「ソンジェ背負って走れ」第6話 あらすじネタバレ | えるぷりシアワセオリーXZ

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FTISLAND/THE BOYZ/韓流ドラマ

2023年夏

ソルの部屋

車いすのソルはソンジェが出演しているラジオから流れるECLIPSEの「ソナギ(夕立)」を聴いている。

ソナギは初恋で思い浮かべる曲の第1位に選ばれたと言うMCの女性。

ソンジェがECLIPSEのデビュー曲として作った曲。

「初恋の人を想いながら作詞したのでは?」と尋ねるMCに照れ笑いのソンジェ。

どうやらそのようだとMC。ソルのことを想って書いた曲だった。

初恋の話をしてくださいとMC

 

ソンジェ「初めて出会ったとき、夕立が降ってました。傘をさした彼女の笑顔に息が止まったんです。まさに息の仕方を忘れたかのように」

その話を聞いているソルはファンが初恋だと言ってたのに…と苦笑い。

どんな人だったのか聞かれて「秘密です」と答えるソンジェ。

どんな人なのか気になるソル(←あなたのことですよ)

 

2008年

昨夜のソンジェからの告白で物思いにふけりながら登校するソルだがテソンのことを好きな不良女子ガヒョンのグループに連れていかれる。

ソルがガヒョンたちに連れていかれたことを知ったソンジェはソルをさがして回る。

その頃…

ソルはテソンを投げ飛ばしていた。

自分につきまとうガヒョンを追い払うための偽装でソルと付き合ったと彼女たちから聞いたのだ。

ソルは自分が裏切られたことに怒っているのではなく19歳のソルを可哀想に思って怒っているのだ。

19歳のソルのためにテソンとは別れると言う。

「まだ高校生とはいえ、そんな生き方はやめなさい」と三十路ソルのお説教。

寂しげなテソンの表情。(テソンは本気でソルのこと好きだもんね)

ソルが分かれたことを覚えてないと言っても絶対によりを戻すなと忠告する。自分がこの世界を去ったときのことを考えてテソンに忠告するソル。

 

登校中のソル

(この場面は第5話のラストの描写で、横断歩道で車からソルを守ったソンジェがソルに告白すると同時にイヤホンからプールサイドでのソンジェの告白が流れてくるシーンに繋がります。ただでさえタイムスリップものでややこしいのに…w)

 

ソンジェ「俺は自分勝手になる。別れられるか?俺が望めばそうしてくれるか?」

イヤホンから流れるソンジェの声「好きだ」

驚くソル

ソンジェ「テソンと別れろ」

イヤホンから流れるソンジェの声「俺は…お前が好きだ」

長年ソンジェのオタクをやってきたソルにはなんであのソンジェが私に?と戸惑いを隠せず…。

ソンジェを置いてひとりバスに飛び乗ってしまう。

勇気を出して告白したのに答えをもらえず、しかもその場に置き去りにされてため息をつくソンジェ。

 

ソルの家

ソンジェの言葉を想い出し、どうしてこうなるのかと困惑している。

玉ねぎの皮を手でむいていて涙が止まらないソル。

ソル祖母にマッコリを買いに行けと言われる。

 

テソンとその友達

胸が痛いというテソン。ソルに振られて傷心。

 

道を歩きながら話しているソンジェとインヒョク。

告白もしてないのに別れさせる資格はないと。

テソンたちを見かけたソンジェとインヒョク。

テソンを殴りにいこうとするが、ふたりの会話からテソンがソルに振られたことを知り振り上げた拳を引っ込める。

振られたことを確認すると思わずテソンを抱きしめてしまう。途端に上機嫌になるソンジェ。

 

ソンジェは泣いているソルを見かける。

玉ねぎのせいで泣いているのにテソンのことで泣いていると勘違いしたソンジェは苛立ちを隠せない。

祖母に頼まれたマッコリをソルが持っているのをみてヤケ酒するのかと勘違いしたソンジェは「いっそ俺の胸に飛び込んで来い」と言う。ヤケ酒なんかするなとマッコリを奪い取るソンジェ。おばあちゃんのだからと返してもらおうとするソル。ふたりのもみ合いを見たソル兄はソンジェがソルにマッコリを飲まそうとしているものと勘違いしてソンジェを蹴り飛ばしてしまう。

