次女がグループホームに入居して１年が
経ちました
軽度知的障害の次女は日常会話や身辺自立
は、できています・・・
多弁で難しい言葉を使うので誤解されがち
ですが難しい事は、よく分かりません
また臨機応変な対応が難しく
先を見通す力もありません・・・
後のことを考えると、絶対にこっちの方が
良いという事でも、その時の気分を優先
してしまいます
金銭管理もできません
というように少し難しくなるだけで
できない事が沢山あるにもかかわらず
見た目とのギャップから周囲に求められる
事も多くストレスも大きかったと思います
もう少し知能が高ければ社会での学びから
気づき、経験を積み上げることで成長して
行けるのでしょうが軽度知的障害の次女
には不可能なことです
それは次女にできる、あらゆる療育方を
年齢とともに変え長期間にわたって試した
結果、母親の私が出した結論です・・・
頑張って努力しても無理だったのだから
人様のお世話になっても良い・・・
障害年金を頂いて生きても良い・・・
と素直に思えるようになりました
グループホームに入居してから１年が経ち
おかげさまで、だいぶ慣れました
洗濯、掃除は完全に一人でやれています
毎日洗濯と掃除はしますが週一でシーツと
枕カバーの洗濯交換をし自室で出たゴミは
まとめてスタッフさんにお願いしています
〔全て乾燥機で乾かしますが、縮みやすい
物は、部屋干しをしています〕
食事は最初の頃は共同スペースで皆さんと
いただいていましたが他の入居者さん同士
の頻繫に起こる、ちょっとした口げんか
などが耐えられず自室でいただくように
なりました
このホームでの食事は基本的にレンチンか
湯煎なので感覚過敏によるやわらかい食べ
物が苦手な次女にはホームの食事が
地獄だそうです
〔対策として調味料を自室に置きました〕
また、ミニ冷蔵庫を部屋に置きジュースや
スイーツなどを冷やしていただいています
部屋にはエアコンのみの設置で他は何も
ありませんでしたのでベッド、テーブルと
椅子、収納家具、テレビ、ゲーム、
電子ピアノ、ミニ冷蔵庫、カーテンを
用意しました
入浴は一人一人毎回スタッフさんが、清掃
してからお湯を入れ替えてくれているそう
でお風呂は、安心して入れているようです
投薬管理は連携している薬局さんがして
下さっているのですが、スタッフさんが
薬を間違って配ってしまう事もあり一包化
され名前が記されているので理解できる方
は気づくことができますが、そうでない方
は考えると怖いですよね
次女の場合は、直接名前を確認して受け取
るようにしています
お盆休みや年末年始、お誕生日には2泊3日
で実家に帰ってきます
平日は作業所へ通い、土日の午前中は
実家とホームが近所なのでお散歩がてら
ご飯を食べに来ています
急な発熱などの時にはホームの方に病院の
付き添いをお願いしています
と、ざっくりこんな感じで過ごしています
ホームに入って一番良かった事は母親の私
と良い距離間が保てるようになった事です
次女は私がいると、どうしても甘えたく
なってしまうので色々な場面で一歩が踏み
出せなかったり爆発してしまったりと我慢
がきかないのですが物理的な距離をとった
ことで踏ん張りがきくようになりました
時折り寂しくなるようですが
いて当たり前になるより次女には寂しい
くらいの方が感謝の気持ちが育って
良い薬です
気になる点は、ホームの見学をさせて
いただいた時に案内して下さった方が
経験豊富で感じが良い方でしたのでお願い
したいと思ったのですがその方は、営業で
実際には、全く別の方が施設管理者でした
その施設管理者は悪い方ではないのですが
話が通じにくいんです
以前『助言を受け入れられないASD』
という記事を書かせていただいたのですが
『否定はしていない、責めてもいない』
というフレーズを加えるだけで会話が
わりとスムーズになるとお伝えしました
ホームで問題が起きた時などに
その施設長と会話が成り立たない時
『否定もしていないし責めてもいないので
事実だけを話して下さい、事実が分からな
いと改善のしようがないので・・・』
とお伝えすると『実は・・・』って話して
下さるんです
まあ、ご想像通りです
しかもその施設長は半年で異動して次の方
がいらしたのですが、その方も全く一緒
なので、ちょっと不安です
このホームは新築で見学した時は
まだオープン前でしたので実際の雰囲気が
分からなかったので新築は、魅力的ですが
見えにくい部分は、ありますよね
スタッフさんの質もそうですが・・・
長くなってしまいましたが次女が入居して
いるホームの状態です🏠
ほんの一例ですが
これからグループホームへの入居を検討
されている方の参考になったら・・・と
思い記事にさせていただきました
最後までお読み下さり有難うございました
あけぼの🌅