2週間ほど夫の実家に帰省していた、

パパ&キッズが帰ってきて、

また賑やかな日々が再開しています。

 

高橋ナナですぼく

 

 

 

家族がいない間、

ずっと引きこもって、断捨離していました。

 

 

今回の断捨離は、

私の部屋のみに集中。

 

 

 

小学5年生から書いてた、

中学、高校、そして20代前半に綴った、

顔から火が出そうな、

恥ずかしい日記を全部捨てました 笑

 

これでいつでも死ねます 笑

 

 

 

そしてまた本を200冊ほど手放し、

洋服もダンボール2つ寄付させていただきました。

 

 

手放した洋服に関しては、

仕事で着てきた綺麗めなものが多かったですが、

 

「捨てる」となると、

「う〜ん、もったいない!」となるものも、

 

誰かに着ていただけるかもしれないと思うと、

結構値段が高かったもの、

気に入っているものでも、

躊躇せずに手放すことができました。

 

 

が、

 

10日以上も「モノ」と向き合っていると、

やっぱり疲れます。

 

 

 

体はもちろんなのですが、

何と言っても、

 

 

手放すもの、

残すものを、

「選ぶ」ということが、

こんなにも疲れるものなのだと、

唖然としております。

 

 

去年、7年ぶりに、

バックパックのみでインドに行った時のことを思い出しました。

 

 

なんせ私には、ものが多かったので、

ファンデーション一つ取っても、

5つくらいある中から、

一体どれを持っていけばいいのか??

と選ぶことになるのです。

 

 

リキッドファンデ

クリームファンデ

パウダーファンデ・・・

 

 

そしてリップやグロスに至っても、

どれを持っていたらいいのか?と、

10本くらいの中から選ぶことになる。

 

 

それでパッキングにとても時間がかかっていたのですが、

そんなことをインドで合流した、

イスラエル在住のフォトグラファーゆかりさんに話したところ、

 

 

「日本は安くてもいっぱいいいものがあるから、

選ぶの大変ですよね。

イスラエルは、値段が高いくせに選択肢が全然ない!!」

 

 

と言っていたんです。

 

 

そもそも選択肢がそんなに多くないから、

迷うこともそんなにないと。

 

 

「あ、それっていいな〜」

 

って感じたのを覚えています。

 

この時から「選び疲れ」を起こしてたんだと思います 笑

 

 

 

日本はお店に行けば、本当に、

値段が高いもの安いもの問わず、

ものすごい種類の商品が所狭しと並んでる。

 

 

 

そもそも美容が好きな私が、

LOFTとかに化粧品を買いに行くと、

どうしてもテキトーには選べないので、

最低でも2時間は商品を選ぶことに費やされます。

 

 

もちろんそれはそれで楽しい時間なのですが、

 

 

本当に、日本の商品はどれもこれも、

素敵すぎるんです!!!笑

 

 

そりゃそうだよね。

 

 

頭の良い人たちや、

日本人の繊細な感覚を持つ素晴らしい技術者たちが、

 

日々、研究やマーケティングをこれでもかってくらい重ねて、

社運をかけてこの世に送り出してる、

素晴らしい商品なんだから。

 

 

 

お店でもその状態ですが、

インターネットの中は、

さらにカオス!!

 

 

ひとたびAmazonを開くだけで、

数え切れない程の、

素敵なものがどんどん目に飛び込んでくる。

 

 

もうホント、

どれもこれも素敵で、

選べねーよ!!!!

 

 

 

 

ってなる 笑

 

 

 

でもこうなってるのは私だけじゃなくて、

 

最近は、

好みを入力するだけでコーディネートされて送られてくる、

洋服やブランドバッグのレンタルサービスが流行っていますが、

 

 

このサービスがこんなに流行っているのは、

 

商品がありすぎて、

「選ぶ」ことに現代人は疲れているから

 

というのが流行した理由の一因になっている、

というのをテレビで観たことがあります。

 

 

 

そうだよね、わかるよ。

わかる!

 

そうなっちゃうよねチーン

 

 

 

これ、

「もの」もそうなんですが、

 

この日本においては、

「こと」に関してもそうだよねって思うのです。

 

 

 

例えば日本は、インドと違い、

階級制度がないから、

実力さえあれば、どんな仕事でも選べる。

 

 

自分磨きをしようとすれば、

エステでも、

習い事でも、

もう本当にたくさんの種類の中から選ぶことができる。

 

 

良くも悪くも、

選択肢がいっぱいある日本社会は、

一見とても自由に生きることができるように見えるけど、

 

 

選ぶことができなくて、

考えすぎちゃって、

逆に動けなくなる人も多いんじゃないかな?

って思うんです。

 

 

 

「迷う」ことで、

どんどん時間が過ぎてく。

 

 

 

前、スティーブ・ジョブズが、

絶対に妥協ができなかった!と言う逸話で、

 

 

気に入ったものになかなか出会えなくて、

家にずっと家具が全然なかった!

 

というのを聞いたことがあるけれど、

 

私もそういう経験があって。

 

 

いつも家やサロンに、

素敵な「絵」を飾りたいって思っているんだけど、

やっぱりなかなかこれ!ってものに出会えなかったり、

そもそも選ぶ時間が取れなかったりで、

結局何年も絵を飾ってない 笑

 

結婚してから7年経つけど。

 

 

 

そもそも選択って、

感覚的に「これ!」って湧いてくるもので、

 

自分で選んでるように感じても、

実は「選択」が起こっているだけなのですが、

 

 

直感で全てを決められればいいのだけれど、

やっぱり「いつか使うかも」と、

損得勘定ベースで頭を使うことも起こってるらしく、

それが疲れるんですよね。

 

ただただ脳疲労。

 

損得勘定、

マジ疲れる。

 

 

 

そう考えると、

またジョブズの話になりますが、

 

 

彼が毎日、

黒のタートルネックと、

リーバイスのジーンズと、

ニューバランスのスニーカーだったというのは、

なんかわかる気がする。

 

 

 

ジョブズは、

 

「世界に衝撃を与える」

 

というのをミッションにしていて、

そのために生きて、

働いていたから、

 

そのことに全身全霊で、

全力集中するために、

 

毎日の中から「服を選ぶ時間」を削ぎ落とした

 

というのは、有名な話。

 

 

 

そんな時間があるなら、

全てを、

 

「世界に衝撃を与える」

 

ことに使いたかった。

 

だからいつも同じ格好をしていたと。

 

 

 

 

そりゃー、

 

 

携帯電話からボタンなくすよね!!!

 

 

こんな感じで日々、生きてたら。

 

 

 

今普通にスマホ使ってるけど、

ガラケーを覚えてますか??

 

 

今までに一体誰が、

 

「電話からプッシュボタンをなくす」

 

なんて思いついただろうか。

 

 

本当に世界に衝撃を、

与えまくっちゃったよね、

ジョブズさん。

 

 

 

 

きっとこれなんだよなって思うの。

 

 

「モノ」だけじゃなくて、

精神的なミニマリズム。

シンプルさ。

 

 

この集中力。

 

 

 

 長いので記事を分けます。。。

 

 

 

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