前回は、仮想アースの話を投稿しました。
その中で、TEAC NT505の音質向上が高かった・・・という話を書きましたが、手持ちの機材で、改善効果が一番高かったのですが、バージョンアップ・・・は少し言い過ぎたかな・・・と思ってます。(苦笑)
確かに効果を感じられるのですが、今回導入した入門編用クロックジェネレーターの方がもっとバージョンアップ感を感じられたからです。(^_^
入門用クロックジェネレータとして、導入したのは、AUNE XC1*です。
*BNC 50Ωのケーブルは、サイバーシャフト社のケーブルを別途購入して使用しています。また、私が購入した時は、XC1が、3万円ちょっとですたが、また上がってますね・・・。
昔から興味はあって、サイバーシャフト社の物などを導入しようと思ってましたが、iFi NEO iOneやらZEN DACを買い、興味が薄れていき、ダメ押しがNEO iDSDの導入でした。
NEO iDSDやZEN Streamを導入したあたりから、NT505の稼働率がほぼ使っていないぐらいに下がりました。
が、光アイソレーションまでを行った際に光アイソレーションポート側(仮称)に接続してみたところ、少しは改善が見られたので、たまに気分転換で使うか・・・と少し稼働率が上がり、更に前回投稿の通り、CrystalEpRを刺して、更なる改善が見られた・・・そういえば安いクロックジェネレーターが出てたので、買ってみるか・・・と今回導入してみた訳です。
結果からいうと、クロックの導入効果が一番高かった!
まず、ノーマルだとAK4497って、パワー感が感じられず、各パートの分離感が物足りない、パワー、もしくはエネルギー感を感じにくい・・・という状態で、完全に女性ボーカル、もしくはバラード専用マシン・・・みたいな感じに成り下がってましたが、クロックジェネレーターのお陰でフォーカスが合った感じで、全体的なS/Nの向上(靄が薄れる感じ)、低域のタイトさと歯切れの良さが出てくるので、おやっ!となります。
導入後は、音のフォーカスが合うことにより、もっと各パートの分離感が増して、ベース、ドラムのリズム隊のタイト感も向上すので、エネルギー感も感じられ、本来の力を発揮します。
ボーカルの綺麗さも際立ってくるので、その手の女性ボーカル物など、おおっ!と思わず声が出てしまいました。
(そうそう、一点言い忘れてましたが、これらはネットワーク接続による結果で、最近PC接続をしていないのですが、PC接続の方はクロックジェネレーターを入れる前にBulkPetを試すと良いかもしれません。クロックジェネレータほどの効果は無いですが、少し靄が晴れるぐらいの効果がありましたので。)
どうやらNT505の音質向上は、1番最初にクロックジェネレータの導入が良いようですね!
出来ればこのような入門用クロックジェネレータではなく、純正かサイバーシャフトのPremium以上の物を入れた方が良いと思われます。
試した結果から言うと標準のクロックなのか、クロックの扱い方がそこまで良いわけではないように感じましたので、予算の都合・・・ということであれば、私の方にとりあえず、Aune XC1で暫くがんばるというのもありかもしれません。
(私の場合は、あくまでもメインがZen Stream + Neo iDSDなので。)
また、これらを入れて、わからない・・・と言う人は、元々のアンプやスピーカーがある一定のレベルになっていない可能性があると思いますので、これを機にそちらの見直しをお勧めしますね。
ちょっとTEAC NT505が好きになってきましたので、次はクロック系を強化するか?などと、散財計画が進行してしまうasyncbeatでした・・・(涙)