その日何をするか予定を立てる
日々退屈で暇を持て余して居る人は、その日に何をするか予定を立てていない事が多いです。
かく言う私も、その日に何をするか予定を立てていない時はその場で勉強や読書をしようと思っていてもあまり実が入らず、結局ダラダラと過ごしてしまい一日が終わったときに「今日はあまり実りが無かったな」と感じる事があります。
やはり人は目的や目標が無いと行動に意識が向かず漫然と過ごしてしまうのでしょう。
そんな漫然とした人生を歩むのが嫌なときに大切なのが「予定を立てる
」ことです。
予定とは「今日は○○をやる」という単純な物で良いのです。
それを無理の無い数、時間で一日に割り振りどの程度の達成度にするかを決めます。
難しく考えず、「朝は読書で10ページ」とか「買い物は行って帰って1時間」とか予定されている事に対して目標を足す感じです。
そのほかには、「ご飯を食べる時はゆっくり味わう」「知らない言葉を調べる」「普段意識していないことを意識する」など普段であれば無意識にやり過ごしてしまっている事に対して意識を向けることでも構いません。
ここで大事なのは「自分で決めた事をやる」という事なのです。
自分で決めた事をすると満足度が上がる
人は自分で決めた事をやりきると達成感を得ます。
逆に人に決められた事をやるのには抵抗感がありやらされていると感じるとストレスになります。
分かり易く言えば、仕事でも上司に言われてやる仕事は気分が乗らずストレスを感じて面倒くさいと思いますが、自分がやりたいという仕事であれば時間を忘れて没頭するようなものです。
何となく分かって頂けたでしょうか?
そういう人の心理も働くため、例え小さくても自分で決めた事をやることは達成感や自己肯定感を上げてくれるのでお勧めです。
ただし、予定といっても一日ビッシリと立てまくれば良いという物でもありません。
何故なら、ビッシリと予定を立ててしまうとちょっと他の事に時間を取られてしまうとあっという間に予定が崩壊してしまうからです。
そうなると予定を遂行できないイライラがストレスとなり逆効果となってしまいます。
だから小さな予定をいくつか立てて、そこに達成出来そうなもしくは達成出来るかどうか微妙なレベルの目標を立てるのが良いのです。
人は出来て当たり前の事をしても喜びません。
ですが、できるかどうかギリギリのことが出来たときは幸せホルモンが分泌されて達成感に満たされ楽しくなります。
その小さな積み重ねが一日に充実感をもたらし、日々の生活に刺激を与えて人生を楽しめるようになるのです。
小さな事から慣れて行き、それを習慣化させながら人生の目的や大きな目標を立ててそれに向かって小さな目標を達成していけば、失敗もするけれどそれ以上に刺激的で満足のいく人生になっていくことでしょう。
人生で一番多い後悔は「挑戦しなかったこと」です。
あの時ああしておけばよかった、もっと挑戦すればよかったという後悔は時間が経ってしまうと取り戻せません。
それを実行できるのは「いま、ここ、自分」だけです。
早速「いま」から、小さな予定を立ててみましょう。
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)