?

 

アグレッシブさんは『挽回してさらなる飛躍』

重要視しています。いかにしてこのトラブルを

踏み台にして、より高く飛ぶか?

 

ベストさん以外は、『心』ではなく、

状況の改善に目が行くのです。

 

ここが、大きな違いです。ビックリマーク

 

もちろん、両者とも感情が無いわけでは

ないので、傷つきもするし、悔しくもあるし、

理不尽だなーと感じることもあります。

 

けれどもその感情を『長尺で残す』ことが

無いのかもしれません。

 

クールタイプはもとより、自分の感情も

少なめですから、早々に処理してしまいますし、

アグレッシブタイプは、飲みに行ったり、

カラオケに行ったり、仲間と騒いだりして

消化してしまいます。

 

ベストタイプさんだけが、おそらく

感情を大切に生きているために、

ハートに刺さった感情言葉をいつまでも

引きずってしまうのです。恋の矢

 

それこそ『子供のころに受けた傷』さえも

まだ、大事に心の奥にしまっているのでは

ないでしょうか?恋の矢

 

それを『トラウマ』と言うのですが・・・。ハートブレイク