私の独り言…お互いを活かしてこそ | 俺ってデビルマン!?

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知ってる人は知ってるし、知らない人はまったく知らない…私、元・週刊ゴングの鈴木淳雄と申します。かつて所属していたプロレス業界に限らずに、今現在の私をありのままに記していきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 サイバーファイトって、そもそもDDT の他にも東京女子プロレスとか、ガンバレプロレスっていうのがあるんでしょ? 佐藤光留がやってるハードヒットも元々はこの一部だったんだよね? だったらなぜ、武藤敬司がやっていたマスターズを復活させないのだろう?


 武藤がまだレッスルワンに属していた頃、プロレスラーの達人、ベテランばかりを集めて開催されていたこのマスターズ。単なるレトロ、オールデイズとは割りきれないプロレスならではの味わい深い興行となり、毎回人気を博して各大会はソールドアウトになっていた。


 ファンからの圧倒的な支持を受けながら、レッスルワンの活動閉鎖に伴って消滅してしまったこのマスターズ。それを惜しむ声は紛れもなく少なくなかった。


 もし旧レッスルワンとの何らかの契約が残っているのならば仕方がないけど、仮に名前を変えてでもこのイベントは復活させる価値があるんじゃないのか? 需要があるってことは、それだけ高い評価がされているってことだから。


 ベテランにはベテランにしか出せない味があるように、若手には若さ故の甘さと良さ、勢いがある。混ぜ合わせることでいい部分も多分にあるけど、無理が生じてどちらかを殺してしまっている場合も多分にある。


 現在のマット界を見れば、多くのベテランが今なお活躍している。正直、若い人間と対等にやり合っている選手もいれば、相手の領域には決して入らず、自分の世界に引き込むことで自分を活かしている選手もいる。


 プロレスは闘いだから、お互いをぷつけ合うのは当然のこと。それで個性を消されたり、まったく自分を活かせないようでは、それは出せない人間が未熟という評価になる。でも、単純にそれだけでは割り切れない部分もある。


 どんな会社のどんな仕事をしていても、必ず人間関係という難題があるように、それはプロレス界においても同じこと。結局、異物が混じることで闘いが発展していれば何も文句はないのだが、劣化するようでは問題だということ。


 別に交わるな、といっているのではない。常に交じらせることだけが答えではないだろ?ということだ。お互いが活かせる道を選択することが一番の正解なのではないだろうか?


 各自の道を作り、時には交わる、それが両方を活かす最良の道なのではないだろうか? 最近の新日本もNOAH も、本来の良さを失い、それを支持するオールドファンをどうも軽視し過ぎている気がする。


 新たなものを開拓することは決して悪いことではない、だが、過去をすべて清算してしまうのは余りにも愚かなことだ。大事なことは温故知新、並行して活かしていくことだと思う。


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