藤原竜也、松山ケンイチ。

刑務所あがりの青年を田舎の島に就職させようと連れてくるが、その人は殺されてしまう。犯人は島をうろつき、娘をさらわれたと思ったいちじく農家の主は、親友、警官になった幼馴染のいる前でつきとばし、犯人は死んでしまう。島はいちじくで再生しようとしていて、そのために犯人の死体を隠すことにする。しかし、犯人に殺された人の死体が発見され、県警が捜査にやってくる。島に国からのお金をもらおうとしていた町長は、死体に気がつき、島のために犯人をいちじく農家の親友になすりつけようとするが、島を想う老人がそれに怒りをぶつけ町長にやられ、さらに町長を親友が殴り殺してしまう。島のみんなで隠蔽していこうとするが、嘘をつけないと、幼馴染の警官は自分のせいにして自殺してしまう。ラストはいちじく農家の畑に犯人の死体があるとみんなにメールがやってきて、いちじく農家は自首することに。結局、妻や子、農家の成功と全てうまくいってる嫉妬におとしいれていってる親友。いちじく農家もそれをラストは知っていた。

★4

ストーリーは平凡で、ラストのどんでん返しは思ったほどではなかった。島のためという、犯罪をも越えることは、やはり田舎では大なり小なりあり得ることである。田舎のみんなの強さはわかるし、感傷的になってしまう。