小児の発達段階に応じた看護 | 看護学生時代の勉強ブログ。

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小児の発達段階に応じた看護

《子供のしつけで大切な事》
①焦らずゆっくり急がない待つ気持ち
②ありのままを受け入れる
③お母さんを信頼できる子どもは人を信頼できる

《子供のしつけで大切な事》
基本的なしつけ⇨能動性、有能性、人と関わる能力

《アプローチの基本》
子どもとその家族、特に子どもを人として(尊重)できる
自己の小児観、家族観を持ち、自覚し、表現出来るとともに、常に(柔軟性)をもっている
子どもの生活像を成長発達の流れの中で、生活の広がりをもって(豊か)に捉える
子ども、家族に関連する(社会現象)などに感心を持ち、的確に把握する姿勢をもつ
対象の最善の利益を守る努力を惜しまない(専門職)としての自覚がある
専門的な知識、技術に裏打ちされた看護を行う事ができさらに(追求)できる
対象の(ポジティブ)な面を捉える視点を忘れず、持てる力を引き出す事が出来る
自らの価値観を明確に出来ると同時に対象の価値観を(尊重)できる
対象の体験している世界に感心を持ち(気持ち)に寄り添う
子どもや家族とともに(看護師)として成長出来る

新生児・乳幼児の養育および看護
新生児期(生後4週未満)は子宮内の生活から外界に適応していく
乳児期は(生後1年未満)はの身体的・知的機能の発達が著しい
    情緒や社会性の発達の基盤となる家族との精神的な(きずな)を結ぶ時期である
幼児期は(生後1年以降)から(就学前)までの社会生活を送る上での基本的能力を獲得する時期

《小児の栄養の特徴》
①絶えず成長発達していくための栄養素とエネルギーが必要
②代謝が盛んであるため、体重に対する栄養の摂取量が成人より多い
③発育の過程に伴い食べ物の形が変化する
④年少児では未発達の消化吸収機能・腎機能などへの配慮が必要
⑤自分で栄養上の考慮ができないため他者に大きく依存している

乳首種類⇨丸穴 S:0ヶ月 M:2,3ヶ月 L:MSで時間かかるとき
     スリーカット:2.3ヶ月~
     クロスカット:果汁用

《咀嚼機能の発達》
◉捕食⇨咀嚼⇨嚥下
新生児期:哺乳反射、舌の前後運動
5~7ヶ月:随意的になる
→哺乳反射による動きが少なくなって来たら離乳食開始
5~7ヶ月:嚥下反射が出る位置まで送る事を覚える(姿勢を少し後ろに傾ける)
7、8ヶ月:口唇を閉じたまま顎の上下運動、食べもの取り込み下と上あごでつぶす動き覚える
      (下唇に載せ上唇閉じるの待つ)
9~11ヶ月:歯ぐきの上でつぶす事をおぼえる、咀嚼運動(歯茎で押しつぶせるかたさ)
12~18ヶ月:咀嚼運動の完成、一口量覚える、手づかみ食べ

《食事習慣のしつけ》
①食事に(集中)できるように(けじめ)つける
②食事は(コミュニケ-ション)の場である
③食生活の(リズム)をつくる
④望ましい食事(行動)を学ぶ
⑤栄養の洪水をさけ(変化)と(刺激)をつける

《排尿援助》
乳児:大脳皮質の発達未熟、膀胱容量(70-90ml)と少なく、排尿は不随意
1歳6ヶ月頃:(延髄)による無意識の排尿抑制
2歳:(大脳皮質)で尿意と知覚、随意的排尿へ
3~4歳:夜間のおむつはずれる

《排便援助》
直腸内圧の上昇(40-50mmHg)以上で(延髄)の排便中枢
幼児期になると(大脳皮質)で便意感じる
4歳半~5歳で紙を使って後始末できる

《トイレトレーニング》
①準備期
 おむつ交換による快・不快の感覚が育ってる
 養育者との間に愛着形成がなされている
②導入期
・開始の目安
 1歳半~2歳頃
 一人で歩行が可能
 言葉をある程度話し、数語理解する
 排尿感覚が1~2時間あくようになる
・導入手順
 トイレやオマルに誘導
 放尿感,視覚的認知、聴覚的認知学ばせる

《衣服条件》
①保温性、吸湿性、通気性
②洗濯しやすい
③活動や運動妨げない
④着脱が容易
⑤子どもの喜ぶ色、デザイン

《清潔援助》
4~5歳で一人で上手にできるようになる

☆歯の健康
①正しい歯磨き
②食事と間食の規則的リズム
③何でも良く噛みよく食べる
④フッ素等による予防措置
⑤定期検診
1歳ころより歯ブラシ、3歳頃からこどもにもたせる

《子どもの感染予防と体力強化》
早期の感染予防行動の獲得
子ども自身の自衛的体力強化が必要
心身の鍛錬、予防接種による能動的免疫獲得の確保が課題

学童:
小学校入学から(第二次性徴)現れる前
一般的には(6歳~12歳)まで
思春期
(第二次性徴)の発来より

《身長測定》
・小児の骨格や筋の成長、発達状態、身体バランスを評価する
・栄養状態の評価
・疾病や以上の早期発見、治療効果の判定
⇨腸骨稜を結ぶ線と移動版を平行
 おむつをあてて不意の排尿に備える
 頭部と肩を抑制、下肢を伸ばす
 耳孔と目を結んだ線が足底版に垂直になるよう頭部固定
 移動板と足底を直角に
 測定値は小数点第一位まで

《体重測定》
・小児の成長・発達状態や、栄養状態の評価
・疾病や異常の早期発見
・栄養の必要量、水分量、薬剤の投与量の算出
・浮腫や脱水の病状経過の把握、治療効果の判定

《頭部・胸囲測定》
・小児の成長発達状態や栄養状態の評価
・疾病や異常の早期発見

頭部⇨後頭結節と前頭結節
胸部⇨乳頭直上部~肩甲骨直下(呼気と吸気の間に)

《清潔の目的》
・全身及び皮膚の感染予防
・全身及び皮膚の観察
・新陳代謝の促進
・血液循環を良好にする

⇨38~40℃の湯温
 部屋は25℃前後
 使用物品を配置しておく