昨日の夜、ホテルの屋上で前髪切ってたら、
そこにいたキリストみたいな顔した、
ユーゴスラビアとカナダのハーフの男の子に、
「僕はとても髪が長かった。
だけど3週間前、気温が45度になったとき、
「これは死ぬ」と感じ、
自分で髪を切ったんだ。
イマージェンシー(緊急)だった。
それでちょっと髪型変なんだ。
だから僕の髪も切って欲しい。」
と、
なんかものすごい、
キリストが説法してるような物静かな口調と、
まっすぐな目で言われたので、
思いっきり髪をザクザクと切ってやった(超テキトー)
高橋ナナです。
33年間生きてきたけど、
初対面のユーゴスラビア人の髪を切ることになる日が来るとは、
思わなんだ。
最近、
カリガートのお仕事がかなり医療行為寄りになってきたので、
ナース修行受けてます(`・ω・´)ゞ
患者さんが喋ってるベンガル語も何個か覚えたよ!
介助のほかにも、傷の処置とか浣腸とか、
摘便(肛門に手を入れて便を出す)とかまでやらせてもらってます。
これらは日本だと医療行為だけど、
こっちではできるのならやっていいみたいです。
どんどん忙しくなって来るけど、
日本の老人ホームで働いてたときよりは、
まだマシかな(^▽^;)
ただ、薬とか処置の説明が英語だから、
本当にもっとちゃんと勉強しときゃよかったって、
すんげー歯がゆいよ(x_x;)
これから1ヶ月くらいで集中して、患者さんの状態の把握と、
ナーシングの習得ができるように、
気合入れてがんばろうと思います。
さて、
こないだの日曜日にマザーハウスであった、
日本人シスターのお話のシェアをしたいと思います
愛についてです。
シスターいわく、
日本では、愛=好きになること、もしくは恋愛みたいな意味になってるけど、
それは違う。
本当の愛には、「決心が必要だ」と言っていました。
好きな人には努力も決心もなく優しくできるけど、
「愛する」というのは、嫌いでも優しくしようとか、
嫌いだけど微笑もうとか、決心が必要。
でも嫌いな人を好きにならなくてもいい。
愛することが大切。
本当の愛があるところには、
失敗がないそうです。
愛するということは、決してロマンティックなことではなく、
痛みをともなう事だけど、
必ずそれよりも大きな喜びがあると、
マザーはいつも言っていたとおっしゃっていました。
そして、神様が人間を作ったのは、
愛して
愛されるため
なんだって
やばいね。
神。
そんな素敵なことのために人間作ってくれたなんて。
まじアガペーじゃん。
愛されるかどうかのコントロールは難しいけど、
愛するかどうかは自分でコントロールできることだから、
生きてるうちに行けるマックスのところまで、
アガペーレベル上げてこう!!