久方ぶりの協会参加だったんだけど 目的は常設展。

「故生田光子家政大学名誉教授の遺品関係展示」

 

そこでフッと話した事に突っかかられた。

 

生田先生から頂いた書籍類が結構あるんだけど

「どうせタティングレースは載ってないのでしょ!!」と言われ

載っていることや 昭和30年代の書籍の方が 現在より

情報が正確なことなども書かれている趣旨を話したら

「それは記録として残す事が・・・云々・・・」

 

命令形だったので 思わず聞いてしまったよ。

「なんで私が残す必要があるのですか?」

 

生田先生はドケチだったので たぶん 私以外には書籍は

残してないというか 生前の先生から受け取った荷物は

かなりの量なんですが なくなられた時には遺族の方が

ほぼすべて処分されたとかで ほとんどなかったらしいです。

 

残している人間は私だけという自信はあります。

大正時代からの何十冊かの書籍は いずれ引き継いで欲しい。

最初は東京家政大学に残す予定だったんだけど 予定変更です。

 

まだ 著作権が切れてないものが多いのですが

今回話題に上った書籍は著作権が切れているのです。

でも あえて切れていることは言わなかった。

頂戴!頂戴!が多いから あえて避けるこの頃です。

 

常設展を見ていて 他の人が この作り方がわからないといったので

習ったことは言ったが・・・。先生が一言

「書籍のその部分を調べて コピーしてあげる。」という約束を聞いて

書籍を出版している立場からすると 一番聞きたくない言葉ですよ。

 

著作権違反はいかんやろー!

 

生田先生の遺産は従兄弟の方が相続したはず

亡くなっていたとしても その遺族が引き付いているはず

”自分”でコピーする以外は 認められてないのでは?

 

指導して貰う事や 知識を貰う事が無料だと思って居る人の多いこと。

私達の若い頃は・・・とは言いませんが 知識を無料で貰えると言うことは

相手にも そのお返しが出来るから 互いが無料で交換しあっているだけ。

 

相手に求めるなら 自分にも求められるだけの知識が無ければ

成立しないということを自覚して欲しいと思うが してないから

平気な圧顔無心ができるんだろうな・・・気が付いてますがね。

ジャッキーな空間は 息苦しいと思う。