宙に舞ったマッコリが倒れたソンジェの口に。

マッコリに酔ったソンジェがソルの家(ソルの兄の部屋)で寝かされている。

残念なやつだと言うソル兄にマッコリは体質にあわないというソル。(←オタクとしての知識)

寝ているソンジェが暑そうに見えたソルは扇風機をつけてあげる。(ソルがソンジェの部屋に忍び込んだときにソンジェもソルのために扇風機をつけてあげてたね)

寝ているソンジェの心臓に手をあててソンジェが生きていることをあらためて実感できて安堵するソル。

ソルの手のうえにソンジェの手が(無意識に)重なる。

「好きだ。俺はお前が好きだ」というソンジェの告白を思い出すソル。

ソンジェが目を覚ましそうになり慌ててベッドの下に潜り込むソル。

ベッドの下のソルに気付いたソンジェ。

そこへ兄が部屋に戻ってくる。

ベッド下で慌てて布団をかぶる二人。

ソンジェが布団にくるまったソルを抱きしめる構図で急にドキドキが止まらなくなる。見つめ合う二人。

「何してるんだ?」と起きてきたソル兄。寝たふりする二人。

 

ソンジェに告白されたことがヒョンジュにバレる。

あんなキラキラした人がなんで私に?と言うソルに「口説いてたじゃない。競技場に乱入して愛してると言ったり暇があれば付きまとってた、応援にも行ったし入院中はお弁当も作った」というヒョンジュ。

それには事情があったというソルだが、年増の女ギツネみたいと言われてしまう。年増だけど女ギツネではないわと言うソル。気持ちは三十路のソルなので。水泳に夢中で恋愛してこなかったから積極的な女に弱いというヒョンジュ。そこから自分とソル兄の話になるヒョンジュ。ヒョンジュは完全にソル兄のことが好きになったようです。

 

自習室

ソルとヒョンジュが自習室で勉強をしているとそこにソンジェがやってくる。

どうしてここに?というソルに「お前に会いに…」と言いかけるがインヒョクの「別れたばかりで負担に思うだろ?ベタベタしないでクールにいけ」という言葉を思い出して「来るわけない。勉強しに来たんだ」と言う。ソンジェに告白されたソルはなんだかぎこちない。

 

ソルに電話をかけようとしてソルが携帯を失くしたことを思い出すテソン。

友達からソルがガヒョンたちのグループからいじめられていたことを聞く。

 

食堂で一緒に食事をしているソンジェとソル。

ソンジェの成績表をみてあまりの悪さに呆れるソル。

教えてくれるんだろ?というソンジェに「そうね。でも受験勉強は久しぶりなのよ」と嘆くソル。

マンドゥを食べたソル。熱っ!

早く出せっ!火傷するぞ!と手を出すソンジェ。

飲み込んだソルに「熱くないか?」と水を差し出すソンジェ。

 

帰り道、突然雨が降ってくる。

傘を食堂か自習室に忘れたソルは取りに戻ろうとするがソンジェの傘に入れてもらう。

野球の決勝戦の観覧に行こうと誘うソンジェ。

「ときめかせるのが罪なのよ」というヒョンジュの言葉を思い出し、受験前なんだから勉強しないと…と断るソル。

1日だけでも気分転換しないかと言うソンジェにさっきの英単語帳を全部暗記したら行くというソル。

 

家の前でソルの帰りを待っていたテソン。誕生日イベントでソルから貰ったぬいぐるみを抱えてる。

話はないというソルに俺はあるからとソルを連れていこうとするテソン。

そこに立ちはだかるソンジェ。ふたりの険悪な空気を察したソルは話だけ聞くという。

 

ソンジェの妄想

テソン「バカな俺はお前を愛した罪人だ」

抱き合う二人。

ソル「愛が罪になるなら私は無期懲役よ」

テソン「お前は俺の輝く星だー!」

 

ガヒョンにいじめられてたのかと聞くテソン。とにかく謝りに来た。それに利用したわけではない。もしかして俺が惚れてるのか?そうだ。お前が好きなんだと自分の気持ちに気付くテソン。

ぬいぐるみを返して帰ってというソルに、「可愛がってるんだ。いつも抱きしめてる」というテソン。

ぬいぐるみの奪い合い。そこにぬいぐるみに録音されたソルの声が…。

「テソナ~♡私たちの愛は永遠よ♡」

永遠に一緒にいようか?というテソン。

ソルの心の声「私の人生の汚点は過去の私だわ」

 

