神聖なる選手権の調印式会見でちゃんこ!?…これはまぁギリでいいとして、アレハンドロがヘビー級のタッグ王座に挑戦!? 確かに現王者の杉浦から3カウントを獲ったのかも知れないけど、それだけでこの選手に同王座への挑戦資格ある?
これまでも小川良成や丸藤正道、KENTA、杉浦貴らがJrウエイトのままヘビー級王座に挑戦したり獲得してきたけど、皆、しっかりとJrの闘いで実績を残してきて、初めてヘビー級へと進出してきた選手ばかり。
で、アレハンドロってJrで何か功績を残した?タッグ王座とはいえ、本当にヘビー級王座に挑む価値のある選手?王座軽視も甚だしいな。軽量化が進んでいるこの団体とはいえ、ここまでくると腹立たしさしかない。
と思っていたら、谷口周平がJrタッグ王座に挑戦!なんてこともやっていた。これは当日計量で100kg未満に減量成功していたら、という条件付きの様だけど、問題はそんなことではない。
なぜ根っからヘビー級の谷口をJrの闘いに参入させる意味がある?しかも本人自らが望んだのならともかく、どうやらそうではなさそうだ。しかも先日の征矢に続き、貴重なヘビー級の選手をまたJrウエイトにさせてしまうなんて!
マジでこの団体のブレーン、マッチメーカーはメジャープロレスの在り方、創業時のノアの信念を完全否定しているようだ。
ドラゴンゲートのように小柄ながら見栄えの良い選手を揃え、ジャパニーズ・ルチャ的なスピーディーな攻防をウリとするド派手なスタイルを目指している?そんなのノアじゃない。
何かおかしなことばかりやり始めたと思ったら、またあのバカバカしい茶番だらけの『MONDAY MAGIC』とやらが始まったんだね。
そうかと思えば、先日のスターダムの男子選手の乱入に関し、あるファンのX投稿で『これが現代プロレスの象徴だ!気に入らない奴は見るな!』って書いていたけど、その通りになったらこの業界はドンドン縮小していっちゃうよ。その発想が現在の業界低迷の原因だってなぜ分からない?
こうやって選手たちは本気で男女混合マッチに挑んでいるんだろうけど、性別を越えた闘いはそこに勝負論が成り立たない。見ていて白々しいものにしか映らない。それが現代プロレスの特徴だっていうのなら、本当に見る気が失せてくる。
インディーではそれが常識なのかも知れないけど、メジャーでは明確な非常識。メジャーにはインディーにはない、日本プロレス界が長い時間がかけて受け継いできた歴史と伝統がある。ある程度の改革は必要だと思うけど、変えてはいけない部分まで変えてしまうようでは、それはもうメジャーではない。
メジャーにはいつの時代も業界全体を支えていく使命がある。それが果たせないようなら、もはやそれはメジャーであることを放棄したとしか思えない。
そこに輪をかけて、ようやく本来の良さを取り戻したと思われた全日本まで、着ぐるみ相手にプロレスごっこ?
確かにエキジビションの客寄せパンダとしては適しているのかも知れないけど、やるんだったら対戦相手も一緒に招聘して、全日本の選手は一切絡まない、後楽園大会のアクトレス同様、完全なる別枠としてやらないと、それに失望してプロレス離れをしてしまう人が多くなってしまうよ。
どこの団体も小細工だらけの茶番続き、そんな浅はかな客引き行為は完全に逆効果。プロレスファンの層を拡大するどころか、減少させている現実をどう考えているんだろう?現実問題、どこの団体も興行を開催している会場規模がドンドン小さい所になっているよね?昔とは大違い。
オールドファンを時代遅れだの業界発展の弊害だとか批判するのなら、ちゃんとそれに見合う結果を出してほしい。それができなければ、単なる業界を衰退させる元凶でしかない。結果を出せない者はそれこそ業界から去るのみ、そう思いませんか?
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