アスラビットのブログ      . -29ページ目

 お越しいただき、ありがとうございます。

 来週の重要商談×2本に向けて、ランチビークルの製造と販売をお願いする予定の会社と打ち合わせをしてきました。

 自分的に感慨深かったのは、改良版ランチビークルが量産できる事が判った事に引き続き、その見積もりが、ようやく完成した=改良版ランチビークルに値段が付いた、という事です。

 ここまでくるのに、当初の甘ちゃん計画と比べると、軽く1年半は余計に時間がかかってしまいました。
 
 ビジネスを舐めていたつもりはなかったのですが、まあ、時間が余計にかかったにせよ、ここまで漕ぎ着けられて良かったという感じです。この消費時間の長さは、現状の自分の実力値だと思います。

 重要商談のうち1件は、協力会社も現在、継続的な取引関係が築けていない法人様ですので、ヤル気を出してくれております。

 ようやく色々な歯車が噛み合いだし、物凄くゆっくりではありますが、車輪が最初の一回転を刻み始めた、・・・かな?、という感じです。

 プレッシャーは凄いものがありますが、もう開き直って、このとてつもない日々の緊張感を楽しんでやろうかと思っております!

 今回はこの辺で。
 
 宜しかったらまた、覗きに来て下さい。

 お越しいただき、ありがとうございます。

 今日、電車の中でノートを開いて、浮かんだアイデアを書き留めていたら、20代後半と思われる若者が、明らかに私を見て、笑っていました。

 何か、髪の毛が逆立っていたり、口の周りにケチャップでも残っていたり、社会の窓が開いていたりするのか?と、頭を触ったり口の周りを拭ってみたり、あげくは股間を凝視したりしてみたのですが、どこにも異常は見当たりません。

 他の理由はいくら考えても思いつかなかったので、どうやら若者は、私がアナログなノートにアナログに書き込みをしている姿が時代錯誤に感じて、笑っていた(ばかにしていた)ようなのですね。

 おっつぁんは、今どきスマホやタブレットも使いこなせないのかよ、昭和だねぇ、といったところでしょうか。

 ここで若干の負け惜しみも込めつつ、その若者に反論を試みますと、スマホやタブレットでは、アイデアを練っている時によく需要が発生する、図版類の描画作業には圧倒的に向かないと感じています。

 今回はランチビークルの形状案が浮かび、図をラフに書き込んでいたのですが、この手のドローイング作業は、現状ではスマホはおろか、タブレットでも難しいと感じています。

 そこには解像度の問題が2重の意味であると考えています。

 1つはディスプレイの解像度の問題で、タブレットとかの大型ディスプレイでも、今ちょっとググった感じだと、iPadで横2,048ピクセルですよね。

 それに比べてハンドフリーで書いている時の感覚では、ノート1ページ、B5程度の面積でも、横2,540ピクセル以上の精度感で書き込みが行え、しかも細かい書き込みも表示拡大したりして行う必要もないので、画面をスクロールしたりする必要も無く、全体像を常に一望しながら作業出来ます。

 おまけにですよ、生きてる間、1回もバッテリー残量を気にすることなく、表示し続ける事が可能なのは凄いです! ノートの見開きなんて、マルチスクリーンみたいなもんですしね!

 そしてもう一つの意味での解像度は、書き込む時の入力解像度ですね。

 ハンドヘルドの端末だと、マウスやトラックボールでの入力は難しいので(前にはブラックベリーみたいのもあったけど)、今のスマホやタブレットはタッチ入力がほとんどですが、そんな指先でなぞる入力では、図面的な細かいドローイング作業はお手上げです。

 その点、シャープペンなどは、指先比で、恐るべしセンサー感度と解像度で、線を紙に入力してくれます。

 さっきのバッテリーの話といい、こういうデジタルツール視点からアナログツールを見直すと、メッチャ性能がいい事に気づきますよね。・・・あれ、そう思いません?

 そんなわけで、ランチビークルのアイデアは、間違いなく手書きの世界で、手書きのメリットを活かして生まれて来たものです。

 もし世の中にノートとシャープペンが無くて、タブレットだけあてがわれていたら、自分はいまだに今のランチビークルのアイデアには到達していなかったと断言できます。

 自分はタブレットを持ってないので、紙のノート以外だとPCを使うのですが、PCは役割としては、ノート上でまとまったアイデアを、仕様図や説明資料といったフォーマットに落とし込む際の「清書マシーン」ですね。

 紙のノート上で練り上げた成果物を、電子端末上でクリーンナップする感覚ですね。そこに付加価値、プラスアルファの要素はあまり付いてきません。自分の場合。

 電子入力では、なかなか知的創造をするのは難しい、というのが個人的実感です。

 まあ、プロのイラストレーターが使うスタイラスペンとかのような、立派な入力機器を揃えれば、また話は別なんでしょうけれども。
 
 というわけで、自分の中では「ノート→創造ツール」、「電子端末→消費ツール」と位置づけており、上記の解像度問題が解決するまでは、紙のノートが不要になる事はないと思っています。

 若者よ!ノートを笑うなかれ! もし君が、何かの創造者になりたいのなら!

