あぁ!我が心の四天王プロレス | 俺ってデビルマン!?

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知ってる人は知ってるし、知らない人はまったく知らない…私、元・週刊ゴングの鈴木淳雄と申します。かつて所属していたプロレス業界に限らずに、今現在の私をありのままに記していきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。



 実は私、週刊ゴングの記者時代、自分が担当だった団体の本誌の記事をすべてスクラップしていたんですよね。本が出来上がって来る前に色刷りっていう最終チェック用のページが編集部に届くんですけど、その使わなかった部分を綺麗に切り取ってファイルしていたんです。


 ちなみに私の経歴は初代FMW 、そして2代目全日本プロレス担当。FMWは旗揚げからW☆INGとの分裂まで。全日本は超世代軍結成から馬場さんが亡くなる直前まで、それまでの両団体の記事はすべて大切にとっておいたんですよね。


 なんでとっておいたのかって? 実際に具体性はまったくなかったんですけど、いつか自分の大好きな団体の特集本or増刊号を発刊したいな~、なんて漠然とした夢を持っていたんですよね~。


 もちろん、その当時も振り返りの記事の貴重な資料として自分で活用したり、他の記者に提供したりもしていたんですけど。とにかく、かなりかさ張って置いておく場所には困りましたけど、このファイルはゴングを辞めたあとも私の大事な宝物として、自宅でずっと保管していました。


 でもその後に紆余曲折ありまして、「もうプロレス界とは完全訣別する!」ってかなり感情的になってしまっていた頃があり、そのときに持っていても気持ちを引き摺るだけだと一念発起して、すべて近所の焼却所に持っていき、焼却してしまいました。


 今となれば、本当に勿体無いことをしたものです。これもなんでかっていうと、実は自分なりの四天王プロレスの集大成本を改めて書いてみたいな~と思ったんですよね。


 でもその当時の資料を集めようと思ったら、凄く大変。その点、もしあの資料があったら、各選手がどんな気持ちでどんな試合に挑んでいたのか、すぐに一目瞭然だった。何しろ自分で取材し、自分で書いた記事だから、ちょっと目にするだけでその裏話なんかも次々と思い出されてくるはず…。本当に貴重な財産を失ってしまったものです。


 私にとっての四天王プロレスは、ある意味、私の青春でもあり、私の一時の人生そのもの。それを振り返って本にできるなら、こんなに幸せなことってないですよね。あ~、でも無理かな。もうあのスクラップはこの世に存在しないし。


 でも諦めずに、違う形で文章にする方法を探してみようかな。今の私はもうマスコミではないけど、逆にそれを武器として、プロレスを愛する1人の者としての表現方法ってきっとあると思う。


 要はそれを読んでくれる人がいるかどうか、楽しんでくれる人がいるかどうか、一番大事なことは、やはりそこだと思うから。


 まだその表現方法が具体的に浮かんできていないから、実際にどうするかは何も決まっていないんですけど、いずれにしても三沢革命のときのように、まずはこのブログの何らかの形にして、そこから発展させていくのがベストかな?って気がします。


 ま、期待してくれる方が1人でもいらっしゃったら、長い目で見ていて下さい。




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なぜ、三沢は革命を起こすに至ったのか!?その真実がここに克明に!/馬場元子さんとの確執、その発端となったハワイ事件/三沢と小橋が真の盟友となった日/三沢は馬場にとって代わりたかっただけなのか?だから全日本を辞めたのか?その答えがここにある/ブログ未掲載の川田利明、田上明インタビューも敢行!聖鬼軍の二人はあの頃、三沢革命をどう思っていたのか!? …これを読まないと真の四天王プロレスは語れない!プロレスを知らない人にも、読んで頂けるノンフィクション・ヒューマンドラマです!


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