ASDの偏食は一般的な好き嫌いや食わず
嫌いとは違い特性が大きく関係しています
感覚の過敏さから食感やにおいで大丈夫な
ものもあれば絶対に無理なものがあります
また強いこだわりから期間限定で移り変わ
るマイブーム的なものもあります
食感やにおいで大丈夫な食材を選んでいる
うちに食べられるものが限定されてきます
それが、これなら大丈夫という安心感に
繋がると同時にASDの強いこだわりと
ルーティンに組み込まれていきます
それも、ある日突然マイブームが去るよう
に急に今までこだわっていたものを嫌がり
全く食べなくなる事もあります
そして、また別のマイブームが始まり違う
ものを食べ始めるのです
そんな時は、前兆が必ずあるので
どうしても食べさせたいものなどがあれば
この時がチャンスです
家の次女は、カレーが苦手だったのですが
学校などの行事で頻繫に出るので毎回一人
だけお弁当を持って参加していました
なのでカレーは、食べさせたいメニューの
一つでしたので今までこだわって食べてき
たものを食べたがらなくなってきた時に
『あなたの分はないけれど一口なら特別に
食べてもいいよ』と言って味見をさせる
と、すんなり食べられるようになりました
ASDの強いこだわりは、なくなるものでは
ないので移り変わっていくと理解しておく
とマイブームの偏食でなら、そんなに悩む
必要はないかと思います・・・
どちらにしてもマイブームが去った後には
新たなマイブームがくるので食べ方に変化
はなく食材がかわるだけですから
ASDの強いこだわりとルーティンは
食事だけではなく色々な場面で気付ける
事も多いと思いますが気を付けたいのは
感覚の過敏さからくる偏食です
ずっと変わらずにこれだけは無理といった
ものは感覚過敏からと考えてもいいかも
しれません・・・
その場合には、何が原因なのか知りたい
ですよね・・・その理由に合わせた工夫が
必要になってくると思います
次女の場合はやわらかいものがダメでした
ので、麵やご飯はかためにするとか
野菜は生野菜にするとか
お肉は焼き過ぎるとか食材によって工夫
していくと、だいたい食べられていました
においは意外と厄介で私自身が嗅覚過敏
なので凄くよく分かるのです
妊娠中つわりで、ご飯を炊いているにおい
にオエーッてなった事は、ありませんか
嗅覚過敏は、通常がつわりモードなのです
私は、子供の頃からこの状態だったので時
と場所に合わせて呼吸を浅くしたり
普通にしたり、鼻をつまんで止めたり色々
していましたね・・まあ今でもそうですが
どうしても苦手なにおいは、今でも無理
ですがガーリックなどが苦手でなければ
においは、においで封じる感じでやって
います・・・
毎日のことですから安心して食べられる
工夫が必要ですよね
最後までお読み下さり有難うございました
あけぼの🌅