こんな記事を書いたぐらいES3098PROを搭載したSU-9を絶賛したくせに今やTEAC NT505の追加導入のため、ケーブルが足りなくなり、接続すらされていない状態・・・。

これからProCableさんに発注する予定ですが・・・(苦笑)

 

 

そして、スピーカーも当初の計画を大きく超えて、Dali ZENSOR3が部屋の片隅におかれ、 YAMAHA NS-B330とNS-B901の2台体制・・・。もはや笑うしかないwww

 

・NS-B330 → DALI ZENSOR3に似てますが、低音を締まっているので、量感は少ないです。(ただ充分)、さらに中音から高音までのフラット感と伸びは、ZENSOR3よりも上だし、バランスも良し。(ある程度のアンプで駆動させるとZENSOR3って、こんなにドンシャ・ブーミーだったっけ?!って感じ。パワーの無いアンプの時は、もっとフラットに感じた。)

 

・NS-B901 → もう少し低音が出れば、これ一本で良いと思えるほど。(低音が歯切れよすぎで、量感がもう少し欲しい)解像感は充分、高音までの伸びは最高で、女性ボーカルが脚色なく綺麗に聴けます。全体的にモニター調で、爽やか系サウンドだと思います。(ボリュームを上げれるとしまった低音がしっかり出ていることがわかります。)

 

更に想定外のピュア系アンプYAMAHA A-S801の購入もしてしまいましたね・・・。(涙)

 

 

その途中に想定外のiFiの音質向上アクセサリー関連やDACも購入してしまうなど寄り道をし、遂に今回TEAC NT-505の購入してしまいました・・・。

こんなことであれば、最初からNT-505クラスを買えば良かった・・・と思いますが、しょうがないですね。

 

さて、NT-505ですが、多少失敗したな・・・と思えるところはありますが、私に旭化成DACも捨てたもんじゃない!と思わせてくれたDACとなります。

 

AK4497を各チャンネル毎に搭載した構成となるのですが、ES3098PRO搭載のSU-9と違い、全体的に音が優しくも聴こえ、繊細なタッチまで表現されるので、それらが感じられる女性ボーカル物やJAZZピアノなどを聴いているとわおっ!っと思わず声がでるほどで、ちょっとうっとりしてしまいます。www

旭化成のAK4490以降の音は、音のタッチがシルキーだ!と言う人がいますが、なるほど!と的を得た表現だと思いましたね。(私はこのNT505のAK4497の音でそう感じました。)

 

実は、AK4490搭載のAK320で曲を聴いた時は、Astell&Kernのバランスアウトの出来の悪さが災いし、単にメリハリの無い低音もあまり出てない、言うほどのDACチップか?!と思った時期もありましたが、iFi nano iOneを手に入れ、AK320と光接続した際にその片鱗を感じることが出来たので、AK4497を搭載したTEAC NT-505の購入に繋がったという裏話があったりします。

(Astell&KernのDAPのほとんどは、疑似バランスアウトで専用バランスアウトではないので、注意が必要。)

 

更にES3098PRO搭載機種と比較すると、ES3098PRO搭載機種の方がNT-505よりも音の立ち上がりが速く、音の立体感が高く、楽器の音色が濃く聴こえるので、パワフルさやメリハリを感じやすいと思いました。

逆にNT-505は、もう少し全体的に柔らかく、繊細なタッチで聴かせる感じで、落ち着いた音楽に合う・・・といった感じです。

(ちなみにAK4499は、ES3098PRO並みのパワフルさを兼ね備えており、最高のDACだという事をいう人もいれば、AK4497までのシルキーさが失われてしまい、一部ではAK4497搭載機を選ぶユーザーも多いとか。まあ、電流出力型に変更した結果、手に入れたのがES3098PRO並みのパワーで、その結果繊細さが失われるのは自然な流れか。)

 

 

音質などに個性的な特徴があることがわかり、私もようやくAK4497の良さがわかりましたが、

NT-505には魅力的な機能を備えているので、こちらも紹介しましょうか。

 

・MQA対応 → なんとLAN経由での再生のみ対応です。(USB DACモードでは対応しない。)ちなみに前面パネルのUSB-A端子は、なんとNAS接続の端子となります。

だけであれば良いのですが、LAN経由の再生が、スペック上大きな制限がかかるのが、このDACの悪い点。DSD 5.6MHz、PCM 384kHz/32bitネットワーク・ストリーミングに対応ですが、384kHz/32bitのデータは、最後に192kHz/24bitにダウングレード。MQA384kHzもダウングレード対象となる。

 

・PCMデータの最大384kHz/24bit、DSD24.5MHzへのアップコンバート機能 → これは結構良いです!!

DSDへの変換が嫌いな人が多いですが、曲によっては良い感じに感じることも。
実はこの機能が一つの魅力でした。www

 

・USB再生でスムーズなデータ伝送を実現する「Bulk Pet」USB伝送技術の搭載 → 私が試したところ、確かにクリアーさを感じました。外部クロックを入れるともっとジッターなどの影響を最小化した良い音をになるのでは?!という期待が・・・。

 

・LDAC/aptX HD/aptX Bluetoothレシーバー機能 → Xperia 1 IIのLDAC接続は、全くダメでした。エラーが多いのか、ノイジーな接続となり、接続が安定しませんでした。

しかし、M3Pro SaverのLDAC接続では、安定しており、普通に聴けましたが、AK4497の良さが消されてしまったかのような感じでした。

私の聴覚上では、iFi Nano iONEとのAptX接続の方が良く聴こえましたね。馬鹿な・・・と思いましたが。

 

・10MHzの外部クロック入力に対応 → 試してないのでですが、今後やってみたいですね。

 

・OpenHome対応 → サーバー機能をPCの体験版で動作させましたが、どうせならアイオーデータのSoundgenicを買ってみようかな・・・と思いました。PC起動が省かれて、ブラウザでコントロールする・・・という再生の仕方がかなり便利だな・・・と。MQA再生もできますしね。

 

MQAとネットワーク再生で、一部弱点を抱えるものの、このシルキーで繊細な音表現は、素晴らしい物がありますし、筐体のデザインと素材感など考えると総じてNT-505を追加導入して良かったなぁ~!と思いました。(^_^;

 

これで、DACの購入を2年以上しないで済むかな~と思っていまた・・・導入した1か月前にはそう思っていたのですが、白状してしまうと、先週やってしまいました・・・。(涙)

この話は、また今度・・・。

 

asyncbeatのおススメ!