トラブルメーカーになりやすい、自己愛過多な王妃パーソナル。 | 古民家の雑貨屋 アート工房 風 ふうさんの手しごと日和

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隠れ家的な工房の日々の暮らし、ちょこっとのぞいて見てくださいな。

どこに行っても、トラブルメーカー

になりやすいのが自己愛過多な王妃パーソナル

 

いわゆる、『女王様』タイプね・・・。

 

子供のころから居たな~・・・

アンタ何様?って感じの女王様。

 

女王様まで威張り散らしていないけど、

男子生徒にちやほやされて、男性教師に

やたらと甘えて行く『王女様』タイプもいた。

 

あと、何かと家柄を自慢するとか・・・

お父さんの職業自慢するとか・・・

習い事の数を自慢するとか・・・

 

ともかく・・・やたらと自慢する女たち・・・。

(主婦になってもいるな、夫や子供の自慢する女

・・・それだよ!それ!)

 

『私はアナタたち平凡な人たちとは違うので!』

感を出してくる子・・・。

 

もちろん、『王妃パーソナル』は女子特有

のパーソナルと言うわけではないので

男子にもいる。

 

パーソナル分類上、イメージしやすいように

私が勝手につけた呼び名なので、男性なら

さしずめ『王子様パーソナル』とでもいおうか・・・。

 

『帝王パーソナル』との違いは何か?

 

 

どちらも人の上に立ちたがるじゃないか?

と思うでしょうが、人に対する根本的な

立ち位置が違う。

 

『帝王パーソナル』が目指すことは『統治』。

 

『王妃パーソナル』が欲しいのは『特権』。

 

女王改め、『王妃』に命名したのも理由がある。

 

『王妃パーソナル』は『女帝』にはなれない。

(帝王にはなれない!)

 

意識の中に『統治』が無いからだ。

 

組織を収めようとする意識、そして

その厄介ごとも背負っていく覚悟や責任感、

打たれ強さ、ストイックに努力するところ・・・

それが決定的に欠落している。

 

『王の妻』・・・『王の妃』という

いわば『特権』の上に成り立つのが王妃

 

『夫がタダの人なら、王妃に成れず・・・』

これが『帝王』との大きな違い。

(帝王は自らが、王を目指す!)

 

『帝王パーソナル』は、玉座に座るという

責任を求められるのに対して、王妃は

いわば『王の妻』という『特権的な地位』

なのでそこに『統治者としての自覚や責任感』

は持たない。

 

これが『王妃』が『女帝』になれない

最も大きな要因。

 

『帝王』が玉座(統治)を目指している横で、

王妃が欲しているのは王冠(特権)だけなのだ。

 

 

ゆえに、この王妃パーソナルは

しばしば、トラブルを起こす。

 

エニアグラムでいうところのタイプ4。

『特別な存在』になりたいと望む人たち。

 

行き過ぎてパーソナル障害に至ると、

嘘で固めて、誇張された表現を使う

『演技性パーソナル』に発展しやすい。

(芝居をしているかのごとくの大げさなふるまいや、

ファンタジーの中の住人のような浮世離れした思考)

 

中二病か?と思うようなスピ系女子は

おそらく、すでに『パーソナル障害』に陥っている!

 

現在、スピリチュアルビジネスをはじめとする、

SNS商法や、ネットワークビジネス、

セミナー商法などにハマりこみ、キラキラした

自分を餌に信者を集めるキラキラ起業女子の

大半がこの『王妃パーソナル』。

 

それらの見分け方は、いたって簡単!

 

SNSに自分のことを、『女神』とか『天使』

とか書いてある・・・。

 

あるいは・・・

『巫女』と書いてあったり、『宇宙人』

を名乗る者もいる。

 

ちょっと離れたところで冷静に観察したら

いわゆる『痛い人』なのだが、当の本人は

それが全く分かっていない。

 

だって、

めいっぱい『ご自愛』しているから・・・。

 

当人たちは『ご自愛』と言うけれども

これは残存している『自己愛性パーソナル』

に他ならない・・・。

 

自己愛=怒りだと前回考察した。

 

それが証拠に、彼女たちは非常に

激しい『怒り』を抱えている。

 

その『怒り』の正体は『不満』なのだな・・・。

 

 

自分が思い描いたような『女王様』

に成れていないから『常に不満』を

抱えている。

 

この『思うような女王様になりたい』

どこから来た感情なのか?

