「ソンジェ背負って走れ」第3話 あらすじネタバレ | えるぷりシアワセオリーXZ

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FTISLAND/THE BOYZ/韓流ドラマ

夜の公園

「ひょっとして事故に遭ったことが?」と聞かれて「うん。15年前に。でも何で事故が起こったのか、どれだけ痛かったのかまったく覚えていない」というソル。

水着のことで誤解したことを謝るソンジェ。

心配してくれてることは嬉しいけど、大会に出て金メダルをとるから。正夢にしないから心配しないで。

 

そして運命の大会が始まった。

祈るように見守るソル。調子よく良いスタートをきり1位でフィニッシュ!

観客席のソルを見つけて笑顔のソンジェ。

 

大会前日に場面は戻る。

ふたりの家の前で熱いエアKISSを投げるソンジェ。

その様子をインヒョクに見られてしまい、苦し紛れにインヒョクにも熱いエアKISS。

「テソンのことを好きな子だけどいいのか?」と言うインヒョクに「俺のファンだ」

「ファンと異性への好意は違う」と水をさすインヒョクに「成功は見えてる」と返すソンジェ。

告白はタイミングが大事だというインヒョク。

 

 

大会が終わっての帰り道。

金メダルをとったソンジェはソルと一緒に街を歩いている。

ソルが喜びそうな有名な店を調べていたのになかなか店が見つからない。やっと見つけたのにソンジェに栄養のあるものを食べさせたいと考えているソルはサムゲタンの店に入ってしまう。

サムゲタンの身をほぐしてくれて「熱いから気を付けろ」という推しを前に「私は成功したオタクだわ」と嬉しくなるソル。

「オタクとは何だ?」と聞くソンジェに「ファンと似たような意味よ」

ソルの言葉を聞いてインヒョクの「ファンと異性への好意は違うだろ」という言葉を思い出す。

一瞬不安になったソンジェは「キムテソンのことはファンなのか?好きなのか?」と尋ねるが、「いつの話よ!全然好きじゃない」というソルの答えに思わず机の下でガッツポーズ!

 

 

プリクラならぬ証明写真を一緒に撮ろうと誘うソルだが、ソンジェの頭のなかは告白するタイミングのことでいっぱい。

500円(オベゴン)と告白(コべク)を聞き間違えてしまう始末。

ボックスに入って2ショット写真を撮る二人。

 

 

 

帰りのバスでソルが生理現象を我慢できず、告白どころではなく…。

結局この日は告白のタイミングを逃してしまうソンジェでした。

ソルの代わりに自分がトイレに行きたいことにしてバスを停めてもらうところなんてソンジェ本当に優しい。

 

ふたりの家の前。6月なのに頭上からは桜吹雪。これはインヒョクの演出。

別れ際、今日はありがとうと言うソンジェに、「私は地球の裏側にでも行けるわ。いいえ、異なる時空にいたとしてもすべての時空を飛び越えていくわ。あなたのファンだから」

「いつまで俺のファンを?ファンをやめてほしい」

「俺は…おまえのことが好…」と言いかけたところで「私と友達になりましょう」とソル。

すっかり告白のタイミングを失ってしまったソンジェ。

 

翌日の練習。記録更新かとみんなが期待するなか、再び肩を痛めてしまうソンジェ。

ソンジェが肩を痛めてしまったのは大会ではなくその後の練習でだった。

練習会場をのぞき見していたソルはソンジェがいないと呟く。そこにやってきたテソン。テソンはなんだかんだ言いながらソルのことが気になっている様子だが、ソルはテソンにはまったく興味がない。

 

ソンジェの病院

以前故障したところを再発。再手術しかない。後遺症は残るが左手だし日常生活に不自由はないという医者。ただ選手としては再起は不可能だと。落ち込むソンジェ。

 