庭の雑草抜きを手伝っているソンジェ。

ソルとテソンのことが気になってしかたない。

帰ってきたソルを見かけたが声をかける前にソルは家のなかに入ってしまった。

 

ソルにケガの手当をしてもらったこと、誕生日にわかめスープを一緒に食べたことを思い出すテソン。

「何が永遠だ」と呟く。

ボールを拾おうと道路に飛び出した子供を避けようとしてテソンのバイクが転倒する。

 

ソルの家

済州島に同窓生と旅行に行くというソル母。

お洒落をしている様子をみてあのおじさんと一緒に行ったのだと思っているソル。

 

過去の記憶

あのおじさんと行くんでしょ?死ぬ直前までお母さんのことを心配してたのにお父さんが可哀想だと母を責め立てる19歳のソル。

今のソルは母の幸せを願っている。

 

母を旅行に送り出すソル。

「楽しんできてね」

ソンジェと一緒にいたときに見たあのおじさんが迎えに来てくれていた。

車に乗って旅行にいく母を笑顔で見送る。

 

ソルは警察署に出向き、9月1日に自分の身に何かが起こる。でも詳しくは話せないと刑事に話す。

貯水池の近くで何かが起きるというなら貯水池に近寄らなければいいだろと返されて何も言えなくなる。

 

ソルの家に携帯電話を拾ったという男からの電話が入る。電話を受けたソル祖母は感謝しながら自宅の住所を教えてしまう。

 

自習室

ソルが自習室に来るとそこには寝てしまったソンジェが。

イヤホンをして勉強を始めるソル。

ソンジェが起きたときには今度はソルが寝てしまっていた。

ソルの寝顔を優しく見つめるソンジェ。

ソルの髪に触れて…ソルが目覚める…「好きだ。俺はお前が好きだ」(←ソルがプールサイドでのソンジェの告白を思い出しているのではなく、このときにソルのイヤホンから聴こえてきた声だと思う)

ソンジェの存在とイヤホンから流れてきたソンジェの声に驚いて飛び起きるソル。

ソルに伸ばした手を不自然にひっこめるソンジェ。いたたまれなくなってソルは席を立つ。

水を飲みにいくソル。追いかけてきたソンジェ。

ソンジェ「顔が赤いぞ」

ソル「暑いから」

様子のおかしいソルに

ソンジェ「もしかして…バレたか?」

ソンジェ「気付いたか?」

ソル「何を?」

何かを言いたそうなソンジェ。

ソンジェ「俺が全部暗記したこと」

ソンジェ「全部暗記したら一緒に行ってくれるんだろ?何ならテストしてもらってもいいぞ」

ソル「別に疑ってないけど」

ソンジェ「じゃあ明日な」

ソンジェの心の声「お前に伝えたいことがあるんだ」

 

野球のライブビューイング会場

ソンジェの行動にいちいちドキドキするソル。

 

ソルの家

ソルと一緒にチキンを食べながら野球観戦しようとヒョンジュがソルの家にやってきたがソルはいない。

ソル兄と一緒に観戦するヒョンジュ。

ダメ男だけど優しいところのあるソル兄を守りたいと思うヒョンジュ。

そこにソル兄の彼女からの電話。

彼女がいると知ってショックを受けるヒョンジュ。

 

テソンの病室

息子の病院に見舞いにもこないなんて…とテソン父のことをぼやくテソンの友達

ライブビューイングに行っているソンジェとソルの姿を見つける。

偶然にも同じ病院に入院しているソル母の姿を見かける。

ソル母は旅行ではなく子供たちに内緒で入院していたのだった。

 

野球のライブビューイング会場

韓国勝利!

ソルも観客もみんなスクリーンを見て大騒ぎしているなか、ソンジェひとりソルをずっと見つめている。

ソンジェ「話があるんだ」

ソル「なに?」

ソルの手をとって人混みから抜け出すソンジェ。

ソンジェ「待とうと思ってたけど、もう隠せないんだ。俺がいちばん嫌いだったのは雨の日だ。水泳場から出たときに雨まで降ってると嫌になるんだ。でもお前と出会った日の雨はいいと思えた。嫌いな雨を一瞬で好きになってあの日だけだと思ったら違ったんだ。今も嫌いじゃない。これからも好きだ。雨の日も…お前も。ソル。お前のことがすごく好きだ。」

