時空のズレとか空間の歪みとか。
安物のSF小説でおなじみの設定。
「ふと見慣れぬドアを開けるとそこは見知らぬ世界だった」
「気になる穴に入って抜けるとそこは地下の王国だった」
とか。
そんな感じ。
----------------------------------------------
秘かに気になっていた人も絶対いたはず。

昔、地下鉄梅田駅のホームの壁に謎の四角い穴があった。
線路を挟んだ、膝下あたりに小さく開いた異界への入り口(みたいな)
腰をかがめると「向こう側」が見えた。
古びたもう一つのホーム(のようなもの)が。
いつかその穴をくぐって、向こう側に立てば
不思議な世界に行く列車に乗れるのかも
んなコトをずっと考えてた(まるでガキだ)
今ならさしずめホグワース行き列車だな。
★
その後、駅の大改修と共に「穴」は消え。
結局、壁の向こう「もう1つのホーム」の謎も
ずっと後になってから理由を知って一応解けたけど。
(いや、違う!)
(オレは騙されないぞ!)

あれはやっぱり違う世界の入り口だった、はず☆