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私はアスペルガー症候群でしーた♪-あすぺさん160

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■私と絵(1) -なんで怒るの?!-


■私と絵(2) -何を描いたらいいの?-


■私と絵(3) -自由気ままが「薬」-(マンガのみ)


■私と絵(3) -自由気ままが「薬」-(本文のみ)


■私と絵(4) -なんだか運が悪い-(マンガのみ)



■私と絵(4) -なんだか運が悪い-(本文のみ)


■私と絵(5) -最後の絵の教室-






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前回、大好きなおばあちゃんの最後の絵の教室で、おばあちゃんを描きました。








それから、間もなかった頃だったと思います。








ある日、どんな理由だったか、もはや忘れてしまうほど些細なことで、母に叱られていました。


いつもなら、黙って怒られているところだったのですが、その日はあまりにもボロクソに言われました。








ほんまに、あんたは何をやってもダメな子や!


何一つええとこなしや!










延々と言われ続けて、悲しくなりました。








いつもの事だとは言え、自分はそんなにもダメな子なのか…


何をやってもダメな子なのか…








思い返せば、学校でも家でも近所の友達の中でも、どこへ行っても、自分は人よりも劣っていると感じることばかりでした。








正直なことをいえば、そんなことをことさら言われなくっても、自分が一番よくわかっていました。








自分は何をやっても人並み以下で、ダメな子。





そんなこと、言われなくても、自分が一番知っている。








怒られている本人が、身にしみて一番わかっているんです。





そんな自分がイヤでも、


毎日、毎日、辛い思いをして生きるしかなかった…。





学校では先生に怒られ、家では親に怒られ、外へ出れば友達にいじめられ…





行く先々で、みんなに、


「お前は何をやってもダメな子」


だと思い知らされる。








そんな私に、たった一筋の光が「絵」だったのです。


祖母の絵の教室と3年生の担任の先生おかげで、「絵だけはダメじゃない」と自信をもてたのでした。








私だって、できることはあるもん!


何にもできないダメな子じゃない!!





そう心の中では叫んでいました。



そして、母にそれをわかってほしくて、泣きながら訴えました。





「そやけど…、そやけど…、絵だけは上手なったって誉めてくれたやんか…」








私にとっては、最後の望みでした。








けれど、母としては、しょんぼりとして反省しているほうが気分がよかったのでしょう。(この辺が、"空気が読めない"といわれるところなのでしょうね。)





そばにあった祖母の絵を取り出して、








「なんや!こんなもん!(背景の水玉をさして)こんなごまかしばっかり、うまなっただけやないか!!」








と怒鳴ると、いきなり絵を真っ二つに引き裂いてしまったのです。








その瞬間…


目の前で起きたことが信じられませんでした。








自分の描いた大切な絵が…


しかも、私の大好きなおばあちゃんの絵…








それが、私の目の前で、ボロクソに言われて、真っ二つに引き裂かれたのです。








絵が引き裂かれると同時に、


私の心も引き裂かれた気がしました…




















…すみません。


書いてて、あまりにも辛いので、


今日はここで終わりにします。








あすぺちゃんは


毎日、毎日、


行く先々で


「ダメな子」だと


思い知らされているのです


せめて、


あなたの前だけでも


辛い思いをさせないでください。


お願いします。



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