岡田健史(水上恒司)、阿部サダヲ。

人の良い感じのパン屋さんが、23人のまじめな男女の高校生を拉致して、爪をはぎ、拷問して殺していく。逮捕されたが、中学生の頃通っていた青年に9つめの殺人は自分が犯人ではないので、突き詰めて欲しいと頼む。青年は三流の大学になじまずいたが、昔のなじみの女性と打ち解けていく。調べていくと、殺人犯がふたりの子供に傷つけあわせていたそのひとりが犯人とわかる。青年の母親は殺人犯と仲よかったため、青年は殺人犯の子供ではないかと思い始める。すれ違ったサラリーマンとぶつかり、クビをしめるところまでいくも、自分はそんなことはできないと気づく。殺人犯は家庭環境が悪い人に信用させて利用していき、関わった人はすべて利用していってることを青年は説明し、9つめの殺人もしむけたことを明かす。ラストは彼女が爪に対して執着性をみせる。

★7

作り方はいい映画だが、残虐シーンあり。不思議な感じがあるのはいい作品。信用させて、関わる全ての人を利用していってる犯人のすごさ。