ソンジェ「すぐに返事がほしいわけじゃなく…」

「ソンジェ」ソルが言葉を遮る。「私は…」と言いかけたところでソンジェの携帯が鳴る。

テソンからだった。テソンからソルの母が入院していることを聞き、ソルを病院へ連れていく。

母の容態を聞こうと呼び止めた医師は母を迎えにきたあの中年男性だった。

医師「ソルか。子供のころに会ったが忘れたか?」

母の彼氏ではなくソルが幼いころからのソル親の知人だった。

内視鏡検査の結果がよくなかったが幸い早期発見だったと言われる。

子供たちに心配をかけないように黙って手術を受けていたのだった。

母のことを想って泣くソルにお前は悪くないから泣くなと慰めるソンジェ。

テソンの見舞いをするソル。談話室で車いすの人を見かけ一瞬表情が曇る。

ソル「あなたにどんな心の傷があるかは知らないわ。でもね。後悔しないように今を元気に過ごしてほしい。これが初恋の人に言えることよ。だからあなたも運命を変えてみて。心から応援するから。」そう言って立ち去るソル。

テソンの心の声「何だよ。別れの言葉みたいに」

 

ソル母の病室

鎮痛剤を打ってもらってベッドに横になっているソル母。

心配しないで休んでというソルの言葉に「ありがとう」と答える。

心配して来たソンジェに、何しにきたのよと冷たくあしらうソル。

少しは寝たのか、顔が疲れてる、このままだと倒れるぞ、戻るのを見送ってまた明日来るよというソンジェに、もう来ないで、あなたの気持ちにはこたえられないと言うソル。

勘違いさせたみたい、好きになられると困るの、私のことは諦めて。冷たく突き放して去っていくソル。

自分の姿がソンジェの視界から見えなくなったところで嗚咽するソル。自分はもうすぐいなくなる人間だから…。

 

事故当日

ソル母の病室にいるソル兄から携帯の充電器を持ってくるよう言われるソル。

今日は絶対に外に出られないというソル。あと2時間…。事故が起きた日なので外には出られないソル。

そこへソンジェからメール。少しの時間でいいから会いたい、公園で待っている。

行けないと返信するが、ソンジェの家の門が開く音がして外をのぞくと出かけるソンジェの姿が。

ソルからの返信を見ずに出かけてしまったようだ。

急に降り出した激しい雨。

傘を持って出てないだろうソンジェのためにソルは外に出てしまう。

宅配の配達員とすれ違う。

 

ソルの回想

ソル「練習試合より前に私を見たことある?」

ソンジェ「ある。俺を配達員と間違えてた。覚えてないだろ?」

 

ソンジェのインタビューのときの回想

ソンジェ「初めて出会ったとき、夕立が降ってました。傘をさした彼女の笑顔に息が止まったんです。」

 

ソル「まさか…」

ソンジェ「お前と出会った日の雨はいいと思えた。ソル、お前のことがすごく好きだ」

ソル「あの時から…」




居てもたってもいられずソンジェの待つ公園に向かって走り出すソル。

 

公園

雨に濡れながらソルを待つソンジェ

諦めて帰ろうとする。

 

ソンジェのもとへ向かうソルの前にタクシーが…。

タクシーの男の顔…あの男だ。

フラッシュバックする過去の記憶。

鈴の音、縄で縛られた手首、タクシーに追いかけられている自分。

 

雨に濡れながら帰り道を急ぐソンジェとタクシーがすれ違った。

何かを感じ取って振り返ってタクシーに目をやるソンジェ。

道にソルの黄色い傘が…。

 

第7話へ続く。

 

冒頭の場面、日本で言うと「徹子の部屋」みたいな番組でインタビューを受けてるのかな?

ソルのことを想ってつくった曲「ソナギ」本当に素敵な曲なのでYoutubeで何度もリピしてる。

三十歳を過ぎているアーティストとはいえ、アイドル的人気だと思われるので初恋の人の話なんてしたら荒れますよ?w

15年間もずっと同じ人のことを想って過ごしてきたのに、相手には自分の存在を認識してもらえてないなんて切なすぎる。

 

横断歩道でのソンジェの告白シーン。高校生ソンジェがソルに対して真っすぐに気持ちをぶつけてきているのに対して三十路ソルは無言でその場を離れるとか、ちょっと可哀想すぎるんですけどー。

この場面の描写は秀逸です。いや、秀逸な場面があちこちに散りばめられたドラマだと思う。

 

しかしタクシーの運転手、本当に不気味です。

ここまでソルに執着する理由がわからない。