1868年に開港した神戸港は、日本でも屈指の国際貿易港として世界各地の港と結ばれ、異国情緒が溢れています。

中央に見える赤いポートタワーは神戸港の象徴ですね。

                    

大型クルーズ船、タンカーなどたくさんの船が停泊しています。

神戸港は海と背面の六甲山地が近いため、山側を掘削してベルトコンベアーで海側へ土砂を運び込み、

海の埋め立てを行って作られた港です。

                    

                    

神戸市の高台、北野地区には北野異人街が広がっています。

神戸開港当時は、北野地区に居留地として異人館がニ百件程建てられたそうです。

しかし、第二次世界大戦の勃発により外国人達が帰国した後、空襲による消失で多くが失われてしまいました。

かろうじて戦災を免れた山際の北野町1丁目から4丁目が異人街として保存されています。

 

写真の家は英国館で「シャーロック・ホームズの家」と呼ばれています。

英国風の庭には赤い薔薇が咲いていました。                    

                    

室内には英国風のバーが再現されています。

                    

高級ウイスキーの瓶がたくさん飾られていました。

                    

 

探偵ホームズと相棒のワトソンくんが事件を解決のため、謎解きの真っ最中です。

                    

英国館の隣は木造の二階建で、正面の玄関から左右対象に軒を連ねる洋館長屋とよばれるアパート跡です。

フランス国旗が建てられ西洋風の部屋が再現されています。

                    

薔薇の花が飾られたドレスと部屋いっぱいにきれいな花が飾られ、華やかや雰囲気が再現されています。

                    

 

洋館長屋の隣は、ベンの家と呼ばれる赤レンガの家です。

 

家主であった冒険家ベン・アリソン氏のコレクションがたくさん飾られています。

今では稀な剥製や蝶の標本が数多く置かれています。

シロクマ、白狼、虎、バッファローなどが集まった異次元の空間が広がります。

 

                    

「ベンの家」から「うろこの家」へ向かいますが、ここがなんと半端ない急坂です。

山道になれている長野県人もびっくりの急斜面ですが、

ここは一般住宅も数多く立ち並ぶエリア生活されている方もいらっしゃいます。

 

勾配約15°の急坂を100m近く息も絶え絶えに歩き、ようやくたどり着きました。

35℃の日差しの中汗だくで登り切りました。

坂の上にある「うろこの家」と呼ばれる異人館です。

外壁を覆う天然石のスレートの形状が魚のうろこに見えるのが名前の由来です。                    

                    

                                        

外壁材は天然石スレートが魚の鱗のように貼り付けられています。

 

うろこの家の前にある「カリドンの猪(イノシシ)」です。

鼻をなでると幸運に恵まれると言われています。

誰もが幸運を願って鼻の先だけが色が変わっています。

 

                                        

1Fの食堂には、ロイヤルコペンハーゲンや、ロイヤル・ウースターなどの

高級磁器のコレクションが飾られていました。

 

この中のどれが一番高いかお宝鑑定をしましたが、すべてきれいな食器で全くわかりません。

でも、色付けが繊細で美しい発色でした。

                    

2Fからは神戸の町並みが一望出来ます。

ポートタワーも見えました。

緑に覆われた真夏の神戸、青い空の下、ここは映えスポットです。

                                        

白いカーテンの奥に見える港町は絵になりますね。

 

高台に住居を築いた当時の異人は素晴らしい景色を毎日見ていたのですね。

海が見える洋館、憧れます。

                                        

館内にはメイドの部屋もあり、本物のメイド服が飾られていました。

メイドを雇うほど豊かな暮らしをしていたのですね。

メイドさんに給仕してほしいですね。

 

ミシンやアイロンといった家事に必要な道具はメイドの部屋に多数置かれていました。

 

 

赤レンガで積まれた通称「風見鶏の家」です。

この家はドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマス氏(G.Thomas)が自邸として建てました。

屋根の先端に風見鶏が取り付けられています。

                    

レンガ積みと石積みと木造を組み合わせて作られており、北野異人街の象徴的な建物です。

                                        

「坂の上の異人館」は、明治時代の後期に建てられ、中国領事館と使われていた建物です。

異人街では唯一の東洋風の建物です。

 

 

玄関に置かれた螭首亀趺(亀の体に角のない龍)が家の守り神として置かれていました。

 

 

館内には楊貴妃の寝室を思わせる展示が置かれていました。

                    

庭にはこの間を通り抜けると幸運が訪れると言われる狛犬が置かれていました。

 

通常の狛犬は阿吽(あうん)とよばれる、口を開けた像と口を閉じた像が一対になっていますが、

この狛犬は両方が阿像で口を開けています。

歯をむき出して笑っているように見えませんか?

                                        

笑っている狛犬を間を通り抜けて中に入ると幸運が訪れると言われ、

何回も通り抜けましたがご利益はいかがなものでしょう。

                    

粉犬を通り抜けると中国風の庭になっていました。

                    

そう言えば、神戸南京町は日本三大中華街のひとつですね。

写真は中華街(南京町)入口です。

                    

真夏の神戸、暑いですが見どころ満載、人気の映えスポットとパワースポットがたくさんありました。

                    

 

 

 

 

 

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アスザック株式会社 インフラエンジニアリング事業部 海外石材チーム

 

 

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