岐阜県中津川市と県境を挟んだ木曽郡南木曽町に中山道42番目の宿場町「妻籠宿(つまごじゅく)」があります。

 

かつては、長野県であった馬籠宿(まごめじゅく)(旧長野県山口村)と並んで

江戸の風情を残す史跡として国内外から観光客が大勢訪れます。                    

                    

時代を感じる格子戸の家並み続きが、一瞬タイムスリップしたような感覚になります。                    

 

雨の宿場町、浮世絵に描かれそうな風景ですね。                    

 

 

浮世絵と言えば、天保6- 8年(1835-1837年)頃、浮世絵師・渓斎英泉および浮世絵師・歌川広重により描かれた

「木曽海道六十九次」に妻籠宿が43番目に登場します。

(浮世絵の一番は日本橋なので43番です)                    

 

 

 

川の水を使って動いている、古い水車小屋がありました。

鯉の池に水が引かれています。

 

                 

 

屋根の上に石が置かれた家がありました。

 

 

建設当時は長屋で軒が続いていたものを、一戸分だけ切り取って保存されています。

               

                    

瓦が普及してしなかった時代、庶民の家は板葺屋根が一般的でした。

高価な釘をたくさん使うことができなかった時代に、屋根の板葺は風で飛ばされないように石をおいて固定していたようです。

さらに石が転げ落ちないように縄で縛っていたようです。                    

                    

置き石屋根の姿が忠実に再現されていますね。                    

 

 

有形文化財「下嵯峨屋」の案内がありました。                    

                    

 

こちらは妻籠宿の本陣です。

門構えの立派な家ですが、屋根はやはり置き石屋根です。                    

                   

 

妻籠宿本陣は、代々島崎氏が務め、明治20年代に最後の当主島崎広助(島崎藤村の実兄)が上京して

取り壊された建物を、平成7年に江戸時代後期の間取図をもとに再現されたもので、

現在は「南木曽町博物館」として妻籠宿の成り立ちや保存に至るいきさつなどがわかる展示がされているそうです。                    

 

 

宿場町の一角、妻籠宿無料休憩所「ふれあい館」内に約300体の五月人形が飾られていました。

観光客を魅了しているたくさんの人形は地元の住民から寄せられてもので、

月遅れの端午の節句にあわせて展示されていました。                    

                    

 

鯉のぼり、武者人形、金太郎などたくさんの人形がありました。                    

 

自由に着て写真撮影もOKな鎧兜もありました。

 

                    

                                

宿場を歩いていると、茶房「ゑびや」の暖簾を見つけました。

雨の中、歩き疲れたのでちょっと休憩することにします。                    

                    

疲れたときは甘いものがいいですね。                    

                    

                 

栗ぜんざいをいただきました。よく伸びるお餅も入っていて、

ほどよい甘さがお腹と体を癒やしてくれました。  とても美味しかったです。                 

                    

                    

                

中山道 妻籠宿と書かれた行灯が軒下に吊るされていました。これも風情がありますね。                    

                    

                    

                     

         

帰り際、駐車場の簡素な屋根の下に、赤い頭巾とよだれかけをつけたお地蔵様が置かれていました。

「叶ぴんころ地蔵」と書かれていました。                    

 

ぴんころとは、年を重ねたら長い間病気で寝込むと家族に迷惑をかけるから、ピンピンと丈夫で働き、

ある日、コロっと往生したいという願いからピンピンコロリの人生をを願って「叶ぴんころ地蔵」と呼ばれているようです。                    

                                       

穏やかなお顔のぴんころ地蔵さん、台座にはお賽銭が置かれていました。

健康で長生きぴんころ、誰もが願う人生ですね。                    

                    

 

 

                    

                    

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こんにちは!

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?

 

私の方はというと、実家の農作業をお手伝いしたり、市内のお菓子さんで美味しいケーキを食べたり、

ゴルフの打ちっぱなしに出かけたりと、充実した休暇を過ごせました。

 

・・・えっ? タイトルの静岡は?

 

ご安心ください!静岡へはちゃんと“3月”に行っています!

ゴールデンウィークに遠出できないなら、ゴールデンウィーク前に遠出すればいいという逆転の発想です! 

 

、、、まぁ、冗談はさておき、今回は静岡漫遊記ということで、伊豆の堂ヶ島まで遊びに行ってきました。

では、堂ヶ島に何があるかというと、、、青の洞窟こと【天窓洞】です!

