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美容家 渡邊あかねです。
昨日、NHKのあさイチで『親が心配〜親の恋愛・再婚』
という特集をしていたんですよね。
で、結論は、子供（特に娘）が心配しているのは
親、というより、『親のお金』っていう事でした
自分の親が、離婚ないしは死別で独り身になる事はあるわけで
残りの人生を前向きに生きるために、新たなパートナーと
過ごす選択も、もちろんあるわけで…。
そうすると、子供としては、親が天に召された場合
本来なら自分の所に丸々来る予定だった財産が
再婚相手に1/2行ってしまうので
目減りしてしまうわけなんです。
もう大人なんだし、自分も結婚しているなら
親のお金なんて、アテにしなければいいのに…。
と、テレビを見ながら思ってしまった
ある女性と付き合っている事を嫁いだ娘に言ったら、
ハッキリと「お父さんが死んだ時、相続する分が減る
」
と怒られて「結局、お金なんだ…」とショックを受けた
という男性もいました。
視聴者から来たFAXも、
「母が年下の男性と付き合い次々とお金を使ってしまう、
こっちが言っても、いい人だから、と言って聞く耳持たない、
目を覚まして欲しい」など。
確か、その方の母というのは80代なんです。
うちの旦那（71歳）に言わせると、
「そんなの金目当てだって分かってるんだよ。
でも生きてる間に一緒にいてくれれば、
それで本人は幸せなんだから、別にいいんだよ。
娘の金でもないのに、いちいちうるせーんだよ。」
だそうで
例えお金目当てでも、残りの人生に
彩りを添えてくれれば、いいのだそうです。
あ、うちは22歳差ですが、お金目当てじゃないです
結婚した時は、旦那は5◯歳
（歳を若く偽っていたので40代だと思っていた）
無職で借金もあった上に義母との同居もあったので、
私の両親が反対しました。
（今は年金収入あり、借金も返済）
旦那の2人の息子は、結婚も後で知らされたんだと思う。
実家に帰ったら、いきなり自分と年があまり変わらない女と
ちっちゃな子供（私の連れ子）がいて
さぞかし驚いた事でしょう
でも、それを知っても、特に反対も何もなかったので良かった。
私、いくつになっても恋をして、男と女でいていいと思うんです。
子供から見ると「いい年して
」とか「金目当てよ」とか
思うのかもしれないけれど、
本人はもっとピュアな気持ちだと思う…。
残りの人生が少なくなってきたら、
本人が好きな様に過ごさせてあげればいい。
「お金が無くなったら、介護のお金はどうするの」
なんて言うのは、あまりにも恩知らず。
この世に生んで育ててくれた親なんだから、
感謝の気持ちを込めて、喜んで自分のお金で最期まで面倒みればいい。
自分が親になっていたら、自分が子供に注ぐ無償の愛やお金を
親も自分にかけてくれていたんだ、と気付くはず。
介護費用は残してよ、とか、財産残してよ、
なんて気持ちでいたら、親は悲しむと思います。
余談ですけど、相続争いに発展するケースは
5000万以下が一番多いのだそうです。
5000万以下で残された身内が争って
バラバラになるなんて、なんか切ないですよね…
だから、お金を残さず、この現世で使い切ればいいんです
特に財産をアテにしている子供（特に娘息子の場合は嫁
）がいる場合は
ドロドロする可能性があるので、
この世で綺麗さっぱり使ってしまいましょう
ヘタに残すと、残された人がお金によって不幸になります。
少しでも残してあげたい、なんてのは、子供をダメにするだけ。
成人したら、親に頼らず自立させるのが、
親の役割であり義務であると、私は考えます。
普通は親が先に天に召されるもの…子供は残るのです。
親がいなくなっても、きちんと生活出来る様に育てなくては。
自立している子供なら、親が恋愛しようが、お金を使おうが
文句は言わないでしょう。
親のお金 ＝ 自分のお金 だと思っているから
親の恋愛に口を出すんですよ
