永野芽郁、石原さとみ

母親を亡くして、自分のために母親を作ってくれたが、仕事を辞めブラジルへ行く父親に対して、新しい母親と主人公は日本に残ることに。新しい母親は愛情をすごくそそいでくれて、父親への手紙は送らずにしまいこむ。そしてピアノを習いたくなり、お金のない母親はピアノをもてるお金持ちと再婚する。そのお金持ちも主人公に愛情をそそぐが、狭苦しく感じた母親は出ていく。そしてまた新しい父親を見つけたと言って、母親は子供がいるとは言わずに結婚する。母親はまたいなくなり、その父親は料理を作り、成人するまで主人公を育てていく。笑顔が大事と母親に言われてた主人公は、誤解されながらも、好きな人とピアノを学び、父親のしてくれた料理の道をすすむ。好きな人は彼女がいたが、再会してふたりで料理の道をすすもうとする。反対する両方の親に、本当はピアノが人を幸せにすることと、彼氏はわかっていき、二人は結婚することに。そして今までの父親に挨拶し、手紙を止められていた本当の父親にも会う。最後に可愛がってくれた母親に会おうとするが、亡くなったことを知らされる。実は母親は奔放ではなく、病気のため、長く生きると誓ったこともあり、そっと見守っていた。自分は子供ができないため、本当に主人公を愛していた。最後は料理を作ってくれた父親が結婚式を見送る。

娘へのそれぞれの無償の愛。料理、そしてピアノもからませ、感動する。人生の生き方のひとつを見つけてくれる映画。

★10