今、本当に必要なモノは何でしょうか? | 思い通りに手作りする仙台泉ブーケとギフトアレンジ・開運フラワーデザインのミントグリーン

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生花・プリザーブド&アーティフィシャルフラワーでプライベートレッスンとオーダー制作。
仙台市泉区パークタウン・運気も上がるフラワーデザイン・花のアトリエミントグリーン(無料駐車場)大崎・利府・東松島・石巻・福島・山形・秋田からもご利用有り。


被災児童に贈る通学グッズ・3点セット
制作をお願いしていた、小名浜に住む作家さんから
連絡を受けて、取りに伺いました。

待ち合わせは、ご自宅の近くと言うことで、
小名浜港「ららミュウ」駐車場入り口。
車は立ち入り禁止になっているかも・・・
そう、思いながら鹿島街道を車を走らせました。

道路状況は、通常時の休日以上の交通量。
街は、大地震以前と変わらぬ姿に戻ったかのようです。

しかし、小名浜港に近付くと、
道路わきには津波で崩れた木材がヘドロにまみれて、
積まれています。

瓦礫の山に、道幅は狭くなり、
対向車とすれ違うことができないような状況に。
そして、遂に信号機の壊れた交差点へと。
瓦礫の撤去作業をしている車もあれば、
見物に来ている車あり・・・。
どう見ても、場違いな若いカップルの姿あり・・・。

案の定、駐車場入り口は進入禁止。
パトカーから
「写真撮影などで車を路上にとめないでください」
そう、叫んでいます。


一週間前、いわきに戻ってきたとき
とても、写真に収めることができなかった惨状。

数日後、この状況を写真に撮り、
多くの人に見てもらう方がよいのでは・・・
そう思えるように少しだけなってきました。

でも、実際に写真に残すことはできませんでした。
だって、私には家族が集える家があるのです。

でも、何もかも失くしてしまった人がいる。
この場所に、本来なら、あったはずの家々。
そこで生活していた人を思うと、
とても写真に撮ることなど
来るはずがありません。

素人が、写真に撮るのは避けたほうがよいと思います。
当事者が、記録として残していくならば、
頼まれて撮影するならば別ですが。

まったく関係の無い人間が、
他に用もないのに立ち入るべき場所ではないのです。
復旧作業の妨げになるし、
道も狭く、信号機もない道路は危険です。

撮影は、報道カメラマンや、
地元のプロに任せる方がよいのではないでしょうか。


そんな状況下で、子供たちへ贈る
袋物を制作してくださったSさんから受け取りました。

彼女の家は、この場所のすぐ近くだそうです。
アパートの3階にあった住まいは
津波の被害を免れたそうですが、
物置に入っていたものは、水に浸かってしまったそうです。
津波の時間、平市街地に車で来ていたので、
かろうじて車も無事だったそう。

家に戻って、小名浜が、まさかこんな状況になっていたとは
想像もしていなかったそう。

ご自身も被災者なのに、
これからも、袋ものの制作にご協力いただけるそうです。


先日、袋物を贈った避難所で暮らす人々。

自炊をしようとなさっていたようでしたが、
日中は、仕事のある人もいて、
家の片づけに出てしまう人もあり、
幾つかのグループ毎に食事の準備をする案も
出ていたそうですが、
調理する道具が足りず、
回っていかないのが現実で、
温かな食事は炊き出しが頼りになっているようです。

きっと、皆さん
一刻も早く、それぞれの家庭ごとの住まいに移って、
それぞれの家の台所で
食事の支度をしたいと願っていると思います。

仮設住宅への申し込み、
一時募集は数日前に締め切ったそうですが、
子供の学校を考えると、
簡単には申し込みができなかったそう。

こんなときだからこそ、友達とは離れずに
学校に通わせてあげたいそうです。

避難所生活を送っている人たちにとって、
今、一番必要なのは住まいだと思いますが、
住めれば、どこでもいい・・・そんな訳にはいかないのです。

多くの方が、住まいと同時に車も失っています。

津波で傷んだ家の後片付けをしに行かなければいけません。
子供の学校のことだけでなく、
自宅があった場所から遠く離れた仮設住宅で
暮らすわけにはいかないのです。

明日、小学校に
ハンドメイドの手下げバック・
体操着入れ・上靴入れを届けてきます。
少しでも、子供たちに笑顔が戻ってくるように
有志が心をこめて作った品です。

今日、待ち合わせをしたSさんは、
「給食のときに使えるので」と
手作りの子供用のガーゼのマスクに加えて
女の子用の手造りのヘアピンもセットにして
手渡してくれました。

引き続き、ハンドメイド仲間で
コップ入れやお弁当袋、
掃除のときに使う、膝当ての制作を
していこうと思っています。

被災地域の小中学校からの
児童を受け入れている学校では、
学用品(文房具)の寄付を呼び掛けています。

地震から一月も経てば
被災した方にとって必要なモノは
避難所に入った頃とは変化していますし
これからも少しずつ変化していくと思います。

今、本当に必要なモノは何か・・・。
ニーズをキャッチして、
少しでもお手伝い出来るようにしたいと思っています。

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