市内にある私塾蔵春園が、埋蔵文化財センターにて開塾二百年記念展が開催されています。臓春園初代塾長、恒遠醒窓(せいそう)
は十六歳の時日田の広瀬淡窓の漢塾咸宜園で学びました。
漢詩に節をつけて吟ずる詩吟は、咸宜園から始まったのです。
広瀬淡窓 咸宜園のパンフレットです。
江戸時代の末期に、漢学私塾の蔵春園を開塾したのです。
二代目は、恒遠精斎が継ぎました。日本各地から約3000
人もの塾生が学びました。
中には、長州勤王僧 月性 や東陽円月など私塾を開塾した人物
もいました。
ちなみに、日本遺産の教育遺産では、旧関谷学校 旧弘道館
足利学校跡 日田の咸宜園跡が指定されています。