山田裕貴、松本まりか

最初一回賞を取ったが売れない小説家。内縁の妻の浮気を疑い、アルバイト先にも殴り込みにもいって別れてしまう。そこに彼女の相談をしていた先輩の奥さんと子供が別れたため家を一時的に借りに来る。彼女とも別居のように住んでいたプレハブで主人公は寝泊まりをし、家には先輩の奥さんと子供が住む。隣りからは飼ってる鳥の鳴き声が響く毎日。子供は学童のため友達とも遊べず、主人公は気にかけてあげて仲良くなっていく。母親の方は子供が寝ると、寂しくて遊びにでかける。3人で海にいった際にできたクラゲの傷を主人公は話して、その母親は傷口をなめて、ふたりは関係をもつ。期待させないでと拒絶したりもするが、結婚してないけど、こんなプレハブとの別居を続けていくのもいいんじゃないかと提案する。いい関係の主人公と母親と子供。何か起こりそうな雰囲気のストーリーで、官能的なシーンも多い映画。

★6

結婚のような形をとらなくとも、自然な形でいられるのは幸せではないかなと。相手の先の見えないことによる拒絶もありながらも、いい感じはつくれていく。