 

 

案内看板によると、天窓洞へは船でしか行けないようです!

さっそく遊覧船のチケットを購入し、海から洞窟の中を目指します!

 

 

あいにくの空模様でしたが、一介の長野県民としては、波に揺られ、潮風を浴び、水平線を眺められるだけで大満足です!

 

 

上の写真はまだ、洞窟の外なのですが、すでに海が青い、、、!

 

洞窟を目指す途中、遊覧船のアナウンスは近くに連なる島々を紹介してくれました。

 

中には、海に向かって鳥居を構える島も!

何かいいことありますように! 船上から合掌!!

 

 

 

そして、洞窟の入り口が近づくと、波風に削られた岸壁が!

うねうねした壁面がなんとも荒々しいですね!

 

 

いざ、洞窟内部へ!

 

 

 

青い、、、青いぞ! この青さは、青というより“碧”!!

天窓洞という名前の通り、天井にポッカリと空いた大穴から差し込む太陽光が、

洞窟の中を照ら出し、海面で青く反射しています! ひたすらキレイ!!

 

なんでも、天気が良ければ青空をそのまま映し出したような青色になるそう。。。

 

一通り写真を撮り尽くしところで時間となり、陸へと引き返すのでした。

ありがとう、天窓洞! ありがとう、遊覧船を運転してくれたお兄さん!!

 

 

このあとは近くの旅館で海鮮料理や温泉を堪能し、大満足の旅行になりました!

 

さて、静岡漫遊記は今回の青の洞窟編で完結となりますが、もしかしたらひょっこり復活するかもしれません。

次回にご期待ください!

 

 

 

 

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静岡県藤枝市は、自然が豊かで年間の平均気温がなんと16.6℃(全国平均15.5℃)と温暖な気候です。

夏と冬の温暖差が少なく、雪もほとんど降らず暖房費があまりかからないそうですから、長野県民から見れば羨ましい限りです。                            

                            

静岡県と言えばサッカー王国です。

中でも藤枝市はサッカーが盛んで、蹴球都市を宣言しています。

 

橋の親柱にもサッカーボールのオブジェが置かれていました。

きれいに磨かれたシルバーのサッカーボールです。                            

                            

                            

『歓迎 サッカーのまちを藤枝』と横断幕が掲げられています。

藤枝市では、市内で開催されるプロスポーツの試合観戦に訪れ、市内に宿泊した訪問者に『プロスポーツ観戦者宿泊補助金』が支給される制度があるそうです。

市外からの来訪者(サポーター)には嬉しい制度ですね。                            

                            

 

自販機も藤枝カラーで『サッカーと時を刻む』蹴球都市と書かれています。

サッカー熱が熱い街ですから有名な選手もたくさん排出しています。                            

                            

FIFAワールドカップに出場した有名選手では

中山雅史さん(フランス大会、日本・韓国共催大会)

名波 浩さん(フランス大会)

長谷部 誠さん(南アフリカ大会、ブラジル大会、ロシア大会)

 

だれもが憧れる選手ばかりです。

海外でプレーする長谷部選手や現役のJリーガーも多数いらっしゃいます。

                            

                            

                            

運動公園の道路を走っていると、街路樹に『この先ボール注意』の看板が沢山掲げられていました。

道路横にあるサッカーグラウンドからボールが飛んで来るのでしょうか。

グラウンドから道路までは少し距離があるように思えますが、力いっぱい蹴ったボールがここまで届くのでしょうか。                            

                            

                            

グラウンドでは、高校生がサッカーの練習をしていました。

人工芝のグラウンドはきれいに整備されています。

                 

 

グラウンド横の歩道は、サッカー少年の自転車に囲まれて巨大なサッカーボールが置かれていました。                            

                            

                            

でん!と置かれた御影石のサッカーボールです。

自転車と比べてその大きさがお分かりいだだけるでしょうか。

市のホームページによると直径は1.4mもあるそうです。                            

                           

                            

後日、サッカーボールだけの時に取材しましたが、やはり大きい。

誰も蹴ることができない巨大なサッカーボールは、『蹴球都市』藤枝市の象徴とも言える存在です。                            

 

藤枝市総合運動場の多目的広場横の歩道にぽつんと置かれています。                            

                            

                            

 

                            

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春といえば大定番の桜が今年も見頃を迎えました。

暖かくなりお出かけ意欲が出てきた私は高遠城址公園に桜を見に行ってまいりました!