ソンジェの家のインターホンを鳴らすソル。ソンジェは留守。

ソンジェは父親の経営するカルビ店に行くが、そこはソンジェの金メダルを祝う人たちでいっぱいだった。

ソンジェ父が親戚や知り合いを集めて祝勝会をしていたのだった。

何も知らない父親にケガのことをなかなか言い出せないソンジェ。しかも父親はオーストラリアに留学しろ、すでに申し込んでお金も払ったという。苛立つソンジェ。何で勝手に決めるのか。

水泳をやめることを宣言するソンジェ。席を立つソンジェと追いかける父親。

結局ケガのことは言い出せず、「うんざりなんだ。練習も辛いし水泳漬けの生活はうんざりだ。仕事がなければ父さんの店で働いたらいい」というソンジェに思わず平手打ちしてしまうソンジェ父。

その場面をソルにも見られてしまい…。無言でその場を去るソンジェ。

水泳部の部室で荷物をまとめる。辛く大変だったリハビリの日々の回想シーン。

気持ちのやり場がなくその場で声を出して泣く。

 

運命は変わらなかった。どうしようもなかった。

思い出したようにカレンダーの9月1日のところに交通事故と書くのだがなぜかすぐ文字が消えていってしまう。不安と恐怖で泣きながら交通事故の文字を書くが何度書いても消えてしまう。

事故も起きてソンジェも救えないのか?何も変えられないならどうして私がここに来た意味があるの?

 

病院ですべてを聞いたソンジェ父。床に崩れ落ちる。

 

ソルは翌日の通学途中にインヒョクとばったり会う。

現代の世界では人気バンドのリーダーとしてスターだったのにソルにとってはこちらの世界ではただの高校生。実物はイマイチだと心の声。

ソンジェの死がインヒョクのファンによる悪質な誹謗中傷やデマによるものだと信じて疑わないソルは「あなたのファンが誹謗中傷しなければソンジェは鬱病にはならなかった。後悔しないように優しくしてあげてね」と言う。

そこへ飛んできたボールに当たって倒れてしまうソル。

この光景、前にも見たことがある。心配して自分を覗き込む隣の学校の生徒の名札をみて何かを思い出すソル。

前の記憶ではこのあと家が火事になってしまうのだ。家には兄クムしかいない。電話するも繋がらない。そこへバイクで通りがかったテソンの後ろに乗せてもらって家に向かう。

 

ソルの家にはヒョンジュとソル兄。ふたりがどうでもいいことで言い合いをしていると鍋から火が。

かなりの火柱になっているのにまったく気づかない二人。

ソルはテソンと力を合わせて何とか火を食い止める。

帰宅したソル母。実はこの火事でソル母は手に大やけどを負っていたのだが、今ここにいるソル母はやけどを免れた。

未来を変えられたのだ。

助けてくれたテソンに感謝の気持ちを述べるソル。

 

ソンジェとソンジェ父。

「痛いなら俺に言わないと。悪い父親にするな」何も知らずにみんなを集めて騒いでしまったことを後悔するソンジェ父。

「手術してまず肩を治してリハビリか水泳をやめるかはそのあとに決めろ」

ごめんと謝るソンジェにいちばん辛いお前が謝るなというソンジェ父。ふたりして涙が止まらない。

ビデオは返しておいた。観たいなら堂々とDVDを借りろ。隠れて借りて延滞料が15000ウォンとは…。観てないというソンジェ。

 

翌日、病院。

筋肉の縫合は成功したが9割は損傷している。関節のダメージも深刻だと。水泳は諦めるように。

それを聞いていたソルは病院の待合で号泣する。少し離れたところからその様子を見ているソンジェ。

 

ソルからの差し入れを毎日楽しみに待っているソンジェ。

退院したソンジェの家にサムゲタンを持っていくソル。実はソル祖母がつくったものを黙って持ち出していたのだ。

お礼にソンジェ父が漬けたお酒をもらったソルはお酒とは知らずに全部飲み干してしまう。

窓を開けて外の風に当たっていると向かいの家から外出するソンジェの姿が。

行き先は練習場のプールだった。

大きな音と女性のうめき声に気づいたソンジェ。そこには酔っぱらったソルが…。

このくらい平気だと言いながら足もとがおぼつかないソルを座らせるソンジェ。

 

