こんにちはヒロルです。
今日も妻が忙しいので、
ヒロルがブログをお届けします。
先日
ランチを食べに、
新しくできた中華料理屋に入ったのですが、
メニューを見て、
「食べたいのが無い。。。」
と思ったので、
お冷やを出してくれていましたが、
「すみません。食べたいのが無いので帰ります！」
と言って、お店を出ました。
俗に言う、
無注文客
ワタシは、
お店に対して大変失礼な事をしてしまう、
大変失礼な人間。
ナナがよくネタで、
「ヒロルはレストランに入って、気に入らないと注文せずに帰ったりする」
と話していますが、
本当です。
でもあれって、
すっごい深い理由があるんです。
今日は、そんな
凄深（スゴフカ）な話をお届けしたいと思います。
これから話す内容は、
僕が無注文常習者になるもっともっと前の話、
long long time ago....
ワタシの友人、
お名前は乃木坂さん。（男性）
彼、ラーメンが大の好物。
そんなワケで、
二人でふらっと、ラーメン屋に入ったんです。
そこは昔ながらの「中華そば」
二人とも一杯650円のノーマルを注文
乃木坂さんは、
さすがラーメンの申し子。
まずはレンゲでスープをすくい、
一口。
一方、ワタシはお腹が空いていたので、
ガッツきました。
あっという間に食べ終わり、
乃木坂さんの方を見ると、、、
驚愕の、
ラーメンがそのまんま。
((((；ﾟДﾟ)))))))
ワタシは
震えた。
この人生で、
最もラーメン屋で震えた瞬間。
恐る恐る、
ワタシは尋ねた。
「乃木坂さん、どうしたんですか？！」
「俺の口には合わん。
ヒロル、俺のラーメンいるか？」
そして、
ワタシはラーメンを二度見した。
わ、
割り箸が
無い。
この人は、スープ1口で、
判断した。
自分の口には合わんと！
このラーメンには
箸を割る価値が無いと。
本日
二度目の
震え。
そして、
食べ物と料理長への敬意を表し、
ワタシは
乃木坂さんのラーメンを平らげた。
お店を出て、
乃木坂さんが開口一番
「ヒロル。
リベンジさせてくれ！！」
ちょ、
何を言うてるんですか！？
乃木坂さん
「ここから500m歩いた先に、
もう一軒ラーメン屋がある。
そこでリベンジや！」
気づいたら、
ラーメン屋のカウンターに座っていた。
確か、鶏白湯ラーメン屋。
はち切れんばかりの胃袋と
予測不可能な乃木坂さんのせいで、
ワタシは、
意識が朦朧としていた。
本日3杯目のラーメンが目の前に現れ、
「これさえ乗り切れば、、、」
そう思った瞬間、
我に返った。
ちょっと待てよと、、、
乃木坂さんの方へ目をやると。。。
アレ、
割り箸が・・・
3回目の震え
こうして、
ワタシは、
ラーメンを合計4杯食べることになりました。
ちょっと、
マジで、
規格外じゃ無いですか！？
乃木坂さん。
連チャンで、
スープ1口って。
こんな人、見たことない。
えっ！？
ラーメン4杯食べる奴も見たことないって！？
で、
ここからが
すごく深い話になってきます。
乃木坂さんの行いは、
一見、
ワガママで、
礼儀知らずで
失礼に見えますが
実は、
乃木坂さん
医者から「ラーメン食べると死ぬよ」
って言われてるんです。
腎臓の病気で、
体に溜まった毒素をオシッコとして排出できない体。
そのため、
食事制限、水分制限が必要で、
週3回
毎回4時間の透析治療が必要なんです。
一般的に美味しいと言われている、
焼肉、寿司、ラーメンなどは
乃木坂さんからすると全て寿命を削る
劇薬
だから、
一食入魂
口に合わないものは食べない。
仮に、乃木坂さんが、
ワタシみたいに一度にラーメンを4杯食べようものなら、
ガチで死ぬ。
僕は乃木坂さんに会うまでは、
暴飲暴食、
お菓子にジュース
好きなものを好きなだけ食べていました。
でも、
今思う。
ワタシがないがしろにしていた、
「1食の重み」を。
乃木坂さんは、
教えてくれたんや。
ラーメン4杯と引き換えに。
これからは、
「好きな四文字熟語はなんですか？」
って、聞かれたら
一食入魂
これで行こうと思う。
だから、これからも、
初めて行くレストランで、
メニューを見て、
食べたい物がなければ、
そのままお店を出ようと思う。
パートのおばちゃんが「えっ！？」
ってなると思うけど、
お店を出る。
そのほうが、
料理長も嬉しいと思う。
イヤイヤ食べるより、嬉しいはず。
食の神様も赦してくれる。
でも、
いきつけのお店でこれはダメ
人としてダメ
そこはわきまえて。
「あんた、
うちのメニュー知ってるくせに、
いい度胸だな！」
って喧嘩になる。
おばちゃんに、
オタマでど突かれても文句言えない。
あと、
人が作ってくれた料理も同じ
絶対に文句言わない。
じゃ、
お前作れよ！
ってなる。
絆がズタボロ
妻に言おうものなら、
当分、
セックスレス確定。
10日間どころじゃなくなる。
食は
礼に始まり
礼に終わる。
最後に、
最近のワタシの悩み
ワタシを満たしてくれるランチが無い
だから、
オニギリ作ることにした。
玄米オニギリと無農薬梅干し。
そしたら、
妻が、
「じゃあ、ワタシが毎朝作ってあげる
愛妻オニギリ
作ったげる」
って言うもんだから、
期待するじゃん。
でも、
あいつ
朝起きねぇの。
いっつも寝坊
娘のお弁当作るので一杯一杯
「ワタシのオニギリは？」
って、言おうもんなら。
死ね
って言われそうなくらい、
朝は機嫌が悪い。
だから、
自分で握ってる。
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