 

そこを深堀する『王妃パーソナル』は

いないだろう。

 

これを深堀出来ていたら、どこかで

『自己愛』を卒業して、人のために尽くす

慈愛の女帝に成れたのに・・・。

 

キラキラ演出している限りは、

『自称女王様』のままなのだな、残念だけど。

 

キラキラビジネスに走る女性の多くが、

同じようなプロフィールを挙げている。

 

まずは母親のことを『毒母』と罵る。

 

罵るとまではいかない人も、

母親との仲がすこぶる悪い。

 

あとは、社会人になってから職場内での

同性先輩や同僚からの『いじめ』を経験している。

(いじめというのも、本人の主観だから、

上司から注意されたことでもいじめと言っている

可能性もあるが・・・)

 

早期に退職して、それからは定職に就かず

『女性起業家』という耳障りの良い肩書を

手に入れて、『異業種交流会』という名の

女子会やお茶会に出ては、名刺交換を繰り返す。

(本当にこれに騙されたよね・・・起業した当初は・・・

キラキラ女子か、本当の起業家かは、今なら判別できる)

 

 

ビジネスにつながるほどの腕も技も持っていないので

結局、お茶を飲むだけで進展しない。

 

これじゃ食べていけない!と適当な相手

(自分のわがままを通せる相手)を見つけて結婚。

 

それで収まればいいけれども、子供が生まれて

子供が幼稚園デビューしたあたりから、

また、ふつふつと沸き起こる『不満』。

 

『ママ友たちよりも一つ頭出たい!』

『いや、出なければ私の価値が無い!』

 

ママ友トラブルがなぜこんなにも多いのか?

 

こうしたキラキラ女子が、ママ友の中に

何人か混ざるからですよ・・・。

(実は結構いますよ、王妃パーソナル!)

 

王妃パーソナルの中でも特に強烈なのが、

『母親も王妃パーソナル』だった人。

 

『教祖の劣化版コピーになり下がる信者』のくだり

でも書いたけれども、母子の間でも同じことが

おこりやすいのです。

 

母親の劣化版lコピーになってしまう娘。

 

『わがままな女王様』が生まれやすいのは、

母親も自己愛過多な女王様だったから!

 

特に戦後世代の母親は、今のように

自立して仕事を持つことがかなり難しい環境だった

ために『不満』を残しやすい。

(夫が経営者とかでいわゆるセレブ婚出来た人以外は・・・)

 

なぜ、彼女たちは『王妃パーソナル』になったのか?

 

 

統計的に見て、ひとつの傾向がある。

 

まず、兄弟姉妹の中で『長女』であること。

下に『弟』がいること。

 

母親が弟を『王子様』のように溺愛したこと。

(弟が生まれた途端に、愛情を奪われたという

強烈なトラウマを抱えている。)

 

母親も同じ王妃パーソナルなために、

母からは『ライバル』とみなされ、疎まれたこと。

 

下の兄弟姉妹の中に妹がいたら、

母と姉が王妃パーソナルの場合、

妹は『吟遊詩人パーソナル』になりやすい。

 

王妃にかしずく、吟遊詩人に徹していたら

母親王妃からは可愛がられることを無意識に

知っているから。

 

弟は『王子様』、妹は母にかしずく『吟遊詩人』

姉は母の『ライバル』になる。

 

ここで父親が『聖者パーソナル』あたりだったら、

姉にも逃げ道があったのだろうが、父親が

『戦士パーソナル』だった場合、かなり分が悪い。

 

特に、父親が教師とか、警察官とかの公務員

だった場合は、いよいよ姉に逃げ道は無い。

 

さらに、ADHDやアスペルガーなどがあった場合、

『王妃パーソナル』の『自己愛』はさらに昇華されない

ので、家族の中で厄介者になりやすい。

 

家の中で厄介者なので、外でその『特別』を求める。

それが、様々な組織で『トラブル』になるのだが、

当の本人はそれが解らない。

(自分が起因してトラブルが起こっているとは考えず、

周囲の人が悪いからと考える・・・さすが、ご自愛さま!)

 

 

長女が『農耕民族パーソナル』だった場合は

そうそうトラブルは起こらない。

 

可哀そうだが、農耕民族の長女は

『王子様』の下僕になりやすい。

 

母親の姉への態度によっては、これも

『卑屈』に育つ可能性があるが、農耕民族

パーソナルは基本ベースが『まじめで勤勉』

で『我慢強い』ために、人間関係でトラブルには

なりにくい。

(弟の世話を焼く、まじめでいい子の姉を

演じることで母親から認めてもらおうと努力する。)

 

こうして考察していくと、『王妃パーソナル』は

何かと、様々な社会でトラブルメーカーに

なっていることが解る。

 

学校内でのいじめも、ママ友のグループの中の

迷惑なボスママも、職場のお局様も・・・。

 

よく観察してみたら、いつも自分の現状に『不満』

を抱えて『怒り』をためている『女王様』じゃないか?

