息子には0歳からバイリンガル育児をしてきましたが、いつでも順調だったわけではなく、時に立ち止まることもありました。英語教育についてテーマ"思うこと"として書いたりしていますが、珍しく息子の日本語についてツイートしたんですね。少し前に。


"幼稚園入園後の日本語:英語の比率は7:3だった。バイリンガル育児、日本で日本の幼稚園で3割英語に割くのはそれでもかなり多く費やしているイメージ。無駄な時間は1秒もなかった。親子でぼ〜と空を眺める時間も英語で語りかけの時間に充ててたっけ。"

四角グリーンあぁ、そうだったなぁ〜息子が英語で過ごす時間は朝、晩のものの数時間。隙間時間が、実は大事な英語での環境だったなと。本当に限られていたなぁと思い出して、一度どのくらいの比率か計算してみたことがありました。

もちろん、英語でも日本語でも同じ精神レベルの内容で語りかけ、読み聞かせ、ちょっとした英語を使ったアクティビティ(数やパズル、折り紙、図鑑を使用した会話など)をしていたので、感覚としては半々だったんですけどね。実際は全然日本語の方が量でいうと多い。


四角グリーンそんな3、4歳の息子の日本語は当たり前に母国語レベルで、細かく言うと形容詞を上手に使って表現していました。英語でも同じくらい表現していたと思います。特に表現の仕方は気をつけて、英語らしい表現方法を身につけさせました。

四角グリーンこれが5歳になり、抽象的なこと、マクロからミクロへと興味が移行していくという成長と共に、さらに英語のサイエンスに興味が出てきたために英語に偏り始めました。毎日幼稚園(預かりが長いところに入ったので、5時くらいまでいました)から帰宅すると英語のサイエンス絵本、動画もサイエンス、などずっと英語。

この頃、ブログを始めようと思い立ったのも、ずっと走り続けてきた英語で子育て、第一のやり切った感があり、6歳からどうなるの?と日本語も絵本を読まなくなって、毎日私とは英語のみで話す息子を見ていて、逆に小学校からの公立の小学校という押し寄せる日本語の波への対応を考えていました。この時の割合も英語は1日のうち3割
です。

四角グリーン小学校入学後は、英語で過ごす時間をさらに濃くすることを考えて、毎日取り組みを考えては一緒に頑張りました。(もう私からしたら全て出会うサイエンス関連の単語は未知、予習や練習して息子と一緒に、、って今思えば良くやったと思います^^;) 

このアカデミックな英語漬け生活を三年生まで続け、年長さんから続いた英語の本好きからの多読、ライティングの取り組みを経た結果、三年生の息子の英語と日本語の比率は、依然3:7だったものの、外でも家の中でも英語で話す、夢も英語と英語の方が強かった時期でもあります。2級に受かった頃です。準1級に合格したのもこの一年後。

ただ、一つ恐らく早期英語教育を受けた子のイメージと違うのは、  
四角グリーンその時の日本語比。日本語の本もいわゆる青い鳥文庫的なものも普通に読んでいたこと。単に本が好きだったんだと思います。日本語でも英語でも良くて、英語が強く出ていても、日本語での理解は楽しめるレベルだったんですね。

漢字だけはあれもこれもできないので六年生に一気に暗記させましたけどね^^; 算数も四年生までは英語で勉強していたので、受験対策につるかめ算を教えるのは少し大変でした。瞬発力をよくするための取り組みはまた別に書くとして、、。

がしかし、、!
中学受験勉強を本格的にやり始めると帰宅後の英語:日本語は2:8くらいになりました。とはいえ、反動的に英語の洋書しか読まなくなり、英語維持はライティングとニュースのリスニング、それに対しての意見交換となり上手くバランスを取っていたようです。

中学受験が終わり、中学に入ってみると、まあ国語の難しいこと! 笑 そして国語を今伸ばすか見極めが難しいんですけどね。

日本のニュースも最近は興味があるし、気づけば帰宅後は日本語での読書や勉強に時間を割いたりしている現在では全く問題はないにしても、ここでいわゆる国語は苦手でもいいと思う子にほしくないので悩むところです。(国語力は日本語運用力、信用を得るコミュニケーション力とは違うんですけどね。)