渋谷駅で、出口社長と別れて
ホームを歩いていたら、見覚えのある男性が
向かいから歩いてきた。
まぎれもなく、あれは、別れた旦那(二番目の)。
こっちはサングラスを掛けていたから
向こうは気付かなかったけど
背中を丸めて、申し訳なさそうに
トボトボ歩く姿に間違いはない。
私は気になって、後を追ってしまった。
まだ、東京にいたんだ。
でも、今の時間に渋谷を歩いてる
って事は、前の会社は辞めたんだ…。
娘も中学になったから、写真も見せたかったし
彼のご両親も元気か聞きたかった。
とても、いい人たちだったから。
しばらく彼の後を歩いたけれど
途中でやめて、声も掛けなかった。
終わった男に声を掛けて、
私はどうしようというのだろう。。。
懐かしさが込み上げたけれど、これでいい。
万が一、またすれ違って
向こうが気付いて話し掛けてきたら
その時は、話せばいい…。
そう思って、私は反対の方向に
歩いて行きました。
ポチッとクリックお願いします