この妄想フェーズで書いたことを着実にこなすことにした。(ふらふらして、どこが着実だ・・・。)

 

 

今回は、第一フェーズであったリビングのDolbyAtomos化を無事完了し、仕上げの自室のオーディオ環境のアップグレード作業となる。(笑)

 

 

今まで我が家のサラウンド環境を支えていたYAMAHA RX-2020Aが自室のメインアンプとなった。

2Fの自室まで運ぶのも一苦労・・・17kgは重過ぎる・・・が歯を食いしばり、オーディオラックに設置した。

 

オーディオラックは、お金もないので、Amazonでキャスター付きのガラス天板の物を購入。

コスパが良く、ガラスの天板なため、そこそこの物に見えるので、お勧めだ。

ただし、これまた重いので、注意・・・。(苦笑)

 

 

YAMAHA RX-2020A+Dali Zensor3を接続し、最初にFiio X7mk2を接続して、音出しをしてみる。(アナログケーブルは全てベルデンだ。)

SONY UDA-1+Dali Zensor3の組み合わせと違い、音圧・音量が変わり、満足できる音となったことを確認し、Dali Zensor3を持て余していたことを再認識した。

こうなってくるとZensor3などではなく、YAMAHA NS-B901でも余裕が出てきたら欲しいな・・・といった欲が出てくる・・・しかも音だけでなく、YAMAHAのピアノ塗装からきている黒鏡面ピアノフィニッシュ加工は、所有感を満たしてくれる美しさだろう・・・。

いやいや、音への迷走をするにはバイワイヤリングも良いのではないか。

イカン、イカン・・・オーディオ沼に入ってしまう・・・。(苦笑)

 

※ちなみにYAMAHAは、基本ナチュラルサウンドなので、パイオニアやデノンなどに較べるとパワー感のない優しめのサウンドである。

 

さて、アンプ+スピーカーの音出しを完了し、待望のES9038PROを搭載したDACであるS.M.S.L SU-9を接続してみる。

事前情報でRCA出力は、オーディオを楽しむレベルではない・・・と聞いていたが、用意していたベルデン88760 RCAケーブルを接続し、音を出してみる・・・.。

 

 

耳を疑った・・・やっちまったどころではない・・・。

ノイズが乗るとか、そんなレベルではない・・・、まるで128kbps MP3ファイルを聴いているような気分であった・・・。

用意していたバランス出力用ベルデン88760 XLR -> RCAケーブルを刺してもダメなレベルではないか?!とあまりの衝撃に疑い始め、同じ中華DACでもTopping DX7PROあたりにすべきだったか・・・など頭をよぎった・・・。

もはや、泣きそうなレベルであった。(涙)

 

しかしだ、バランス出力端子につなげてみないことには、返品処理などをすることも出来ない。

バランス出力端子に接続し、音出しをしてみると・・・RCA接続の時と全然違う別次元の音が出た!!

 

澄んだ透明感がある中で、楽器の分離がすばらしく、音の一つ一つがしっかり聴こえる・・・この解像感と空間表現は、これぞES9038PRO!!といった感じだ!

最高だ!!もうこの一声しか出てこない!(笑)

 

Fiio X7Mk2のライン出力でも満足のいく音であったが、こちらはさらにもう一段上をいく解像感である。

CDをロスレスエンコードした音源などに効果的なアップサンプリング、DSD変換をPC側で行うことにより、安定常用できるのもうれしい!(据え置きだしね。)

このアップサンプリング・DSD変換は、ポータブルでイヤフォンで聴くより、据え置きでスピーカーである程度のボリュームの大きさで、聴いた時の方が判りやすい。(常用決定だ!)

 

ということで、このSU-9のRCA出力は、ラジカセレベルなので、注意が必要!!(もう楽しむとかいうレベルではない。使えない。)

こんなレベルの違いがある機器を売るあたりが、中華製だと言われればそうだが、ここまで、差があるとは・・・。

 

今回のアップグレードでは、自室のアンプを数年前のAVアンプとはいえ、ミドルクラスにすることが出来たので、ヘッドフォン出力もまともになったのが嬉しいところでもある。

こうして、1Fのリビング、2Fの自室の両方のオーディオ環境をアップグレードしたのだが、コストの割に満足感の高かった成功プロジェクトと感じており、このオーディオセットで3年間は戦える・・・と感じているが・・・・・・

最近はもう少し良いスピーカーが欲しいなぁ・・・とも思っている自分の欲に呆れ果てているのであった・・・。(爆