お正月からこっち、夢で・・・
『覚醒夢をコントロールできるようになれば、
現実社会でも力をコントロールできるようになる。』
と言われた。
『自分の力を信じていないし、それを解放
することを恐れているために、いつまでたっても
力をコントロール出来ない。』
とも・・・。
そして、覚醒夢（夢と自覚している夢）を自分の意識
でコントロールすると言う訓練が、二週間ほど続いた。
「もうめんどくさいわ！力なんかいらん！
寝とるときくらいゆっくりさせてくれや！
」
とふてくされたら、その日から訓練は無くなった。
「やれやれあきらめたか・・・。
」
そう思っていたら、今度はエンジェルナンバーで
メッセージを送って好奇心から次々とキーワード
を調べさせ、自覚を促すという手の込んだトラップ・・・。
正直、それほどまでして私を鍛えなければならない
意味が解らん！
ヒーラーだの、チャネラーだの、そんなんしたいヤツ、
はいて捨てるほどおるがな！
そいつらにやらせたらええやん！って思う。
しかし、ともかく、執拗に覚醒を促されるので
「やりますとも！やらやあいいんでしょ！
」
と半ばあきらめモードで、覚悟を決めたら、
その日のうちから、訓練再開。
しかも、どういうわけか左耳の奥で、ずーっと
高音域の耳鳴りがする。
ピーとか、キーンとか、金属製の鈴がなっている
ような感じだ・・・。
高音域の耳鳴りは、ストレスからくると言うが・・・。
「めっちゃ負担がかかっとるやんけ！」
まったくもう！ただでさえ仕事でバタバタなのに
寝ても、起きても疲れるわ！
再開した覚醒夢をコントロールする訓練。
一昨日は、トンガリ頭の男と対峙して
あんまりしつこく、トンガリ頭で突いてくるから
ついイラっとして、ど突き回して、回し蹴りを入れた。
気が付いたら、掛布団を蹴り上げ、さらに
正拳付きを二、三発、布団にかましていた。
「しつけんじゃおめえ！」と叫びながら・・・。
「なに！
」
となりの部屋のお嬢が、まだ起きてて
ビックリしてた。
「くそーっ、覚醒夢どころか、目冷めてもうたわ。」
もう一度寝なおす。
どうもコントロールがうまくいかない・・・。
それからも毎日、ひたすら困難な設定の夢の中で、
いかにその夢を自在に操れるかをためされる。
この訓練に、いったい何の意味があるのか
何かの意味があるのか、はなはだ疑問である。
これで本当に、何かの力が身につくと言うのだろうか？
『お前は自分の力を信じていない。
だから現実をコントロール出来ない。』
と言われた。
自分を信じていないというブロックで
なかなかコントロールできていないらしい。
コントロール出来ない力を出すことを
とても恐れている。
それは『破壊』へと繋がるような気がして・・・。
なぜ『それ』を恐れるのか・・・。
おそらく、何かを『過去世』において、
壊したからだと思う。
それがなんだったのかは記憶にない。
いや、忘れる必要があったのだと思う。
そうでないと耐えられないほどの記憶
だったに違いない・・・。
ゆえに、力など無い方が良いと思っている。
なぜ、『特別』になりたがる人が多いのか
私にはまったくわからない。
人知れず、平凡でも平和に終わる人生の
どこがいけないのだろうか。
田舎でのんびり終わればそれでいいじゃないか！
本当にそう思うから、ここで生きていくことを
選んだわけだから・・・。
それなのに、とにかく急かされる。
なにを準備しておけと言うのか？
するとは決めたけれども、再開三日目にして
早くも挫折しそうである。
ともかく、この訓練・・・キツイ！
設定もきついし、登場人物もキツイ・・・。
過去の因縁まで引っ張り出されては、
心の傷をえぐられる。
大切な仲間を失う夢は、夢と解っていても辛い。
これほどまでに急務で、訓練がすすむには
なにか理由があるはずだが、それはまだ
知らされて居ない。
ああっー、横着者には、キツイ訓練だ・・・。
これなら剣術修行の方がまだましだな・・・。
今夜くらいは、休憩しても良いだろう・・・。
三日に一度はお休みをくれないだろうか？
