みなさん、おはこんばんにちは。



あしゅです!!


SNSが流行している昨今、



ブログではありながらも



沢山の人に自分の意見を発信できるツールを持っていることに自信を持ってきているため、




更新頻度が高くなり始めている




あしゅです。ウインク






さて、今回はこの土曜に行われたオスキーのお話です。






オスキー?




はい、みなさんご一緒に?







オスキーーーー???




オスキーとは、




"オスキー(OSCE)は、Objective Structured Clinical Examinationの略で、主に医学生や看護学生などが受ける臨床技術の評価試験です。試験では患者との対話、身体検査、臨床的判断、専門的なコミュニケーションスキルなど、医療現場で必要とされる技能が評価されます。多くの場合、実際の病状を模したロールプレイが用いられ、試験官が学生のパフォーマンスを評価します。"


(ChatGPTより引用)





です。




まとめると、



模擬患者さん(役者さん)という方が1人



大学の医者1人



オスキーの機構の人1人




の計3人




が部屋にいて、




そこにトントントンとノックして入り、

患者さんを呼び入れて診察するという試験なのです。






受験生には、



問診+身体診察で12分、



所見をまとめて指導医に報告する時間で4分



の時間が与えられています。




実はこのオスキーという試験、



4年生の時に実習に進む前にも

CBTという筆記試験とセットで行われる実技試験でもあります。



実習の名前が

クリニカルクラークシップ略してCC

と言うので、



4年生のオスキー=preCCオスキー

6年生のオスキー=postCCオスキー



と言います。


では、この2つは何が違うのか?



というと、postCCオスキーでは最後に患者さんの病気を当て、鑑別診断を3つほどまであげなければならないのです。



4年生のオスキーは診察の手順を覚えて披露するだけで合格しました。



がしかし、



今回のオスキーでは、その手順を覚えた上で所見を取り、その所見をもとに可能性の高い病気を挙げて初めて合格。



というわけです。







詰まるところ、

何をこの試験で見ているのか?というと、



初期研修医になってしっかりと患者さんを診察して、病気はなんなのかを解明し、指導医にもコンサルト出来るのか?



ということを見ているわけです。






さて、今回私はその試験を受けてきたわけです。



結果は来週頃分かるそうなのですが、

それにしてもソワソワします。




そんなソワソワの中、


医者が問診でどんなことを聞くようにしているのか、など、診察手順を公開していきたいと思います。







まず、トントントン




〇〇さん、お入りくださーい



確認のために、お名前フルネームと生年月日を教えてくださいおねがい←ここ重要です。



医療ミスというのは患者さんの取り違えなどで起こりやすいため、絶対にフルネームで確認するようにします。



そこから聞いていくことは、




まず、「OPQRST」です!




1. Onset(始まり): 症状が始まった時期や状況を尋ねます。例えば、「痛みはいつ始まったのですか?突然始まりましたか、それとも徐々に悪化しましたか?」



2. Provocation/Palliation(増悪寛解因子): 何が症状を悪化させる(または引き起こす)か、何が症状を軽減させるかを尋ねます。



3. Quality(性質): 症状の性質について詳しく説明を求めます。例えば、「痛みは鋭いですか、それとも鈍いですか?」



4. Region/Radiation(部位・放散): 症状が生じている部位と、その症状が他の部位へと放散(広がる)しているかどうかを尋ねます。



5. Severity(重症度)、Symptoms(随伴症状): 症状の強さまたはその影響の度合いを評価します。これはしばしば痛みのスケール(例えば、10点満点での評価)を用いて評価されます。また、主症状以外に症状がないかを尋ねます。



6. Timing(時間経過): 症状がどのように時間とともに変化しているかを尋ねます。例えば、「痛みは一日中続きますか、それとも一部の時間帯に限定されていますか?」



ということを聞いたのちに、


「かきくけこさしすせそ」を聞きます。



1. か(家族歴): 患者の家族間で疾患が共有されているかどうかを問い、遺伝的なリスクがあるか聞きます。


2. き(既往歴): 患者が過去にどのような疾患や手術を経験したかを尋ねます。



3. く(薬): 患者が現在使用している薬、または以前に使用した薬について尋ねます。これは薬物間の相互作用や副作用を考慮する上で重要です。アレルギーについても尋ね、特定の薬や物質に対する反応を確認します。



4. け(健康診断): 患者が定期的に健康診断を受けているか、また最近の健康診断で何か異常が見つかったかを尋ねます。


5. こ(海外渡航歴): 患者の海外渡航歴を尋ねます。これは特定の地域で流行している病気に感染した可能性を探るために重要です。


6. さ(酒、タバコ): 患者の飲酒や喫煙の習慣について尋ねます。これらの習慣は一部の病状と関連しており、適切な診断や治療計画を立てるために重要です。


7. し(仕事、食事): 患者の職業と食事の習慣について尋ねます。職業は特定の健康リスクと関連することがあり、食事の習慣は栄養状態や特定の疾患と関連しています。



くらいまで聞いて、



最後に解釈モデルを聞きます。




患者さんが今の症状について、


どのように思っているか?


ということです。



例えば、腹痛でいらしていたら、



周りの人でがんが増えてきていて

胃癌が心配です。



などのようなことです。





その後に身体診察をして、鑑別診断をあげます。




実際のオスキーでは、


診断を当てる必要は全くないらしいです。


きちんと所見をとって、

それを元にきちんと病気を挙げられればそれでいいのです。




今回は…それがきちんとできたと思ってますキョロキョロ








以下は、あしゅのオスキー本番珍プレー集です。




1の巻…



まず、あしゅは午前の部のトップバッター、



つまり、すべての受験生の1番最初でした。




オスキー試験には、

オスキー機構の作る参考ビデオなるものがあり、

それを見てから試験を受けることになっています。



このあしゅも、一応、一応、




試験前日にビデオを見て臨みました。




そうすると、なんと、


最初の患者さんの呼び込み、

〇〇さんおはいりくださーい



のところで、


「患者さんをドアの外まで迎えにいきましょう」


と言っていたのです。



それを見て、あしゅは、



本番でも試験開始のアラームと同時に

自分の入ってきたドアを開け




〇〇さん、お入りくださーい


と声をかけたのです。



すると、後ろから、


「患者さんは隣にいらっしゃいますよ!」


と試験官に言われたのですガーン




そう、左に患者さんは座っておられました…





試験室に入った時にチラッと人がいるのは見えたのですが、


裏審査員か何かだと思い、スルーしてしまいましたニコニコ



試験官から見たら、

1番最初の受験生で、


試験開始早々自主退出ニキ


になってしまってとんでも無く恥ずかしかったです驚き




そのあとは試験はしっかりと進みました…笑




2の巻…



オスキーは3人の患者さんを診察するのですが、



3人目が小児の診察でした。



祖母が孫を連れてきているという設定でした。



色々と診察をする中…



「お母様は最近体調は変わりないですか?」


と尋ねてしまいました。



そうすると、


「祖母です。」


と言われまして…



あしゅは咄嗟に、



「あぁ!そうでしたね!

大変お若く見えましたので…」



と言ってしまいましたキューン





お母さんと間違えてしまったのは痛手でしたが、



咄嗟のリカバリー力は我ながらあっぱれと思いました爆笑






とまぁ、こんな感じです。




これを見てる医学生の方で参考になれば!



そして、医学部ってどんなもの〜?って思っている方にも興味を持っていただければ幸いです!




これからもあしゅは名医になる為に坂を登り続けます!!






結果がわかったらまたご報告したいと思います!!!!!






それではまた!!!





ばいび!!!!





 
 
 
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