定休日に二冊、本を読む・・・知れば納得、脳科学! | 古民家の雑貨屋 アート工房 風 ふうさんの手しごと日和

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古民家の雑貨屋さん『アート工房 風』です。
岡山県の和気町で雑貨屋&クラフト工房をしています。
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隠れ家的な工房の日々の暮らし、ちょこっとのぞいて見てくださいな。

昨日の定休日・・・本を二冊読みました。

 

 

苗木を植えようか?

 

 

それとも、衣装制作を進めるか?

 

苗木植えるには少し寒い?

衣装制作は、営業日でいいか・・・。

 

 

ということで、借りてきていた本を

読むことにしました。

 

中野信子先生の本を4~5冊ほど

借りています。

 

そして、昨日読み終えたのがこの二冊。

 

 

脳科学から、人のパーソナルの成り立ち

を読み解いていくと、ものすごく理解しやすいことが

わかりました。

 

今まで遭遇してきた、人を利用する、搾取する

ゼロ距離で近づく、自分の都合で人を振り回す、いわゆる

『困ったさん』たちがどういう脳の状態にあったのか・・・

 

今まで手を焼いていた『愚痴愚痴おんぶお化け』さん

たちは、どうしていつも愚痴とヒステリーの行ったり来たりで

終いにはウツ気味になって引きこもるのか・・・

 

自覚のないアスペルガーと共に暮らし、

困難な状態を理解してもらえずにウツ気味に

なっていた『カサンドラ症候群』の人の頭の中は

どんな状態になっていたのか・・・

 

その人の行動、思考を読み解こうと思えば、

脳科学からアプローチした方が早い!と思います。

(その状態をコントロールできるかどうかは別として・・・)

 

そうなってくると、マザーテレサが言う

 

思考に気をつけなさい

それは言葉になるから・・・

 

・・・の意味がよくわかります。

 

思考に気を付け・・・

言葉に気を付け・・・

行動に気を付け・・・

習慣に気を付け・・・

性格に気を付ける・・・

 

それが運命になるから・・・

・・・と結んであるあの言葉・・・

 

運命の最初は何か?

 

思考ですよ!

 

つまり・・・脳でどう考え、判断(反応)しているか・・・

 

自分の脳の仕組み(特性、特徴、性質)を無視して

自分の『運命』は作られないんだな・・・。

 

 

キレやすい人とそうでない人の差はなにか?

 

幼児期に『愛着』 『情緒的な結びつき』の形成が

うまくいくと愛情ホルモンである『オキシトシン』

分泌が豊富になり、脳の前頭前野が発達するので

キレにくい脳になる・・・とある・・・。

 

対人関係においてのタイプでも分類されていて

①回避型・・・絆を求められるとキレる。

②不安型・・・女性に多い。

③両価型・・・回避と不安の両方を併せ持つ。

④安定型・・・キレにくい。

・・・になるらしい。

 

回避型は、比較的男性に多く、誰かに頼られたとき、

迷惑と感じたり、怒りを覚えたりするそうです。

これは幼児期に親との関係が断絶しがちだった人に

起こりやすいそうです。

(保護者との関係が希薄)

 

不安型は女性に多く、一人でいることに不安を抱きやすく

依存傾向にある。そのために恋愛体質。

いい子にしていたら愛された、成績が良ければ褒められた

などのある枠組みがあって、その枠組みを逸脱すれば

愛してもらえないという、条件付きの愛情で育ち、

愛着形成が不十分だった場合に起きやすい。

(不安になったり、突然キレたり、プチ鬱になったり・・・

確かに、愚痴愚痴おんぶお化けさんはこのタイプ)

 

両価型の人は、親の態度が変わりやすかったり、

過干渉だった生育環境にあった人によく見られるそう。

 

安定型の人は、幼少期に愛着形成が十分できていて

安定した関係を築けた人。

 

こうして考えてみたら、私は『回避型』に

近い安定型。

(やっぱり、男脳なんんだな・・・)

 

回避型の特徴の中には、一人を好み

人から様々な面倒ごとを持ち込まれることに

怒りを覚えるとある・・・。

(たしかに!めんどくさい愚痴愚痴さんの

話し相手は本当に嫌い・・・)

 

両親共働きだったために、祖父母と過ごした

幼少期。(その祖父母も自営業だったから、

ほぼ、放置さてていたようなもの・・・)

 

休みの日には父親がよくドライブに連れて行って

くれたり、母がお菓子を作ってくれたりもしていたので

忙しいなりにも愛情はかけてもらってるはず。

 

なので、今の自分の思考パターンを考えると

回避型よりの安定型かな?・・・と・・・

 

もしくは回避型になっているというよりは、

男脳に近いのかもしれない・・・。

 

ちなみに、テストステロンという男性ホルモンは

女性も持っていて、これの分泌が多い女性もいるらしい。

 

一人でいることを好み、縄張り意識が強かったり、

頂点に立ちたがったりするらしい・・・。

 

縄張りの内側に入れば、保護されるので

その保護下に収まれば自分を守ってくれる

存在になるとか・・・。

 

ライオンの群れのメスのリーダーと考えれば

イメージしやすいかな?

 

おそらく、私の脳はこの『テストステロン』が

多めに出てるのではないかと?

(支配欲求や、てっぺん取りたいなんて意識はないが、

自分のグループや仲間に攻撃されると

烈火のごとくってところはあるよね・・・。

これはたぶん、縄張り意識が強いんだろうな・・・)

 

ちなみに、うちの母はセロトニンが不足気味

なことで、女性に多い不安型になってるんだね。

(女性はこのセロトニンの分泌量が男性に比べて

少ないらしい。それ故に、不安感が強くなる)

 

だから、不安(不満)とヒステリーとそのあとに

やってくる、引きこもり(天岩戸状態)を繰り返して

いたわけだな・・・。

 

脳の状態から見ていくと、人のパーソナルの

仕組みがわかりやすい。

 

いや・・・反対に言えば、人のパーソナルは

脳の状態を無視しては考えられないってことだね・・・。

 

脳内ホルモンの多い、少ないや・・・

受容体の多い、少ないや・・・

幼少期の親との愛着形成の有り方・・・で

 

様々に人のパーソナルは作られるのね・・・。

 

ちなみにですが・・・

 

 

『努力できる』 『できない』も

脳のタイプ(遺伝的な要素)があるそうです。

(根性の有る無し、関係なかったね・・・)

 

今まで常識と思ってきたことが

覆る本でした。

 

それと同時に・・・

やっぱり、この世は様々な性格(脳のタイプ)

の人がいて、さまざまな価値があり、さまざまな

考え方があり、さまざまな得意分野、苦手分野

があり・・・つまり凸凹あるから、支え合えるってこと

なんだねーと思いました。

 

いろいろな人がいるから、面白い!

 

自分が苦手で、したくないことでも、

他の人には得意で、楽しいと感じることもある。

 

苦手なことは得意な人に任せて、

自分は自分の得意なことをする!

 

これが、『仕事』となり、『暮らし』となるんだね~。

 

脳科学・・・知れば知るほど面白いです!