@atelier_shop_emaema instagram
実験室的アトリエのブログへようこそ。
前回からスタートしたシルバーフィルドワイヤーからロウ付けて作る喜平チェーンブレスレットの製作過程のご紹介。前回、糸鋸を使って大量の丸カンを作り繋げたところまでご紹介し、今回はその全ての丸カンをロウ付けする工程からでした。ここまでの工程は前回のブログをこちらからご覧ください。
■ロウ付け工具
ロウ付けジュエリー製作に必要な工具を最低限必要な物だけをアトリエが厳選した『ロウ付け工具セット』、『ハンマーセット』、『ハンディルーターセット』、『指輪製作セット』、そのほか、k14gfワイヤー、シルバーフィルドワイヤーなどを受講生さん専用仕入れオンラインショップ TOOL-LABO. (ツール•ラボ)で取り扱っていますので必要な方はお問い合わせ下さい。
アトリエで使用しているロウ付工具は、レンガ、バーナー、薬品類、ロウ材、ピンセット、などを使って作業しています。今回はチェーンのロウ付けの際にコマ同士がくっ付かないように使用するピンセットを固定するために、別名『第三の手』と呼ばれているツールクリップを使ってセッティングします。
ロウ付け方法は過去のブログ『■ロウ付けアクセサリーの作り方』でご紹介していますので必要な方はこちらをご覧ください。
■チェーンのロウ付け
手前に少し見えているのがピンセットを固定してくれる『第3の手』ツールクリップです。片方のピンセットでロウ付したいコマを挟み、もう片方のピンセットでロウ付けするコマの前後の2コマを挟んでロウが流れて一緒にロウ付けしてしまわないようそれぞれのピンセットをツールクリップで固定して空中に浮かせてセッティングしました。コマのロウ付けができたら次のコマをセッティングし直して、またロウ付けして次のコマをセッティング、この作業を繰り返して全ての丸カンをロウ付けしていきます。
これまであまり使用してこなかった『第三の手』ツールクリップですが、接点が無いようにコマ同士を空中に浮かせた状態でロウ付けするのでチェーン作りには必要不可欠な工具でした。慣れるまで固定させる時の腕の角度調節に少しコツが必要でしたが、繰り返しセッティングして全てのコマのロウ付けが終わる頃にはすっかり慣れていました。
ロウ付け作業後には研磨してピカピカに磨いておきます。今回はここまで。次回ロウ付けが完了した丸カンチェーンを喜平チェーンに仕上げていきます。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
from.ema ー