「去年の冬、きみと別れ」
写真家の家で焼死した事件で、写真家が殺したということを証明して記事にしようとするジャーナリスト。気に入られ、鍵も預かるようになるが、自分の彼女が写真家に囚われてしまう。しかし写真家は彼女の意志だと解放を拒絶する。ジャーナリストが持ち込んでいる出版社の編集者は写真家の姉に入れこんでいて、ジャーナリストのことを報告する。まだ写真家と姉のふたりは虐待を受けていて、父親をその編集者と共謀して殺していた。そしてまた、ジャーナリストの彼女が写真家の家で焼死し、それを撮り続けていた写真家をジャーナリストと編集者は見つける。編集者は調べていくと、ジャーナリストは最初の焼死体の元彼であることがわかる。そしてジャーナリストは仕返しのために、写真家の姉を囚われている彼女と入れ替えたことを告白する。自分の彼女と言ってた女性は、自殺志願者にこの計画を頼んだものだった。その内容を本にして刑務所の写真家にも送り、編集者にも復讐を成し遂げる。姉が焼かれていたというどんでん返しのストーリー。
岩田剛典、斎藤工、北村一輝、山本美月
★★★★
法的に仕返ししなくて、本当に悪いやつに心の仕返しをしている。