疾病:脳内科テストまとめ | 看護学生時代の勉強ブログ。

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†認知症 
中核症状:記憶障害、失行失認、失語、統括遂行能力障害
周辺症状:幻覚、妄想、性格変化、不眠、せん妄
・アルツハイマー方は周辺症状が多く、神経徴候や基礎疾患がない

†脳梗塞 
TIA発作(20-30%、2日以内)
意識障害と構音障害は場所にかぎらず出る症状
⑴総内頸動脈(大脳半球)→中大脳動脈、前大脳動脈
⑵椎骨動脈(脳幹、小脳、後頭葉)→脳底動脈、後大脳動脈
・右内頸動脈領域→対側の半側空間無視、病態失認
・左内頸動脈領域→ゲルストマン徴候(左右失認、手指失認、失計算、失書)
         失語,失読
・物品呼称20個できれば失語じゃない

†左方への共同偏視、右上下肢の弛緩性麻痺病変部位は→左大脳半球(テント上左側)にある
 右方への共同偏視、左顔面・左上下肢麻痺→右大脳半球にある
 左方への共同偏視、右肩麻痺、左内頸動脈に陰影、血液検査異常なし、心房細動あり→心原性脳塞栓症

†JCS
・閉眼、呼びかけに反応無し、大声でゆすると開眼、すぐ眠る→Ⅱ-20
・閉眼、呼びかけに反応無し、痛み刺激に払いのけ開眼、すぐ眠る→Ⅱ-30
・閉眼、呼びかけに反応無し、痛み刺激に払いのけしたが開眼しない→100
・閉眼、呼びかけに反応無し、大きな声で揺するも応答無し、痛み刺激で払いのける→Ⅲ-100
・呼びかけると開眼、応答無し、開閉眼できるが右握手できず、左手は動かせる
 →話す事が出来ないのは運動性失語か重度の構音障害の為である
・言葉は出るが間違いが多い→感覚性失語

†脳炎
・単純ヘルペス脳炎が圧倒的に多い

†脱髄疾患
⑴中枢→多発性硬化症
:急性、亜急性。再発と寛解を繰り返す
;時間的空間的多発性(有痛性硬直けいれん、視力障害、知能低下、運動失調)
検査:髄液検査で免疫グロブリンが増加、MRI検査結果に異常
治療:インターフェロンやステロイド投与

⑵ギランバレー症候群
・主症状:急性、筋力低下と四肢の末梢感覚障害
・約60%腸炎、咽頭炎等の先行感染がある
・髄液検査で細胞数はあがらずタンパクが増える
・治療:⑴血漿交換⑵免疫グロブリン
   *副腎皮質ステロイドは無効

†筋ジストロフィー
・特徴的な症状:登はん性起立、腓腹筋仮性肥大、

†変性疾患:原因不明で神経細胞が脱落する

◉系統萎縮
⑴筋萎縮性軸索硬化症(ALS)
:上位下位運動ニューロンが侵される、男に多い
:四肢遠位部の筋力低下から近位部に及ぶ
:3-5年で呼吸筋力低下で死に至る
・眼筋は保たれるので瞬き、視線移動によるコミュニケーションの習得が重要


⑵パーキンソン病(PD)
:錐体外路系徴候を示す疾患
・安静時振戦、筋固縮、動体緩慢、姿勢反射障害
:CT、血液検査異常なし、心筋シンチグラフィーだけ取り込み低下がみられる
:Lドーパ薬

◉多系統萎縮
①シャイドレージャー症候群(脊髄小脳変性症)(SDS)
:運動失調を主な症状(ふらつき、ろれつ、排尿障害)
: 起立性低血圧などの自律神経症状が多い
:大きないびき、30-60代男性に多い
:発症から5~7年で死にいたる
②線条体黒質変性症(SND)
:多系統萎縮症であり、自律神経症状と小脳症状


†小児てんかん
発作誘因:睡眠不足、テレビゲーム、発熱、抗てんかん薬の中断、入浴、ストレス、反射テンカン
     *水泳など運動は誘因にならない!
†成人てんかん
発作誘因:睡眠不足、飲酒、月経、抗てんかん薬の中止

†腰椎穿刺による脳髄液採取
・正常な脳脊髄液は透明である
・禁忌:脳腫瘍などで随圧上昇が疑われる場合(うっ血乳頭がないか眼底検査する)
    穿刺部の感染、出血傾向または抗凝固療法中
・側臥位または座位

†デュシェンヌ型筋ジストロフィー
・筋肉が壊死と再生を繰り返し萎縮する
・男子のみに発症、
症状:筋萎縮,ふくらはぎの仮性肥大、不整脈
・血液検査ではクレアチンキナーゼが高値