 

駐車場はかなり混んでいて、天気も快晴だったので少し離れた場所に駐車し、

お散歩を兼ねて歩いて城址公園まで向かいました。

 

登りきった頃には汗だくでした。

 

 

入場チケットを購入し園内に入ると、、、

当たり一面、桜がいっぱいに咲いています!!!

 

関東の桜の名所に選ばれているほどで、360度どこをみても桜が見え、とても華やかです。

 

 

公園から見える南アルプスの絶景と桜との共演はこの上ないほどきれいでした!

 

お恥ずかしながら今回初めて高遠城址公園に来たので長野県にはこんなにも素晴らしい名所があるのかと驚きました。

県内外から多くの観光客が訪れていて、お花見以外にも高遠町の商店街は賑わっておりました。

 

 

近くで桜を撮影してみました!近くでみてもやはりきれいですね!淡いピンク色で心が和みます。

 

 

園内を散策していると、シートを敷いてピクニックしている方や気持ちよさそうに寝ていらっしゃる方がいました。

シートは持参しておりましたので広場で私も横になって桜を見ているととても心地良かったです。

 

 

唐揚げが美味しそうだったので、私も買ってしまいました。

 

次に満開の桜が見れるのは1年後ですが、来年ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

また長野県は四季折々の表情をみせてくれるので、いろんな場所を散策してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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信州の代表的な観光地『上高地』は現在冬季閉鎖中で雪解けを待って4月中旬からの開放を持っています。

真冬の上高地の景色を楽しみたい方、徒歩での入山はOKです。

 

                    

通常、上高地へ行くには、松本市の国道156号線を岐阜県方面に向かい、安房峠手前の分岐から釜トンネル方面に進みます。

(入山規制が解除されても自家用車の入山には規制があります)                    

                    

冬季閉鎖中の上高地へ行く機会がありました。

冬の上高地は初体験です。

 

そもそも、冬季閉鎖中で一般の方は入れないのですが、

今回、工事関係者として特別に道路管理者から許可書を頂き、釜トンネルから入山することができました。                    

                    

もちろん誰もいるはずもなく、冬化粧をしたまま、ひっそりと佇む穂高連峰です。

                    

梓川は抜群の透明度で豊かな水量のまま下流の大正池へと流れていました。

雪解け水には早いかもしれませんが、10秒と手を入れられないほどの温度です。

                                        

今回の目的は、上高地の真ん中を流れる梓川の護岸災害復旧工事に弊社の製品を納入させていただいたので、

施工状況を見学させて頂くために現場を訪問させていただきました。

 

                    

布設されたイージーストーンという河川護岸に使用する製品です。

生コンを使わずボルトで製品を連結する省力化張りブロックです。

 

詳細はこちらから↓ご確認ください。

 

 

 

 

河川工事は通常渇水期(11月~5月位迄)に行われます。

当該現場も、標高1500mの真冬、吹雪とー12℃気温という過酷な現場環境を克服しての施工でした。

こちらの施工事例は後日ご報告させていただきます。

 

尚、この護岸は、まもなく自然石を積めた蛇籠で覆われ、コンクリート製品は全く見えなくなる予定です。                    

                    

梓川の護岸横に雪を残した巨大な岩盤があり、中央に丸いレリーフが埋め込まれていました。

白い岩盤は、苔むして縦方向に何本もの亀裂が走っています。

                    

岩盤に埋め込まれた丸いレリーフの人物は、イギリス人宣教師のウォルター・ウェストンさんです。

(Walter Weston, 1861年12月25日-1940年3月27日)彼は宣教師で登山家でした。

 

日本の山岳写真を初めてヨーロッパに紹介し、その後、上高地が世界的に知られるようになりました。                    

                    

彼の死後、登山家として日本の山々をめぐり、その素晴らしさを世界中に紹介したことを称えて、

日本各地にウェストンの記念碑としてレリーフが設置されました。

 

                    

毎年6月に行われる「上高地ウェストン祭」の他、

青森県三戸郡新郷村「青森ウェストン祭」

新潟県糸魚川市「海のウェストン祭」

長野市(戸隠村)「ミセス・ウエストン祭」

岐阜県中津川市「恵那山ウェストン祭」

宮崎県西臼杵郡高千穂町「宮崎ウェストン祭」

などが催されています。                    

                    

