お越しただき、ありがとうございます。
昨日、大手法人様へのプレゼンがあり、改良版のランチビークルに、幸いにもご評価をお寄せいただき、ついては2案件を今後検討していただける事となりました。 思わずこぶしを握り締めております。
さて「開発」のこれまでのあらすじですが、ヒューマン・エラーを防止するため、「ブリッジタイプ」の把手の長さをどんどん左右非対称にしていった結果、ついに把手の一つは退化し、把手はシングルになった、という話をしておりました。
そしていよいよ今回の改訂で、片方の把手は完全に消え去る事となってしまいます。
以下の「試作サンプル変遷」写真をご覧下さい。サンプルが時間軸に沿って、上から下へと並んでおります。

前々回では上から3番目のところまでお話しましたが、切り欠き部分はいずれもマチ(ポリエチレンの生地が内側に向かって折り込まれているところ)の山折り部分が含まれるように設定されています。
これは従来のレジ袋での作法にならっているわけですが、そうする事で、把手として機能させる時に指や手のひらが突っ込める「抜け穴」を生成させるわけです。
しかし今回の場合、この短くなった一方は、もはや「把手」としては機能しないわけですので、成形的にはもう、極論を言うと、穴だけが開いていればOK、という事になるわけです。
そんなわけでその「穴」の配置を、サンプルを何枚か作る中で、あれこれ自由に移動させてみました。
マチの「山折り線」上から、色々と旅をさせてみたのです。
そんな試行の中で、しっくり来た形状と位置は、写真の一番下のサンプルのように、平面図上で半円の切り欠きとし(開くと円形になる)、位置はこれまでから少し下がり、山折り線上に乗っからないようにしました。
実は「この時点において」は、写真の3番目と4番目のサンプルは、本質的な使い勝手等の面では、さしたる違いはありません。
穴の位置や形状が、「何となく収まりが良かったので」4番目をよりベターなものとして位置づけていたに過ぎません。
しかしこの、「山折り線上から離れた」事が、次の大きな改善を思いつき易いものとしてくれました。
しかしこの時点では「これでいける!」と踏み、この案で再び売り込みをかける事としました。 果たしてどのようなリアクションが取れるものか…。
今回はこの辺で。
次回の「開発」は、「コンビニ本部に直談判!」の予定です。
宜しかったらまた、覗きに来て下さい。
