中山美穂、キム・ジェウク
小説家である主人公は同じ小説家の夫を越えて、離婚してひとりで生活して、学校で教えることに。飲み屋で自分の大事なペンを無くし、そこの韓国人の店員に探してもらう。狭い部屋に住んでたその店員に家にも間借りさせて、新しい小説つくりを手伝ってもらう。家の本棚もきれいな色に分けて整理してもらう。しかし自分はアルツハイマーであることを白状する。記憶を失う恐怖を発して、それがきっかけでふたりは関係をもつこととなる。しかし若い彼のために、元夫の力を借りて施設へいくことにする。彼はそれを自分勝手だと反論する。しばらくたち、彼も小説家として成功して、住んでた家を訪問し、図書館になって自分の並べてある本を眺める。そして施設に行き、表情を変えない車椅子の彼女に寄り添い、ふたりの小説を作るときに録音した音声を聴かされる。
★4
中山美穂の人生にもオーバーラップするような感じのストーリー。ひとり生き、病に終わってしまう。