                    

雪に覆われながらも、確実のあるの足音を感じられる日差しが眩しい上高地でした。

誰もいない大自然、カメラのシャッターを押すだけで、絶景の写真を取ることができる空間。

仕事とは言え、贅沢な時間を過ごすことができました。        

 

 

 

 

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徐々に暖かい日も増え、桜の開花も間近となった今日この頃、外に出かけたくなる季節になってきました。

 

キャンプには興味がありつつも、なかなか一歩が踏み出せずに数年が過ぎ、

一時期のキャンプブームにも乗り遅れましたが、昨年やっと自分のテントを購入しました!

 

 

さすがに、まだ冬キャンプをする経験も装備もないため、この冬はキャンプに行けませんでしたが、

これからのハイシーズンに思いを馳せ、今回は昨年行ったキャンプを振り返ります。

 

 

キャンプ前日の荷物準備です。

思っていたよりも荷物は少ない??

 

 

今回の目標は、燻製とホットサンド!

燻製は失敗した前歴があるため、YouTubeで事前学習をしました。

便利な世の中になりました。

 

 

祝!初myテント!!

ちょっとシワが寄ってますが、まあ形になったので良しとします。

ちなみに、テントはコールマンのツーリングドームLXです。

将来的には、バイクでキャンプに行きたいと思い、小さめのテントにしました。

 

 

目標だった、燻製・ホットサンドに挑戦!

 

 

再チャレンジの燻製、今回はそこそこ成功!!

次回はもっと様々な種類の燻製にチャレンジしたいです。

 

 

もう一つ作りたかったホットサンドです。

特に何も気にせず出来ました。手軽で美味しいのでキャンプに最適です。

ちょっとコゲすぎでしょうか?

 

 

一応、燻製もホットサンドも上手にでき、テントの設営・撤収もスムーズにできたため、

楽しいキャンプにすることができました。

 

ちなみに、現在のキャンプ道具の状況はこんな感じです。

 

キャンプ動画をみて収納方法をマネし、少しまとめた気でいましたが、荷物はかなり増えました。

日に日に増えていくキャンプ道具・・・これがキャンプ沼にハマり始めたということなんでしょうか。

 

バイクでキャンプに行けるのは当分先になりそうですが、これからのキャンプシーズンを精一杯楽しみたいと思います。

 

 

 

 

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今月は、下諏訪町 諏訪大社下社秋宮の境内にあります

『八坂社』、『賀茂上下社』、『子安社』、『鹿島社』の四社社殿の修復工事に使用頂いた石材をご紹介させていただきます。

 

こちらの四社社殿ですが、昨年4月に樹齢400年以上とみられるケヤキの倒木により倒壊してしまい、修復工事を行いまして昨年12月に完成しました。

 

本殿に向かって“左側”、“二の柱”の横に建てられております。

 

 

 

納品させて頂いた石材はこちらです。

 

 

 

社殿の基礎部分『地覆石』
・中国産御影石 白(G603) 100x100x900/150x100x900mm ビシャン仕上

 

安産ひしゃく納所です。

 

 

 

安産ひしゃく納所『床 平板・縁石』
・中国産御影石 平板 白(G603) 360x450x60mm
 天端ノミ切四辺R10mmビシャン面取仕上
・中国産御影石 縁石 白(G603)180x150x910mm
 天端ビシャン側面ノミ切仕上

 

 

天端四辺をR面取りする事で、柔らかい雰囲気となります。
写真の左側が『既存平板』、右側が『新平板』になります。

 

 

現在、中国でも日本同様に、職人不足から“割肌”や“ノミ切”など、手加工での仕上げが、昔の様な綺麗な仕上がりになりません。
今まで利用してきた石を再利用し大切にして行かなければならないと強く感じました。


子安社の裏側にあります『子宝石』の周りには、今では貴重になりました『国産 白那智石 Φ30~40mm程』を納品させて頂きまして敷き詰めてあります。

 

 

白過ぎず光沢も殆ど無いため、とても暖かい感じのする色です。

 

 

 

 

 

当社では、他にも『国産 本那智石』も取り扱いしております。

 

 

こちらの玉石『那智石』は、機械を一切使わずに昔ながらの人の目によって選りすぐっています。
外材にも良い石は沢山ありますが、ぜひ国産材も検討に加えて頂けたらと思います。


