自分にとっての夏ソングといえば、
ZARDの「揺れる想い」ですね。
夏の青空を見ると、「ゆれ～る～ おも～い～ から～だ中感じ～て♪」とフレーズが流れてきます。
「揺れる想い」を聴くと、夏の青空が浮かんできたりもします。
当時は、ポカリスエットのCMで夏に流れていたりもしましたし、
現在も、ポカリスエットのCMに「揺れる想い」がカバーで使われてたりもします。
リアルタイムでZARDを聴いていた自分としたら、
4枚目のアルバム「揺れる想い」から、ZARDが変わりだしたという印象もあります。
まず、それまでの、かっこよくてプロフェッショナルでしびれるようなギターサウンドが変わってしまったのですよね。
アルバム「揺れる想い」には、「揺れる想い」と「負けないで」も収録され、
3枚目と4枚目の間に発売されたシングル「IN MY ARMS TONIGHT」も収録されてます。
「IN MY ARMS TONIGHT」は、3枚目までの流れの作りで、イントロのギターサウンドと、しびれるようなギターソロが好きでしたが、
アルバムに収録された時は、かなりギターサウンドが抑えられたアレンジになってしまい、物足りなさを感じました。
もともと、ZARDは、女性ボーカルのロックバンドということでデビューしていて、
2枚目、3枚目のアルバムには、バンドメンバーの名前も出てましたし、
二枚目のアルバムのジャケットには、メンバーらしき人たちも写ってたりします。
それが、4枚目のアルバム「揺れる想い」からはバンドメンバーの名前が無くなってたりします。
ZARDというバンド名から、ZARDが坂井泉水さんのプロジェクト名に変わりだしたのが、
「揺れる想い」だったりもしました。
女性ボーカルのロックバンドとしてデビューしたものの、
ファーストアルバムにはメンバー名も出てなかったりするのですよね。
なので、デビュー後に、バンドメンバーをそろえて、
バンドという形にしてたようですね。
「眠れない夜を抱いて」「IN MY ARMS TONIGHT」「負けないで」と、
テレビ出演した時は、バンドとして出てました。
が、「眠れない夜を抱いて」「IN MY ARMS TONIGHT」と、「負けないで」
は、同じギタリストのサウンドではないですよね。
なので、テレビに出た時も、CD音源と同じでしたから、
バンドメンバーが演奏してたわけではないのかと、気づいたりしてしまったりもしました。
バンドとしてのライブも告知を出しながらも中止になりましたし、
最後のテレビ出演となった「負けないで」の時も、ベースのメンバーが脱退してたりもして、
バンドとしての活動も困難になってたようでした。
坂井さんがテレビに出なくなったのは、それ以降なので、
バンドとしてのZARDは解散状態だったというのが、原因なのではないかなと思います。
坂井さんが、テレビが苦手だったからとか、音楽活動に専念するためとかと公式では言われてますが。
ZARDのファンクラブよりメールが届き、
10月にオフィシャルブックが発売される知らせがありました。
2007年に発売された本の完全版ということらしいです。
2007年の「きっと忘れない」も読みました。
ZARD16年間の真実を綴ったということでしたが、
ZARDがバンドだったという事実には全然触れられてなかったりします。
当時もそんなに隠したいのかなと思ったりしてしまいましたね。
自分としては、無理やりバンドという形にして、バンドがうまくいかなくなったら、
テレビに出さなくなり、
テレビに出ないのは、坂井さんのテレビ嫌いのせいみたいにされれているのが、
なんだかかわいそうでならない。
新しく再刊行されても、そのあたりには触れてないのでしょうけどね。
あと、以前、ファンクラブの会報が発行されていた時の特典に、
坂井さんの残暑見舞いのポストカードとかも付いてきたことがありました。
こういうのもリアルに気持ちが伝わる感じでうれしかったですね。
