ゆり、警察に追われる | こども5人と冒険な日常

こども5人と冒険な日常

夫婦とこども5人の家族。こどものうちふたりがADHD、そして母の私も…?ちょっぴり変わった家族の刺激的あるいはフツーの日常。

早朝、一人で散歩するのが好きな
二年生女子ゆり。

今日もふらっと出ていき、静かに帰宅。

30分後、
「ゆりね、散歩に行って、おまわりさんに
会った。『悪い人、来なかった?』って
言われて、ゆりのことかと思って
泣いたの」

なんと。朝っぱらから警察。
泣いたのか。怖かったんだな。
ちょっとかわいくて笑う。

でもまだ怖い気持ちがあるようで、
涙目。

おまわりさんは怖くないんだよ、
それより朝早くから何かあったのかな。
本当に悪い人に出くわさなくてよかったね。

と慰めてみたものの、悲しげ。

その後、夫が仕事に行く前、
教頭先生から電話が!夫、いやな予感。

「後で警察から電話がありますから」

警察!もうお世話になることはないかと
思っていたのに。長男が学校から脱走して
たびたびお世話になったので
親はドキドキ。

「早朝に通報があって確認に行ったところ、
娘さんが歩いていたので、不審な人をみてないか
聞きたかったのですが、
追いかけて怖がらせてしまって
申し訳ありませんでした。」

謝られた。

娘さんが帰宅し、おまわりさんが
ごめんねって電話くれたよ、
というと、

「ゆり、おまわりさんいて怖くなって逃げた」
「5人いて、2人追いかけてきた。怖くて、
泣いたの。」
「脚速いね、て言われた」

そりゃすごい。5人いたら怖いな。
そしておいつかれたの?

「ううん、自分で止まった。おまわりさん、
はあはあしてた」

爆笑スゲー!ゆり、警察を翻弄。

電話してくれた警官は、
「説明はしたんですけども、たぶん
ほとんど聞こえてなかった感じで」

泣いてんだもん、話聞こえないよ、ねえ。ニコニコ

「した向いてたら、ダンゴムシいたから
見てた」

ポーン意外と余裕?


警察をまいた脚力は、彼女のあらたな
レジェンド。

「おかあさんになったら、こどもにお話して
やりな。喜ぶよ」と、おとうさん。

年の割りに背が高いから、急に泣き出して
警察もびっくりだったろうな。

今回の警察沙汰は、そんなわけで
一件落着!