その人たち・・・

 

ママ友集めてはお茶会と言う名の愚痴を聞かされる大会

内容をよく聞いてみな!不満、不足だから!

 

その『特別になりたい』という、終わらない願望

実は、『母子間での欲求不満』の名残だったりする。

 

母にとっての『唯一無二のお姫様』

なれなかった悲しさ。

 

母親にとって、同性の娘よりも、異性の息子

のほうが愛おしいというのは、よくある話。

(私には娘しかいないから比較のしようが無いが・・・)

 

息子と娘を持つ人に聞いたら、やはり

息子は格別に可愛いらしい。

 

 

これが同じ長女でも『一番上の姉』ではなく、

末の妹だった場合は違ってくる。

 

これまたガラっと母の扱いが変わる。

 

例えば、上二人が男の子で、三番目に

女の子が生まれた場合は、母親の愛情は

やっと授かった同性の娘にそそがれる。

 

お兄ちゃん二人がいる妹ちゃんを見ていると、

母からは『お姫様』として愛され、兄二人は

その姫を守るナイトになっていたりする。

 

十分に愛情を受けて育つ末の姫

子供のころこそ『わがままお嬢』だけれども

自己愛を昇華したのちは『聖女パーソナル』

に化けたりする。

 

人のために尽くすことを喜びとする奉仕の人になる。

 

愛されて育っているので、どこに行っても自分は

受け入れられるという思いがある。

(人に対して恐れが無い。受け入れられると

思うので、変に構えたりしない。)

 

いわゆる『愛されキャラ』に育つ。

 

実際、ウチの劇団にもいるが、みんなの妹分

として非常に愛されている。

 

石原さとみちゃんみたいにいつも、ニコニコ

キラキラした笑顔でとても愛くるしい。

 

美味しいものを食べた後のリアクションが

とてもかわいいので、ついついいろんなものを

貢いでしまいたくなる!そんな愛されキャラなのだ。

 

長女・・・と言っても、上に生まれるか、

下に生まれるかでこれほど母からの待遇が違う。

(理不尽なことだが・・・)

 

また、母親や兄弟姉妹のパーソナル

によっても、『王妃』になるか『聖女』

になるか違ってくる。

(もちろん、発達障害の有無や、母のパーソナル、

母以外の家族のパーソナルで様々なパターンがあるが・・・。)

 

 

『王妃』は『聖女』になりたかったのかもしれない。

 

だれからも愛されて、だれからも大事にされる。

そんな『パーソナル』に憧れがあったのかもしれない。

 

だから大人になって

自分のことを『天使』だ『女神』だと称する。

 

自称ではダメなのだがな・・・。

(周囲から認められないとね・・・)

 

私の周りにいる『聖女パーソナル』の人

そこにいるだけで、人を和ませる。

 

春の陽光のような・・・とでも言おうか。

 

『私が!私が!』を主張しないが、

決して人からじゃけんにされることが無い。

 

みんながほっておかない。

何かがあれば、駆けつけて守ろうとする。

 

それは彼女たちがとてもストイックで、

辛抱強く、自分のことは自分でやってのけ

そのうえで周囲の人のために気を配っているからだ。

(多少ドジなところもあるが、それもご愛敬!)

 

自己愛の残量が少なければ少ないほど、

そのパーソナルは輝く。

 

一つ組織に、一人いると場を和ませる存在。

 

王妃パーソナルには、無いものを持つ者たち。

 

(ちなみに、聖女パーソナルの男子は、

軍師タイプの女子がパートナーにするなら

最高のお相手ですぞ!数が少ないですけどね。)

 

 

トラブルメーカーを紐解いていけば、

母親から愛されなかった『王妃パーソナル』がいる。

 

弟が(あるいは妹が)生まれた時に、違う選択をしていたら

あるいは母から愛されたかもしれない。

 

なぜ彼女たちはその時、自己愛を脱ぎ捨て

『自立』を選ばなかったのか?

 

弟や妹に母を譲り、自分は保護する立場に

なれなかったのか?

 

さて、そこが今後の課題かもしれないな・・・。

 

自己愛の放棄を邪魔するファクターとして、

一番考えられるのが『発達障害』なのだけど・・・。

 

これも今、教育現場では問題になってるよね・・・。

 

また、機会があれば深掘りしてみるか・・・。