こんな製品、『石』でつくれますか?など、思い描いていらっしゃいますものがございましたら、何なりとお申し付けください。
皆様の思いを形に出来ればと思っています。

 

 

 

今年もあの日がやってきます。

 

2011年(平成23年)3月11日14時46分18.1秒に発生した東北地方太平洋沖地震は、東北地方に大きな災害をもたらしました。

震災の爪痕は深く、震災前の状態に戻るのは何時のことでしょうか。

 

あれから12年、東日本大震災が起きた年は卯年(うさぎ年)ですが、同じ卯年の今年、トルコ・シリア大地震が発生しました。

うさぎ年には大地震がおこりやすいのでしょうか?

 

調べてみるとうさぎ年は地震だけでなく、台風や大雨など災害が多い年とのデータが有るようです。

十分注意したいものです。

 

                                

群馬県の渋川市に東日本大震災の痕跡が今でも残されていると聞き、訪れてみました。                

 

群馬県渋川市赤城町です。崖下に流れているのは利根川です。

                

棚下不動の滝は、裏見の滝として日本滝100選にも選ばれました。

滝裏を通ることができ、大きく削られた崖下には不動院奥院があり、不動明王が祀られていました。

                

しかし、2011年に発生した東日本大震災で震度5強の揺れにより不動院奥院へ通じる参道の側面が大崩落を起こし、参道をふさぎ、巨大な岩石が駐車場に落下してきました。

 

駐車場に落下してきた巨石は約200tもある大物です。

高さ約4メートル、横約5・5メートル、奥行き約6メートルもある大物です。

落石直後は立入禁止の柵が四方に設けられていました。

 

落下直後の写真をGoogleでみつけました。    

(Googleより 2012年当時の写真です)

            

                

近くで見ると、巨石に深く刻まれた不動明王がこちらを睨んでいます。

ちょっと厳ついお顔をしています。                

                

この不動明王が作られた謂れが横の石碑に刻まれていました。

                

碑文には、1万5千余名の尊い犠牲者を出した東日本大震災の大惨事が二度と起こらないようにと願って、地震で崩れた巨石に不動明王が刻まれたと記されていました。                

                

はるか上に巨石が落ちてきたであろう崖が見えました。

                

雪が残る裏側から見るとタダの巨石か岩にしか見えませんね。

                                

横から見ると深く刻み込まれた不動明王の横顔がみえます。

                

ちょっと怖いお顔も人々の安全、安心を守るために睨みをきかせているように思えます。

                

 

入り口の赤い鳥居をくぐって坂道を登っていくと不動の滝があります。

案内には、滝の鑑賞は東屋からお願いしますと書かれていました。

                

まだ、完全に復旧していないのでしょうか。                

                

写真中央に滝が見えますが、こちらは雌滝で裏見の滝といわれる雄滝は山陰にあって見えませんでした。

暖かくなったらマイナスイオンを浴びに雄滝まで登って見ようと思いました。                

 

 

                

                

                

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2年ほど筋トレを続けていますが、筋肉飯の定番?であるローストビーフを作ってみましたので、ご紹介致します。

レシピはYouTubeの見よう見真似です(笑)

 

①牛もも肉のブロック購入

牛もも肉のブロック(オーストラリア産。オージービーフ)500g購入します。

100g当たり349円と高級品であり普段から購入できる食材ではないので、スーパーのタイムセールで半額の時に限り購入します。

 

 

②下ごしらえ

冷蔵庫から出して塩を肉全体に揉み込み、2時間ほど放置し、常温に戻します。

浸透圧?によって水分が抜けるそうです。

 

 

②下ごしらえ

ラップで包み込むことで、塩が肉に染み込みやすくなる様です。

 

 

③焼き

2時間放置後、キッチンペーパーで余分な水分を拭き取り、フライパンで肉の表面を焼いて旨味を閉じ込めます。

オリーブオイルをしっかり熱してから、肉の各面を1分ほど、全体で5~6分、焼き目が付くまで焼きます。

 

 

④低温調理準備

ジッパー袋に焼いた肉塊を入れます。

 

 

⑤低温調理

ジッパー袋を水に沈めながら袋の中の空気を抜いて密封します。

低温調理器の説明書では設定は57℃で3時間ですが、待ちきれず61℃で1時間にしました。

牛肉なので大丈夫かな、と。鳥肉だとしっかり加熱しないと腹痛を起こします。

 