 

ソルが持っていた音楽プレーヤーのイヤホンをひとつずつ使って二人で一緒に音楽を聴く。

ソルの心の声「(未来の)ソンジェがファンによく歌ってくれた曲だ」

酔ってソンジェの右肩にもたれかかって寝てしまったソル。

よかった。右側は無事で…と言うソンジェが切なすぎる。

急に現実に戻ったソンジェはソルから離れる。

酔っぱらっているソルは目の前にいるソンジェを等身大パネルのソンジェと錯覚してしまう。

思わず近づこうとして、ふたりで聴いていた音楽プレーヤーを踏んづけてしまう(結果、録音ボタンを押してしまう)

酔ってふらつくソルを右腕で支えるソンジェ。ソンジェの頬を優しくなでるソル。

ソルへの想いを抑えきれなくなり「好きだ。俺はお前が好きだ。」と告白するソンジェ。見つめ合う二人。

「ずっと笑ってて。私が傍にいて守ってあげる。つらいとき怖いことを考えないように傍にいてあげるから。ずっと生きてて…」遮るようにキスをするソンジェ。

 

翌日

二日酔いのソル。

ソルが乗っているバスに乗り遅れるソンジェ。

ソルはイヤホンをつけて登校。

イヤホンから流れてきたのは昨日のプールでのふたりの会話。

 

テソンにソルとの関係を問い詰めるガヒョン。

そこへ通りかかったソル。

ソルを見つけて思わず笑みがこぼれるソンジェ。ソルに駆け寄る。実は酔っぱらっていたせいで昨日の記憶はソルにはない。

ソンジェの「好きだ」という告白がイヤホンから流れる寸前でテソンがソルの前に現れ、ソルはイヤホンを外してしまう。ソンジェの告白を聞く前にテソンから「俺と付き合ってみるか」と告白される。ソンジェの目の前で。

 

その瞬間、腕時計が光ってソルはソンジェが亡くなってしまった時空に戻ってしまう。あの冷たい川の中に。

 

ソルが去ったあとの2008年の世界では、テソンを追いかけていた高校生ソルがテソンの告白を受け入れていた。何がなんだかわからず現実を受け入れられないソンジェ。

 

 

第4話へ続く。

 

 

サムゲタンを食べたあとに一緒に撮った写真はソンジェが亡くなった日にソンジェのホテルの部屋のテーブルにあったものだったね。亡くなる前のホテルの部屋のシーンが何度か登場するけど、第1話では写真は存在せず、ソルがタイムスリップした後は写真が存在するという、とっても繊細な演出です。

プールサイドでふたりで一緒に聴いた曲はECLIPSEの曲なんですけど。

高校生のソンジェは未来の自分が歌っている曲をここで聴いてることになる。

てか、なんで高校生ソルの音楽プレーヤーに未来のECLIPSEの曲が入ってるの?

タイムスリップするときに持ってきてないよね?いまはサブスクの時代だし。

ここの伏線の回収はありますか?

 

インヒョクが告白にはタイミングが大事と言ってたけど、サムゲタンデートのときにもタイミングを逃し、プールサイドで告白することができたにもかかわらず酔っ払っていたソルの記憶に残らず、奇跡的に録音されてた音楽プレーヤーもテソンの登場で遮られるというタイミングの悪さ。

そしてテソンに告白された瞬間にソンジェのことを好きな大人ソルは現代に戻ってしまい、そこにいるのはテソンのことを好きな高校生ソルという究極のタイミングの悪い男になってしまうのでした。

 

第3話のラストで大人ソルは元いた世界に戻ってしまいます。

ということは高校生ソルの人格が…。

ソルがタイムリープしてる民だと知らないソンジェにとったら混乱しかない。