営業を再開してから、来場くださる方は
すべて「新規のお客様」ばかり。
「広告に出てるのはずいぶん前から
知ってたのよー。」
「一度来てみたいと思っていたの!」
「山陽新聞で見て、知ったのよー。」
そんな感じで、「初めて!」というお客さま
があることに、むしろ驚いている。
『なんで?』と思っていたけれど、
今日のラジオを聞いていたら、
どうやら牛窓あたりも、海水浴シーズン
並みに、お客様が多いらしいと、
牛窓のコンビニの店員さんが言われていたと・・・
どうやら、コロナ騒動のため
『人ごみは怖い!』
けれども、家にこもっていては
『鬱々した気分になる』
「そうだ!田舎に行こう!」
・・・的なことだろうか?
そう・・・先週、私たちも田舎道をドライブ
という形で外出を楽しんだ。
心なしか、県北に向かう道はいつもより
車が多かったように思う。
道路沿いのコンビニは、サイクリングや
ライダーやドライブを楽しむ家族連れ
が多かった。
道沿いのたい焼き屋さんは長蛇の列で
濃厚接触を避けるために、買い物を
断念したほど・・・。
どうやら、ただいま『田舎がブレイク!』
しているらしい・・・。
花見シーズンなのも手伝って、
人が田舎へ田舎へと足を踏み入れている
ということなのだろうな。
いつもなら大きな会場で行われる
ハンドメイドのイベントでお買い物を
楽しんで終わりにしている人たちが、
『イベント自粛』に伴い、行く先を失う。
『しょうがない!それじゃあ、田舎の
ぽつんと一軒家にでも出かけてみようか!』的な
ノリなのか、いつもなら行かない場所へ足を運んで
見ようというチャレンジをしてくれているのではないか?
と思う。
とにもかくにも、足を運んでいただかないことには
どんなものがあるのか見ても頂けないわけで・・・
しかも、ものすごく『解りにくい』ところに工房が
あるのだから、『わざわざ』に来ていただかなければ
工房を探せないわけで・・・
当工房としては、非常にありがたい!
しかも、みなさんちゃんとマスクを着用で
来てくださる。
「ご不便をおかけして、申し訳ありません・・・」
と言うと・・・
「いいのよ!こういうご時世ですもの!当り前よ!」
とマスク着用での入店をご快諾していただけている。
本当にありがたいことである。
「こんなに沢山の物があるなんて、
知らなかったわ!」
「えーっ、いつからありました?
早く来てみればよかった!」
「季節ごとに替わるの?
それじゃあ、また来ます!」
「来てよかったね!
今度は〇〇さんも誘おうよ。」
お客様が楽しそうにしてくださると、
私も元気をもらえます。
こういうご時世だからこそ、楽しいことを
提供したいし、田舎の空気で少しでも
皆さまが元気になられるのなら、うれしい限り!
早くこの騒動が収まって、
マスクを外してきれいな田舎の空気を
胸いっぱい吸っていただきたい。
花の香りをかいで、土のにおいをかいで、
緑を吹き抜ける風を感じてもらいたいですね。
一日も早く、この騒ぎが収まりますように!