 年寄りの説教みたいになってきましたので(汗)、今回はこの辺で。

 宜しかったらまた、覗きに来て下さい。

 お越しいただきありがとうございます。

 夜中の11時過ぎ、ぽっかりおなかが空いてしまい、今食べると太ってまうな~と思いつつ、チキンラーメンをおいしくいただきました。 こんな時インスタントラーメンって、ほんとに偉大な存在です。

 チキンラーメンは、1箱ドカンとまとめて頂戴したものです。
 
 夏の終わり頃でしたか、もし受賞できればランチビークルの宣伝になるかと思い、故・安藤百福氏の財団が主催している、食生活の向上に貢献する研究・開発を表彰する賞に、応募していました。

 残念ながら2012年の間は、ランチビークルはさしたる実績も残せず、当然ながら入賞はならなかったのですが、「今後も継続してよい研究開発を続けて下さい」、というような意味合いで、参加賞といいますか、残念賞のような位置づけとして、チキンラーメンをいただいたのです。

 ご存知の方も多いと思いますが、安藤百福氏は世界初のインスタントラーメン(チキンラーメン)を開発した、日清食品の創業者でございます。

 安藤氏も、自分がとても尊敬する人物のお一人です。

 保存が利く麺の製造法を、奥さんが天ぷらを揚げているのを見て思いついたという逸話がありますが、天ぷらも麺も、それぞれ自体は、インスタントラーメンが発明される遥か昔っから、すでにあったものです。

 どちらもありふれた物でありながら、その二つを掛け合わせようとは、誰も思いつかなかったわけです。

 チキンラーメン発売後、すぐに100を超える類似品が日本中に出現したというのですから、(まあ、まずい粗悪品も随分あったのでしょうが)製造技術自体は(暴論ですが)そんなに難しい事をやったわけではなく、着想の勝利だったという事でしょう。

 この、「誰もがすぐに真似出来るほど簡単で、にも関わらず誰も思いつけていなかった」発明というのは、ある意味、多くの人にとって難解で仔細が理解出来ないような専門性の高い発明と比べて、誰もが簡単に活用(複製とも言えますが)出来る点で、より波及性が高いといいますか、社会への貢献範囲が広いように思います。

 ips細胞の研究も物凄く有益なものであり、自分や家族に何か健康上の問題が発生した際には是非、当てにしたい技術ですが、日々の空腹を埋めてくれるインスタントラーメンの方が、より日常的にお世話になる機会が多い、とでもいいましょうか。

 ましてやカップヌードルなどは、よりおいしくするための工夫の数々(麺を速く湯戻しする為の諸々の工夫やフリーズドライ技術の採用など)をここでははしょって、もの凄く乱暴な極論をいいますと、インスタントラーメンをカップに入れる、という着想が出来た時点でもう、コンセプトの全体像が決してしまった、ウルトラシンプルな理屈なわけです。

 チキンラーメンで「揚げ麺」を着想した事以上に、カップヌードルの「容器に収める」という着想は、シンプルかつ誰にでも思いつき得る、誰にでも商品化するチャンスが「揚げ麺」の時以上にあった着想と言えます。 類似品が100以上出たくらい、インスタントラーメンを作っていた会社があったわけですから。

 しかも時間的には、チキンラーメンからカップヌードルまでは13年もあり、何故その間、誰もやらなかったのか?と、カップヌードルが当たり前になった今となっては、後出しジャンケン的に、つい思ってしまうわけです。

 しかしカップヌードルに関しても、実際は安藤百福氏が発明されました。

 「揚げ麺」を思いついた安藤氏の着想力は、まぐれでも、偶然でも無かったわけです。

 そんな、見たり聞いたりした後には「何だこれ、すっげぇシンプルじゃん。これなら私も思いつくチャンスは十分にあったな」ですとか、あるいは「なんだこれ簡単な事じゃん。これなら今日からでもすぐ、真似が出来るぞ」となるような、でもそれまで誰もやれていなかった、という発明こそが、個人的にですが、着想するには難易度が高く、また貢献範囲も広いものになると考えておりまして、ランチビークルはまさにそんな存在になる事を目指して開発しています。

 ランチビークルも、既に世に定着している「クレーン技術」と「ポリエチレン製レジ袋」を掛け合わせるという発想が出てきた時点で、もう全体像が決したといえるシンプルな着想であり、誰もが「見ただけで」すぐに真似でき、それでいてレジ袋が一般的になってから30年余、(少なくとも特許出願・商品化という観点で)誰もやらなかった考案だと、手前味噌ながら思っています。

 尊敬する安藤氏の、爪の先くらいの存在にでもなることが出来るか、安藤氏に思いを馳せながら、空いたお腹をチキンラーメンで満たし、ランチビークルの資料作りを行いました。

 今回はこの辺で。

 宜しかったらまた、覗きに来て下さい。