 

⑥カット

低温調理が終わったら、冷蔵庫に入れて一晩寝かせて肉汁を落ち着かせます。

すぐカットすると肉汁が出てぱさつくそうです。

写真だと赤いですが、実際はそれほど赤くないです。

 

 

⑦完成

左の小皿はタレで③の焼いた後のフライパンに煮汁+醤油+みりんを入れて煮詰めました。

もう少し薄く切りたかったのですが、肉が割れて難しかったです。

んー、次は改善します(笑)

 

 

いかがだったでしょうか。

低温調理器で鳥むねハムもよく作ります。

簡単でヘルシー、しかも安いので懐にも優しい。

 

料理と呼べるか微妙なところですが…。みなさんも是非お試しください。

 

 

 

 

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2023年最初のご紹介は、信州新町犀川に架かります『登録有形文化財 久米路橋』

石張り箇所の修復・保全作業を担当させて頂きました。


久米路橋の歴史は古く、江戸時代には松代藩領内第一の大橋でした。
また、久米路橋が架かります久米路峡は景勝地として有名で、多くの文人墨客が訪れ、

天下の名橋として多くの詩歌に詠まれたり絵画にも描かれております。


1900年(明治33年)発表の『信濃の国』の4番歌詞に、“心してゆけ 久米路橋”とあります。


当時から、多くの人が知る橋だった事が伺えます。

 

 

出典:「定本信州の浮世絵」

 

 

出典:「信濃奇勝録」

 

 

出典:長野県建設部所蔵写真 コンクリートアーチ桁(現橋)開通式

 

 

今回修繕した橋は、昭和8年11月に竣工した橋になります。
竣工から89年が経過しており、橋梁・橋脚に化粧材として使用されている『鉄平石』の剥離や浮きが酷く、

今回の修復作業となりました。

【着工前の写真】

 

 

 

【修復箇所 状況写真】

 

 

 

上記写真の様に、完全に剥離している部分から見た目には問題ありませんが、

打音検査を実施すると多くの箇所で浮いて(躯体コンクリートと石が一体化していない状況)おり、

既存の石を斫って躯体修復・クリーニング作業を実施し、新材にて再施工を実施しております。

 

【施工作業】

 

 

 

 

 

昭和8年と同じように、基本は練モルタルにて躯体に圧着させる施工ですが、

剥離の可能性をより低減させる為、SUSのL型金物を1m2当たり数か所躯体にビス止めし、

金物の上に石を乗せる施工を実施しています。

地覆の部分は、施工性を考慮してSUSのL型長尺ものを受けにしての施工となります。

 

 

 

鉄平石の乱形材を施工箇所に合わせて、『手切り』と言う加工方法にて一枚一枚整形していきます。
熟練した職人の高い技術に支えられ、昭和8年当時と全く同じ加工方法で対応しております。
自然石らしい美しい仕上がりとなっています。

 

 

文化財修復と言うこともあり、各修復作業を動画にて記録して頂きました。

 

 

使用した鉄平石は既存の石の調査・確認により、諏訪産鉄平石と判明し、今回も諏訪産鉄平石を使用しております。


鉄平石は長野県を代表する石材であり、諏訪地区と佐久地区にて産出される石材になります。

 

 

 

 

【完成写真】

 

 

 

 

 

橋銘板も陶器製から竣工当時の鋳物製へ新しくし、文字については昭和8年竣工当時の写真から型を起こし、

忠実に再現して納めさせて頂きました。

 

現代の技術と、昔から続く職人の高い技術と、『発注者様』『設計事務所様』『施工業者様』、監修頂いた『土木・環境しなの技術支援センター様』、多くの方々に支えられて無事に完工、検査合格する事が出来ました。


当社初の『文化財工事』になります。


普段の石工事とは違い、『復元』という要素が加わって、案件ごとの工夫と経験を必要とする事が良くわかりました。
今回の経験を活かし、文化財を後世に残すお手伝いが出来ればと思います。

 

お近くにお越しの際はぜひ一度、信州新町名物の“ジンギスカン”をご堪能いただき、

併せて久米路峡の景観を楽しみながら久米路橋を渡って頂けたら幸いです。


こんな製品、『石』でつくれますか?など、思い描いていらっしゃいますものがございましたら、何なりとお申し付けください。
皆様の思いを形に出来ればと思っています。